海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】2011年12月一覧

串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。

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第132回 ちょっとシュールな住人
第131回 アカグツ
第130回 最近ふと思ったこと
第129回 ハリセンボン膨らむ!?
第128回 ありがとう モヨウフグ
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第132回 ちょっとシュールな住人


以前サルバドール・ダリの展示会を見たことあるんや。
美術の教科書にでとる有名な「柔らかい時計」なんか、どれもほんま悪い夢に出てきそうなシュルレアリスムの世界。ちなみにシュルレアリスムちゅうのは「超現実」の意味なんやそうや。超現実ってあんまり訳のわからん言葉やけど、美術でいえば、「夢や無意識下でしか起こり会えない奇妙な世界を描いたものがシュルレアリスム」ということらしいわ。
日本でよく言うシュールちゅう言葉は本家のシュルレアリスムとは少々意味が違う使われ方をしているようやけど、「既存の状態を逸脱している」「奇妙な」「少し変な」まあ感単位いえばそんな意味かいな。

てところでこれや。



営業時間終わってたまたま水槽から上げて写真撮ろう思うたら、夕日の入る薄暗い床の上からこっちを見上げてる目に気いついた。どや?ちょっと怖いやろ?

なんでも壁の模様や何でもないものが顔に見える現象をシミュラクラ現象と言うらしい。人間は人や動物に出会った場合、敵味方を判断したり感情などを予想したりするため相手の目を見る、その時に目が二つに口が一つの逆三角形の並びをみると何でも顔に見えるように「ノー味噌」がプログラミングされているらしいで。だから時折鍵穴が顔に見えたり壁の節穴が目に見えたりするわけや。でもこいつは片目でも十分存在をアピールしとる。
見てるとウインクでもしそうやわ。

ちなみのこのホラガイ食べたらうんとうまい。サザエなんか比べもんにならん。でもこいつは茹でるの勇気いるなあ。鍋の中からじいっと見つめられたらガスのスイッチ捻れへんで きっと。


by そらすずめ

第131回 アカグツ


昨日、海中公園センターにまた新しい仲間がやってきました。
名前はアカグツという名前の変わった魚です。潮岬の伊勢エビの刺し網にかかったみたいで
状態も良く元気です。普段は大体、水深100m~200mぐらいに生息しているみたいなんで
すが、今回刺し網にかかったのは、水深40m~60mでかかったみたいです。
過去にも飼育していたみたいなんですが、その時には、エビやカニ、巻き貝などを食べていまし
た。今回のアカグツは大きさが大体30cm~35cmぐらいです。今はまだ裏で餌づけをしていま
すが、エサをしっかり食べるようになれば水族館にデビューすると思いますのでみなさんぜひ
見に来てくださいね。




海人でした。

第130回 最近ふと思ったこと


ブログの順番が回ってきました。
早いもので入社してから8ヶ月が経ちました。
最近は毎日の仕事の中にやらなくてはいけないこと、やるべきことがはっきりしてきて責任やプレッシャーを感じます。
最近ふと思ったのは入社して間もない自分が客観的に見て他の水族館にはなくて串本海中公園にはある魅力って何だろう?
間違いなく言えるのは串本の海は世界から見ても特別珍しい環境ということです。串本の海は本州で一番黒潮の影響を受けるところで、サンゴをはじめとする熱帯種が沖縄と遜色ないくらい豊富に見られ、ラムサール条約にも登録されています。一方で数キロ東に行くだけで日本本来の温帯の海が広がっている。串本の海は温帯、亜熱帯が絶妙のバランスで同居しているんです。


