スタッフブログ【さびうらびより】とーる一覧
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串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。
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第247回 ウミガメの甲羅磨き
海水温はまだまだ冷たい、と言うか冷たすぎる今日この頃
気温はやや暖かくなり過ごしやすくなってきたので、先日今年初のウミガメの甲羅磨きイベントを
行いました。
串本海中公園では自然海水をほぼそのまま使用しており、
なお且つ屋外のため、この時期のウミガメプールとウミガメの甲羅には海藻がわっさわさと茂ります。
まあ、別に甲羅の海藻はそのままでも大きな影響は無いのですが、見た目がアレですしお客さんに
大きなウミガメに触ってもらう良い機会ですので、この時期は定期的にこのイベントをやっています。

屋外ウミガメプールの水位を大きく下げ、空いたスペースにウミガメを引っ張ってきて
甲羅を掃除します。
この時じっとしていてくれる子は楽ですが、動き回る子の場合は大変です。
ウミガメは陸上ではバックすることは出来ないため正面から踏ん張って動きを止めるのですが、
ウミガメの力は相当ですから最早プロレス状態です。
このイベントの度にウミガメの動きを効率よく止める「ウミガメ固め」を模索していますが、
なかなか難しいものです。
最終的にはウミガメと一緒にこちらも移動しながら大急ぎで掃除しています。

こんな感じで1頭1頭ひーひー言いながら掃除しているので1日で全頭は到底終わりませんし、
この時期は海藻が良く生える時期なので数週間も経てば、あ~ら不思議元通りです。
まるで賽の河原のよう…
あ、因みにこの海藻は主にアオノリの仲間なので食べる事が出来ます。
ウミガメから肥料をたっぷり貰ってますから栄養満点な事でしょう。
何となく自分で食べる気は起きないので、今度来た実習生にでも…

甲羅磨きのイベントは4月と5月(たぶん)も予定していますので、ぜひお越し下さい。
by とーる
第242回 アオウミガメの産卵巣穴掘り(雄が)
今年の串本海中公園のウミガメ繁殖は、アオウミガメが数年ぶりに産卵した事もあり大盛況といった感じでした。
そして繁殖期がとうに終わった11月初旬、人工砂浜で珍事件が起きました。
人工砂浜では、繁殖期で無くてもたまにウミガメが上陸しています。
当然産卵のためでは無く、日向ぼっこなのか他のカメにちょっかい出されるのを嫌がってなのかは分かりませんが、
昼間でも砂浜でのそのそしてるのがたまにいます。
これは飼育下特有で、自然界では産卵の時以外はまず陸地には上がりません。
そして11月初旬のお昼頃
人工砂浜をふと見るとアオウミガメが上陸中→良くある光景
どうやら産卵巣の穴を掘っている→これもたまにある光景。産卵はしないけど掘るだけ掘っていくのがたまにいます
穴を掘ってるのは何故かオス→???
しっかりと穴を掘っていますし、オスの特徴である長ーい尻尾もあります
海中公園ではオスが上陸する事もたまにありますが、流石にオスが穴を掘るのは初めて見ました。
上に書いたように、ウミガメは自然界では産卵の時以外ほぼ上陸しませんので、オスはほぼ一生海の中にいます。
ですから、オスが産卵巣の穴を掘るなんてのは前代未聞です。
掘ってる様子はこんな感じ↓
ちなみに掘り方、穴の出来は完璧でした。
彼はどうしてしまったんでしょうか
何かに目覚めてしまったのか、でも掘った後一体何を産むつもりだったのか
もしくはイクメン的なやつで、出来るオスをアピールとか?
まあ、確かに君は全然交尾出来てないもんねがんばってよ
結局、あらかた掘ったら満足したのか掘りっぱなしで帰って行きました。
何をしたかったのかよく分かりませんでしたが、来年の夏は彼に注目です。
by とーる
第232回 環水平アーク
先日船を出して潜水調査をしていたら、空に変な虹が出現していました。

やや反った直線の虹です。
これは環水平アークと言うらしいです。
なにやら、雲中の氷晶に太陽光が屈折して起こる現象で、太陽の高度が58°以上の時にだけ現われるそうです。
やや気が滅入る潜水調査の前に良いものが見られました。
そして、これはこの調査に対する吉兆に違いない!なんて思っていたら

なんとまさしくその通りに
ここ数年で一番のコンディションの良さでスムーズに調査を行う事が出来ました。
この調査は、毎年海が荒れて延期したり海中の調査ポイントを見つけるのにものすごい苦労するのですが、今回は延期する事無く調査ポイントもあっさり見つける事が出来、大満足です。
いや~良かった良かった
珍しいものが見られて、調査も予定通り滞りなく終わるとは良い事ずくめです。本当に良かった。
まあ強いて残念な点を挙げるなら、そこそこ良い値段の私物の防水デジカメが水没してお釈迦になった事ぐらいです。
イヤーホントウニヨカッタヨカッタ…
by とーる
第228回 アオウミガメの超交尾
ただ今ウミガメプールでは交尾の時期を迎えおります。
あちこちでオスがメスにちょっかいを掛けては嫌がられているのを見ると、微妙な気持ちになります。
さて、近年当館のウミガメ繁殖には大きな問題が発生しています。
アオウミガメが産卵しなくなってしまったのです。
そもそも、ここ数年アオウミガメが全く交尾をしていないのが問題です。
うーん、ウミガメにも倦怠期があるのでしょうか。
そこで去年一昨年は餌を変えたり、ペアで隔離したりと色々と(余計な)お節介を掛けた結果、
今年は久しぶりに交尾をしてくれました。
いやあ良かった良かった、と思っていたら意外な問題が・・・

ウミガメの交尾というのは、人間からすると非常に長時間です。
数分で終わってしまうときもありますが、長いと数時間から数日かかる事もあります。
当館では、5日間という最長記録があります。
交尾時間は長ければ長い方が産卵率や孵化率が上昇する傾向があるので、長時間の交尾は喜ばしい事です。
が、今回は長すぎでした。
交尾開始初日→「めでたい!良かった良かった!」
交尾開始3日目→「よしよし、ここまで続けば一安心だ」
交尾開始5日目→「おお、最長記録タイ」
交尾開始7日目→「すごいすごい、やっぱ久しぶりだからかな」
交尾開始10日目→「・・・ちょっと長すぎないか、大丈夫なのかこれ?」
交尾開始13日目→「やばい、まだ続いてる・・・これもう引きはがした方が良いのだろうか?」
交尾開始15日目→「・・・」
交尾開始17日目でようやく終了
まさかの17日間という超々長時間交尾でした。
こんな長時間交尾は見た事がありません。
当然24時間観察しているわけでは無いのですが、一度終わったペアで直ぐにまた交尾するのは考えにくいためず~っとの可能性が高いです。
流石に終わった後は2匹ともへろへろになっているように感じました。
ちなみに、ウミガメはメスの体内で精子を保存しておく事が出来るので、
今回の交尾でこの先数年は産卵出来るのではないでしょうか。
何はともあれ、今年は久しぶりにアオウミガメの赤ちゃんが拝めそうです。
by とーる



