スタッフブログ【さびうらびより】2019年07月一覧
串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。
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第271回 ウミガメ産卵場監視カメラ
串本近辺では5月下旬から7月下旬までの2か月間はウミガメの産卵期となり、
当館人工産卵場でも毎年ウミガメが産卵しています。
そこで大事なのは、どのウミガメがいつどこで産卵したかという情報です。
これをなるべくしっかりと把握しなければなりません。
ですので、この期間はウミガメ担当である自分が水族館で夜間毎日観察しています。
とは言え、さすがに徹夜で見続けるわけにはいかないので、大体日付が変わるくらいまでチェックし
以降深夜間に行った産卵のチェックは諦めるしかありません。
翌日産卵跡から卵を探し産卵の有無を確認できることもありますが、個体の特定は出来ませんし、
産卵跡がウミガメの足跡で消えてしまうことも多いです。
そこで、今年から産卵場に夜間観察用の監視カメラを設置しました。
下の動画は今回監視カメラに記録された産卵の様子の一部です。
アカウミガメが産卵を終えて埋め戻しをしている辺りです。
ちなみに、画面の下のほうにタイマイが見切れていますが、こいつは上陸しても全然産卵しません。
兎に角これで深夜の産卵もチェック出来るようになりました。
とは言え、これでも完ぺきというわけではありません。
何故なら画像からでは個体の識別が非常に難しいのです。
通常足に付けてある標識から個体識別をしていますが、映像では標識を確認することが出来ません。
風貌から個体の識別を試みていますがなかなか難しいです。
来年からは、甲羅に目印でも付けておこうかと思います。
また、やってみて意外と面倒なのが映像の確認です。
毎日毎日ほぼ変化のない映像をチェックするのがこんなに苦痛だとは…
あと今後是非試したいのは、監視カメラ映像のリアルタイムでのネット配信です。
ウミガメの産卵の様子を皆さんに生中継!
来年の産卵期には出来るように頑張ってみます。※但し、やる気が続けば
まあ、ほぼ砂場がただ写ってるだけですが…
by とーる
第270回 サンゴの産卵観察 in 2019
毎年恒例サンゴの産卵調査の季節がやってきました。
この時期になると修行僧のように毎晩海へ向かいます。
今年は5月19日から観察を始めました。
ミスガイのつぶらな瞳に癒やされつつ、産まない産まないと心が荒んでいく中、
7月2日、3日にようやく今年初のスギノキミドリイシの一斉産卵が観察されました。
黒潮の蛇行に伴い、水温の上がり方が緩やかだったこともあってか、例年よりもやや遅めの産卵となりました。
今年は産卵時間も遅く、23時30頃をピークに22時から24時くらいまでだらだらと産卵が続きました。
あんまりだらだらと産卵が長引くため、撮影はあきらめて帰ろうかとも思ったのですが、何とか頑張って撮影しました。
サメハダテナガダコも幻想的な光景に見入っているようでした。
因みに本当の今年初産卵はタカクキクメイシ。
6月26日に観察されました。
こちらは派手さこそありませんが一粒一粒のバンドルが大きいので迫力があります。
また、以前海水の味について書きましたが、
魚達がまいうーまいうーと食べているサンゴのバンドルは少し苦かったです。
この後はクシハダミドリイシ、エンタクミドリイシと続く予定ですので、
引き続き観察を続けます。
by ひらりん
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