海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】スタッフ:とーる一覧

串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
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第283回 煙

突然ですが私は煙が好きです。

 

急に変なことを言い出しました。

別に我を忘れるほど好きなわけではないのですが、なんとなく煙が好きなんです。

煙の何が好きかと問われれば、やはり匂いが好きなんだと思います。

特に木材の煙の匂いが好きなので、キャンプファイヤーや焚火の煙に顔を突っ込んではうっとりします。

昨今では嫌われ者のたばこの煙も大好きです。

「燻製」という言葉にときめきます。

ここ串本にはそんな煙好きの自分にとって夢のようなイベントがあるのでご紹介します。

あ、ちなみに今回水族館要素は0です。

 

本州最南端にある潮岬望楼の芝には、約10万㎡の大芝生が広がっています。

ここでは年に一度大々的に芝焼きを行うイベント、本州最南端の火祭りが行われます。

ちなみに芝焼きは、枯れた芝を焼くことで害虫を駆除し新芽の発育を促す効果があるそうです。

ケムリストとしては大変心惹かれるイベントですが、

いつも仕事のある土日に行われるので行ったことはありません。

ですが、この芝焼きは火祭り当日にすべて焼くわけではなく、事前にある程度の範囲は焼いておきます。

お客さんの入る部分やその近辺は事前に焼いておかないと火が広がりすぎて危険だからです。

この事前焼きには、毎年海中公園からもお手伝いを出しているので参加できます。

DSC_0301.JPG

DSC_0302.JPG

こんな感じでもっくもくです。

積極的に風下に回って人間燻製を堪能しました。

さすがにかなり目に沁みましたが本望です。

水族館に戻ってしばらくは周囲にかなり匂いをまき散らしていたようです。

 

今年の火祭りは明日(2月1日)ですので興味のある方は是非行ってみてください。

ちなみに、本番の火祭りのほうは煙を楽しむわけではなく↓のような美しい光景を楽しめます。

himaturi.jpg

(南紀串本観光協会HPより)

 

by とーる

第277回 ツーリズムEXPOジャパン2019に行ってきました

10月24~27日にインテックス大阪で行われたツーリズムEXPOジャパン2019に参加してきました。

ツーリズムEXPOは世界規模の旅行イベントで、毎年東京で行われていましたが

今年はオリンピックの関係で大阪での開催となりました。

277-1.JPG

串本海中公園は、和歌山県串本町のブースでウミガメタッチングを行ってきました。

連れて行ったのは、今年9月に生まれたばかりの0才と去年生まれの1才のアカウミガメです。

さすがにまだ生まれて2か月の赤ちゃんガメは体が小さく負担が大きいので展示のみで、

1才の子ガメでタッチングをしました。

ちなみに、水族館に来ていただければ0才の赤ちゃんガメのタッチングもできます。

(なぜならお客さんが少ないから!)

ウミガメタッチングは大好評でたくさんの方に来ていただけました。

277-2.JPG

 

このイベントは世界規模なので、本当に世界中のブースがあってその規模の大きさに驚きました。

インテックス大阪にはイベントで度々行きますが、

大体1~6号館まである中の1つか2つを使ってイベントを行っています。

それでも結構な規模なのですが、今回のツーリズムEXPOでは1~6号館までの

全てを使っていました。

 

また、近くに白浜アドベンチャーワールドのブースがあったのですが、そこにいたのがこれです。

277-3.JPG

パンダがいました。

もちろん本物ではなく着ぐるみなのですが、何というクオリティ!

質感や下半身の汚れ具合など正に本物かと思うような出来栄え

さらに口も動くし瞬きもしていました。

さすがアドベン

 

あと、我々串本町の正面には忍者がいました。

忍者もウミガメに興味津々でした。

 

by とーる

第271回 ウミガメ産卵場監視カメラ

串本近辺では5月下旬から7月下旬までの2か月間はウミガメの産卵期となり、

当館人工産卵場でも毎年ウミガメが産卵しています。

そこで大事なのは、どのウミガメがいつどこで産卵したかという情報です。

これをなるべくしっかりと把握しなければなりません。

ですので、この期間はウミガメ担当である自分が水族館で夜間毎日観察しています。

とは言え、さすがに徹夜で見続けるわけにはいかないので、大体日付が変わるくらいまでチェックし

以降深夜間に行った産卵のチェックは諦めるしかありません。

翌日産卵跡から卵を探し産卵の有無を確認できることもありますが、個体の特定は出来ませんし、

産卵跡がウミガメの足跡で消えてしまうことも多いです。

 

