海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】スタッフ:とーる一覧

串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。

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第299回 ウミガメの産卵はじめました

今年もウミガメの産卵が始まりました。

ということで、私はまた夜間産卵観察をして家には寝に帰るだけの生活になりました。

このブログも産卵観察をしながら書いています。

ウミガメが上陸しないとやることが無いので案外暇です。

 

今回はつい今さっき行われた産卵の様子を紹介します。

まずは卵を産み落としている最中の様子です。

ウミガメの卵は正にピンポン玉です。

大きさ、色、形はピンポン玉そっくりです。

ですが硬さは違います。

産み落とされたばかりのウミガメの卵は、結構柔らかく指で軽く押すだけでへこみます。

動画を見るとわかりますが、産み落とされる時20~30㎝ほど落下するので

卵同士がぶつかって割れないように柔らかくなっています。

1回の産卵で大体100~120個の卵を産みます。

 

次に卵を産んだ後、穴を埋め戻す様子です。

卵を産んだ後は穴埋め作業です。

ただ砂をかぶせて穴を埋めるだけでは、砂が柔らかいのでそのうち陥没してしまい

掘り返されやすくなってしまいます。

ですので、ある程度砂をかぶせた後は後ろ足を使って砂を押し固めます。

短い後ろ足を使って器用にこねこねして押し固めています。

 

と、今日のとれたて産卵の様子をご紹介しました。

気付けばもうすぐ日付が変わりそうですので、私もそろそろ帰ろうかと思います。

そのまえに産卵場へ最後の確認に行かねばなりませんが、

今の願いは…

 

 

 

 

どうか上陸してませんように

帰れなくなるから…

 

 

by とーる

第294回 さらばクマノミ水槽

私が担当する水槽の一つに「光を食べる生き物」水槽(通称クマノミ水槽)があります。

いや、ありました。

過去形です。

 

この水槽は、名前の通り光を食べる(光合成する)サンゴやイソギンチャクを主役に、

イソギンチャクと共生するクマノミや様々な魚を展示する水量約10トンの水槽です。

(正確に言えばサンゴやイソギンチャク自身が光合成するわけじゃないですが…)

P4080208.JPG

             通称 クマノミ水槽          

 

ここは元々2つの水槽に分かれていましたが、漏水工事をする際に1つに繋げ、

新たなテーマの水槽へとリニューアルし現在のクマノミ水槽となったのです。

そして、そのリニューアルからずーっと私が担当していました。

水槽のデザイン、制作、生物採集と全部携わって12年ほどとなりました。

 

P4080195.JPG

           サンゴやイソギンチャクとクマノミ

 

P4090255.JPG

             勝手に生える海藻や石灰藻

 

P4080205.JPG

        小さい時から飼育しているモヨウフグとサザナミフグ

 

P4080188.JPG

         悪いモヨウフグが千切って増やしたソフトコーラル

 

しかしながら、近年再び水が漏れ始め、これはもう限界と判断し水を抜くことにしました。

出来れば、応急処置をしつつ工事が可能になるまで時間稼ぎをして凌ぎたかったのですが、

漏水が悪化するペースが早く、工事のめどdollarが立たないため諦めました。

 

P4080230.JPG

              クマノミ水槽の裏側

P5170284.JPG

            クマノミ水槽裏側 水抜き後

 

水槽にいた生物は、ほとんどが他の水槽に貰われていきましたが、

モヨウフグとサザナミフグは現在行き場がなくバックヤードの水槽で飼育中です。

フグ類は色んなものを齧ってしまうので悩ましいのです。

とは言え、状態は良く見栄えもいいのでどこかで展示できるように検討中です。

 

当館としては結構大きめの水槽だったので、潰してしまったのは非常に残念です。

いつかまたこの水槽が復活できる日が来るといいなぁ

 

by とーる

第293回 子ガメに餌やり

休園中は暇かと思いきや

色々やることがあって意外と忙しい今日この頃です

 

