海中展望塔UNDERSEA TOWER
サンゴや熱帯魚の泳ぐ、青く澄んだ夢の世界が
目の前に広がります。
水族館を出た先の海岸から140mの沖合にたち、
塔内からは水深6.3mの海中景観を観察することができます。
塔内には360度ぐるりと観察窓が並び、テーブルサンゴを中心としたサンゴ類や、
メジナの群れを中心ににぎやかなソラスズメダイやチョウチョウウオ、
そして季節変わりで多種多様な生き物たちを観察することができます。
水族館で見て学んだ生き物の自然の姿を観察できることが大きな特徴です。
※塔内には急な螺旋階段があり、道中の橋架には階段・段差がございます。
※ベビーカーや車椅子はご利用いただけません。
- 自然のグレが群がる展望塔...
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沖合140m、サンゴの群生する串本の海に突き出た海中展望塔の周りには、数百匹のメジナ(グレ)の群れが餌を求めて集まってきます。
グレは本来警戒心の強い魚、こんな光景は日本広しと言えどもここだけの光景かも。釣り人には必見です。ここでは常時お客様に餌をやっていただくことができます。
- 水深6.3mの青く澄んだ世界...
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水深6.3mの海底には、青く澄んだサンゴの海が広がり、熱帯や亜熱帯に生息する生き物達の様子が、手に取るようにご覧いただけます。
四季折々で違う生き物達が現れる串本の海を乱舞する魚達の様子は、まさにメルヘンの世界と言っても過言ではないでしょう。
海中展望塔で見ることのできる魚達
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海中展望塔から観察できる魚たちは、塔の周辺に自然に集まってくる魚たちです。網などの仕切りはありません。そのため、日によって、時間によって、季節によって魚の種類や数が少しずつ異なっています。
これまで270種以上の魚が観察されており、一回の観察で水温の低い時でも約20種、秋の多い時では70種以上の魚が見られたことがあります。
海中展望塔 お魚カレンダー
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透明度の高い冬の海、黒潮に乗って南の海から魚たちが北上し始める春、人も魚も元気な夏の海、そして澄み渡った青空の下の秋の海、展望塔から眺める串本の海には、それぞれの季節毎に見ることのできる魚たちが違います。
お魚カレンダーで海中展望塔から観察できる魚たちの季節が分かります。
海中展望塔 ライブ映像
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当館の海中展望塔から見られる海中の風景が、インターネットによってライブでご覧いただけます。
この映像は、環境省が設置した固定カメラによるもので、日中1時間に1回更新されます。最新映像の他にも過去の映像がデータベースとして蓄積され、利用者は見たい日時の映像を検索することもできます。
映像は、環境省が開設するホームページ『インターネット自然研究所』の中の「国立公園・野生生物ライブ映像」のコーナーでご覧いただけます。
水温と透視度・出現魚種数
- 水温と透視度
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月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 水温(℃) 17.8 16.7 17.2 18.5 20.7 22.8 25.5 27.5 26.6 24.1 21.9 19.6 透視度(m) 21.5 19.6 14.3 13.8 14.8 12.7 12.0 11.5 12.2 15.3 18.5 20.6 - 出現魚種数
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月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均 41 34 32 33 36 35 35 39 44 48 48 45 最低 23 16 17 23 24 22 25 26 26 29 33 23 最高 60 51 48 45 49 48 58 56 64 65 70 63