そこで、今年から産卵場に夜間観察用の監視カメラを設置しました。

下の動画は今回監視カメラに記録された産卵の様子の一部です。

アカウミガメが産卵を終えて埋め戻しをしている辺りです。

ちなみに、画面の下のほうにタイマイが見切れていますが、こいつは上陸しても全然産卵しません。

兎に角これで深夜の産卵もチェック出来るようになりました。

とは言え、これでも完ぺきというわけではありません。

何故なら画像からでは個体の識別が非常に難しいのです。

通常足に付けてある標識から個体識別をしていますが、映像では標識を確認することが出来ません。

風貌から個体の識別を試みていますがなかなか難しいです。

来年からは、甲羅に目印でも付けておこうかと思います。

 

また、やってみて意外と面倒なのが映像の確認です。

毎日毎日ほぼ変化のない映像をチェックするのがこんなに苦痛だとは…

あと今後是非試したいのは、監視カメラ映像のリアルタイムでのネット配信です。

ウミガメの産卵の様子を皆さんに生中継!

来年の産卵期には出来るように頑張ってみます。※但し、やる気が続けば

まあ、ほぼ砂場がただ写ってるだけですが…

 

by とーる

第265回 平成最後の日 アルゴス放流第1弾終了

今日で平成が終わります。

そして、去年の11月25日に放流したアカウミガメ、「うめ」と「みかん」のアルゴス衛星追跡も、終わります…

 

みかんは1ヵ月で受信途絶してしまいましたが、うめはその後もずっと順調に受信していました。

が、4月8日の受信を最後に音信不通となりました。

↓がうめの軌跡です。

うめブログ.png

最終的には

追跡日数 134日

総移動距離 約6200㎞

串本からの直線距離 約3300㎞

最終位置 北緯36.53833°,東経172.49776°

といった感じです。

 

結構遠くまで行きましたが

追跡期間は半年~1年を想定していたので、ちょっと早い終了となってしまいました。

本当に残念です…

とは言え、うめの結果には十分満足しています。

ここまで追跡できれば、うめが太平洋を横断する大回遊へ向かっているのは確実です。

串本海中公園で繁殖したアカウミガメも、野生個体と同様に大回遊経路を辿るケースが確認できました。

この結果が得られたことは、一先ず今回のアルゴス放流が成功であったと言えます。

 

ちなみに、信号が途絶した原因はサメなどに襲われて死んでしまったか、発信器が外れてしまったか、でしょうか。

正確なところは確かめようもありません。

 

ともあれ、これでアルゴス放流の第1弾は終了です。

そして、5月26日には第2弾のアルゴス放流を行います。

今度は、海中公園で繁殖し産卵するまで成長した成体のアカウミガメ(♀)に発信器を付けて放流します。

そして、野生でも産卵するのか?どこで産卵するのか?そのあとはどこへ行くのか?を探ります。

お楽しみに

 

最後に…

こういった実験は1度2度やっただけでは正確な結果とは言えませんので、

継続してサンプル数を増やしていくことが大事です。

ですので、今後も定期的に発信器を付けた放流を行いデータを集めていきたい…

けど…お金が…

無理かなぁ…

 

by とーる

 

第260回 フィッシングショー大阪2019

2月2日~3日にインテックス大阪で開催されたフィッシングショー大阪2019に出展者側で参加してきました。

その名の通り釣りに関する国内最大規模のイベントで、今年で56回目となる歴史ある催しです。

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参加者は年々増加しており、今年は約6万人に来場して頂きました。

 

串本海中公園は「和歌山県熊野エリア フィッシングタウン串本」に参加し、ブースではウミガメの赤ちゃんタッチングを行ってきました。

子ガメタッチング効果は非常に高く子ガメ目当てに来られる方もおり、たくさんのお客さんに体験していただき有難い限りでした。

また、私ははっきり言ってそんなに釣りに興味が無いのですが、「釣り」としての串本(と元当館館長で現串本町観光協会事務局長)の知名度の高さには改めて感心しました。

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ただ、普段本州最南端のド田舎に住んでいるものとしてはあまりの人の多さに人酔いでくらくらしました。

 

by とーる

 

 

 

 

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