ブログネタに子ガメの餌やりの様子でも紹介しようと水中撮影してみましたが、

これが意外に大変でした。

子ガメたちは、餌はもちろん指だろうがカメラだろうがガブガブとアタックしてきます。

まだ1歳未満のアカウミガメですので、噛まれてもケガするほどではないのですが

それなりに痛かったです。

 

ちなみに撮影風景はこんな感じ↓です。

DSC_0747.JPG

GoProが集中攻撃されています。

 

by とーる

第283回 煙

突然ですが私は煙が好きです。

 

急に変なことを言い出しました。

別に我を忘れるほど好きなわけではないのですが、なんとなく煙が好きなんです。

煙の何が好きかと問われれば、やはり匂いが好きなんだと思います。

特に木材の煙の匂いが好きなので、キャンプファイヤーや焚火の煙に顔を突っ込んではうっとりします。

昨今では嫌われ者のたばこの煙も大好きです。

「燻製」という言葉にときめきます。

ここ串本にはそんな煙好きの自分にとって夢のようなイベントがあるのでご紹介します。

あ、ちなみに今回水族館要素は0です。

 

本州最南端にある潮岬望楼の芝には、約10万㎡の大芝生が広がっています。

ここでは年に一度大々的に芝焼きを行うイベント、本州最南端の火祭りが行われます。

ちなみに芝焼きは、枯れた芝を焼くことで害虫を駆除し新芽の発育を促す効果があるそうです。

ケムリストとしては大変心惹かれるイベントですが、

いつも仕事のある土日に行われるので行ったことはありません。

ですが、この芝焼きは火祭り当日にすべて焼くわけではなく、事前にある程度の範囲は焼いておきます。

お客さんの入る部分やその近辺は事前に焼いておかないと火が広がりすぎて危険だからです。

この事前焼きには、毎年海中公園からもお手伝いを出しているので参加できます。

DSC_0301.JPG

DSC_0302.JPG

こんな感じでもっくもくです。

積極的に風下に回って人間燻製を堪能しました。

さすがにかなり目に沁みましたが本望です。

水族館に戻ってしばらくは周囲にかなり匂いをまき散らしていたようです。

 

今年の火祭りは明日(2月1日)ですので興味のある方は是非行ってみてください。

ちなみに、本番の火祭りのほうは煙を楽しむわけではなく↓のような美しい光景を楽しめます。

himaturi.jpg

(南紀串本観光協会HPより)

 

by とーる

第277回 ツーリズムEXPOジャパン2019に行ってきました

10月24~27日にインテックス大阪で行われたツーリズムEXPOジャパン2019に参加してきました。

ツーリズムEXPOは世界規模の旅行イベントで、毎年東京で行われていましたが

今年はオリンピックの関係で大阪での開催となりました。

277-1.JPG

串本海中公園は、和歌山県串本町のブースでウミガメタッチングを行ってきました。

連れて行ったのは、今年9月に生まれたばかりの0才と去年生まれの1才のアカウミガメです。

さすがにまだ生まれて2か月の赤ちゃんガメは体が小さく負担が大きいので展示のみで、

1才の子ガメでタッチングをしました。

ちなみに、水族館に来ていただければ0才の赤ちゃんガメのタッチングもできます。

(なぜならお客さんが少ないから!)

ウミガメタッチングは大好評でたくさんの方に来ていただけました。

277-2.JPG

 

このイベントは世界規模なので、本当に世界中のブースがあってその規模の大きさに驚きました。

インテックス大阪にはイベントで度々行きますが、

大体1~6号館まである中の1つか2つを使ってイベントを行っています。

それでも結構な規模なのですが、今回のツーリズムEXPOでは1~6号館までの

全てを使っていました。

 

また、近くに白浜アドベンチャーワールドのブースがあったのですが、そこにいたのがこれです。

277-3.JPG

パンダがいました。

もちろん本物ではなく着ぐるみなのですが、何というクオリティ!

質感や下半身の汚れ具合など正に本物かと思うような出来栄え

さらに口も動くし瞬きもしていました。

さすがアドベン

 

あと、我々串本町の正面には忍者がいました。

忍者もウミガメに興味津々でした。

 

by とーる

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