スタッフブログ【さびうらびより】スタッフ:ブログ更新一覧
串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
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第407回 おいでませ2025年
新年明けましておめでとうございます。
2025年も串本海中公園をよろしくお願いいたします。
前回のブログにも写真が載ってましたが
巳年ということで
今年のお正月水槽はヘビ水槽です。
メインはウミヘビの仲間のモヨウモンガラドオシ。
ウミヘビと言っても爬虫類ではなく
魚類の方のウミヘビなので
エラやヒレがあります。
逆に噛まれても毒がないので死にません。
痛いだけです。
狭いとこ大好きなので
中に飾ってある門松の中に入っちゃったりして
可愛いです。
さて
ヘビにちなんだ四字熟語で
「竜頭蛇尾」なるものがあります。
ざっくりと意味を説明すると
「最初は勢いすごかったけど、最後はしょぼくれちゃったね」
って事です。
あまりいい感じの意味ではない言葉ですが
こちらの受け取り方を変えてみたらどうでしょうか。
スタートダッシュって大事だと思います。
結果として最後までスタミナが保たなかったけど
最初は竜って言われるぐらいすごいならいいじゃないか。
最初から最後までだらだらと「竜頭蛇尾」ならぬ「蛇頭蛇尾」で過ごすくらいなら
思いっきり飛び出して走れるところまで走りましょうよ。
重馬場の日もあるでしょう。ダートに脚を獲られることもあるでしょう。
でも人生と言う名のターフ走り抜けてGⅠ獲っちゃいましょう。
目指せ!サイレンススズカ!ミホノブルボン!ツインターボ!
by ハムいち@来年の干支への布石完了
第406回 2024年大晦日
2024年も最後の1日となりました。
皆さま、今年はどんな1年でしたでしょうか。
当館もいろいろあったような気がしますが、
私はあまり覚えていません…
どうも、くろすけ♀です。
最近、物忘れが…
とりあえず、水族館の生きものたちと
無事に1年を終えることができて
よかったです。
ネコっぽいネコザメ
というのも
今年の夏は、猛暑で
海水の温度も過去一高く、
当館にとっては厳しい試練の年でした。
未だに高水温の後遺症で
白化したままのサンゴやイソギンチャクが
水槽で見られます。
こんなに長引くのは久しぶりです。
早く元に戻ってくれることを祈る毎日です。
白化したイボハタゴイソギンチャク
その他の生きものたちは
皆元気なもよう
来年の主役、ウミヘビ(魚)たちも
いい感じにだらけリラックスしています。
明日は、串本海中公園、初企画!
ステラマリスの初日の出クルーズが予定されています。
いまのところ、晴れの予報で
出航が決定しています(※)
予約開始2日目には、満席になり
皆さまの注目度の高さに、
驚いています。
明日、きれいな初日の出が見られることを
願って、今年最後の日の入りを撮影しに行ったら
もう、雲に隠れてしまっていました…(汗)
…まあ、細かいことは気にせず
来年も大らかに行きたい
そう願う、くろすけ♀なのでしたー
皆さま、よいお年をお迎えください。
by くろすけ♀
第405回 日本ウミガメ会議
年一回12月ごろ、ウミガメの研究や調査をしている人たちが集まる会議
「日本ウミガメ会議」というものがあります。
何をするかというと、各産卵地の産卵状況を報告しあったり、研究発表をしたり、
懇親会(という名の宴会)をしたりしてウミガメ屋同士で交友を深め情報共有する集まりです。
毎年開催場所が変わり、昨年は名古屋で今年は宮崎で行われました。
私もウミガメ担当者として、とても勉強になるのでなるべくこの会議には出席するようにしています。
が、
私がこの会議に出席する目的の半分は、正直観光です。
毎年開催場所が変わるので、いろいろな場所に行けて出不精の私には好都合なのです。
休みを多めにとって、折角の機会に色々見て回ります。
今回は、動物園水族館を計4か所回ることが出来ました。
チキン南蛮も大変美味でした。
来年は徳島県だそうです。
今から旅行プランを考えておかねばなりません。
by とーる
第404回 手が、手がぁぁ!
皆さんこんにちは!!
寒くなってきましたねー
もうすぐ12月がやってきます。
今年も残すところあと1ヶ月かぁなんて紅葉を見ながら思っていた今日この頃、
「手が、手がぁぁ!」
つい叫びたくなってしまったのは・・・
こちらスナダコです。
バックヤードで現在飼育中なのですが、水槽を移動させる時に手の甲をガブリ!
タコは8本の腕の中心にカラストンビと言われる鳥の嘴のような口が付いています。
そんな口で噛まれるともちろん出血しました・・・
とは言え全長10cm程度の小さなタコなので小さな穴が2つあいただけー!
とはいかないのがタコです。
タコの唾液には毒があり噛まれるとそこから毒が入ります。
幸いにもスナダコはそこまで毒が強くなかったため、
噛まれた場所が約1週間赤く腫れ、痒みを伴い、その周辺が数日間腫れる程度で済みました。
もしタコに噛まれたら病院へ行ってくださいね。
現在展示中のワモンダコです。
このサイズに噛まれたらきっと大変なことになるでしょう・・・
言わずと知れたヒョウモンダコ。
こちらも現在展示中です。
スナダコよりも小さいですが、皆さんご存じの通り猛毒を持っています。
ヒョウモンダコは死亡例もありますので見かけても絶対に触らないでくださいねー。
あぁ手が痒い・・・
byマツ
第403回 謎多き美魚
急激に寒くなりました。
鍋が美味しい季節到来です。今年はくえ鍋が食べたいさく太郎です。
さて、当館では今面白い魚を展示しております。
それがこちら、
カクレウオの仲間、「テナガカクレウオ」!!
透明でにょろっとしており、日中はほとんど動きがありません。
しかしとても美しいのです。
胃袋などの臓器は黒い膜で覆われ、よく見ると青い星のようなきらきらした柄が入っています。
「テナガ」の由来は、ほかのカクレウオ科に比べると、胸びれが長いとこから来ているのだと思います。
透明の胸びれが見えますか?
あぁぁ・・・美しい・・・
彼らの多くは、カクレウオの名の通り、隠れて過ごすのです。
その隠れ家とはなんと、ナマコの肛門やヒトデ・二枚貝の体内です!
なんでまたそんなところを・・・
基本的には外敵から身を守るためとされていますが、詳しいことはまだ分かっていない、謎の魚です。
夜になると隠れ家から出てきて、エサを探すそうです。実際夜の潜水中に見つけて採集しました。
普通にふよふよ泳いでいました。
展示開始からしばらく経った頃、ふと夜のテナガカクレウオの水槽を覗いてみると、ある違和感に気が付きました。
写真が荒くてすみません。
なにがおかしいか分かりますか?
そう、瞳孔が開いているんです!!
見つけたとき、ええぇ!??っと変な声が出てしまいました。
普通魚に瞳孔の変化はありません。
夜も昼も、瞳孔の大きさは変わらず、死んだときやスーパーで売られているときは若干瞳孔が開く程度です。
一つ前の写真をみると一目瞭然です。
基本見つけたときにライトを当てたり、明るい場所で撮影するので、他のカクレウオの写真も瞳孔が閉じている状態でしか
見たことがありませんが、まるで猫のように瞳孔が大きくなっていました。猫なのかもしれません。
なんとも不思議な魚です・・・。
生態もよく分かっていないこともあり、飼育も難しいかも知れません。
状態によっては裏で飼育する可能性もありますので、この機会にぜひ貴重なカクレウオの生きている姿を
見に来て下さい!
by さく太郎