串本海中公園の目の前の海


暖かい海の代表クマノミ


潮岬をはさんで東側の海。海藻が多い。


温帯の海を代表するメバル

串本海中公園はそんな串本の海で実際に生息している生き物のみを展示し、串本の海を紹介している施設なんです。
実は海中公園の目の前が串本を代表するサンゴの群生地になっているんです。水族館はそこからの海水を直接汲み入れて使っているので水槽内はより自然の環境に近いんです。また、都会の水族館での生きたサンゴの飼育は非常に難しいのですが海中公園はきれいな水と創意工夫のおかげで生きたサンゴの展示をしています。また、ウミガメの人工繁殖にも力をいれています。さらに、水槽にはプランクトンなど小さい生き物なんかが勝手に入ってくるので底の方をじっと見ていても飽きないで楽しめるんですね。マニアな方はたまらないと思います。


水槽の中でうごめくニホンウミケムシ


ヨコエビの仲間

また、串本はダイビングでも有名です。実は串本海中公園は水族館だけでなくダイビングサービスや、宿泊施設もある複合施設なんです。初めてダイビングしてみたいという方には体験ダイビングというプログラムもありますし、磯遊びもできる。夏にはシュノーケリングもできる。お腹が空いたらレストランもあって、実際に海の中を観察できる半潜水型観光船ステラマリスや、展望塔もあります。実は一日中遊べる体験型のテーマパークだったりするんですよ。


串本海中公園マップ


体験ダイビング


ステラマリス船内


海中展望塔

このように串本海中公園には都会の水族館にはない魅力がいっぱいあるんです。是非とも皆さんには串本の海で遊んで、知って、好きになって、また来たいと思って欲しい。むしろ、そう誰もが思ってもらえるような施設にもっとしていかないといけないんです。
皆さん串本海中公園を何卒よろしくお願いします。

by GO

第129回 ハリセンボン膨らむ!?


 水族館で飼育されている魚はだいたい200種類くらい。その中でも誰もが名前を知っている魚は「ハリセンボン」だと思います。現在、「串本の海」と「鎧を着た魚」の2つの水槽で飼育されている2匹はその可愛らしい姿で人気者です。



 さて、ハリセンボンはよく知られているようにフグの仲間で、敵に襲われそうになると体を膨らませてトゲを立てます。でも、トゲを立てて毬栗のようになった姿を見たことがある人は少ないのではないでしょうか。水族館の中でもたまに水槽をたたきながら、ハリセンボンを驚かして膨らませようとする人を見ることはありますが、この程度では膨らむことは絶対にありません。海にいるハリセンボンを捕まえれば、簡単に膨らむところを見られますが、水槽で飼育していると人間を怖がらなくなってしまい、手で掴んでも膨らまなくなってしまうのです。
 で、やっと見ることができた貴重な膨らんだ写真です(撮影のために虐めた訳ではありません)。これは朝8時頃、オープン前の水槽チェック中に発見したものです。過去に何度か見たことがあるのですが、いつも朝早くに膨らんでいるようです。



 何で朝に膨らむのか、本当のところは分かりません。寝ぼけて何となく膨らんでいるのか、毎日ちゃんと膨らむのをチェックしているのか...。なお、膨らんだハリセンボンを見つけても普通は数分以内に萎んでしまうので、水族館で膨らんだハリセンボンが見られたら超ラッキーだと思います。最後に萎み途中のハリセンボンを紹介します。膨らむときは一瞬ですが、萎むときは後ろのトゲから順番に寝かせていくので、最後は頭のトゲだけ立った状態になり、ちょっとお洒落です。



by こて

第128回 ありがとう モヨウフグ


水族館の人気者だったモヨウフグ
老衰の為、先月末に永眠しました。
普段からあまり泳がず横たわっている事が多かったのですが
年には勝てず最後の方は、泳いでもちゃんとバランスがとれなかったのか

すぐに沈んでました。
その頃から体の表面に細かな泡がたくさんくっついていて少しやせたような
(聞くところによると普段は、表面が粘液で覆われているので
泡が付くことが無いそうです。)
苦しそうで、もうダメかもしれないというのが何度もありましたが
少し元気を取り戻していることも。
亡くなる少し前は、胸ビレや背ビレの先も赤くなり目もにごり
呼吸も荒くなり、フグというより人間と同じように思えてきて
もう頑張らなくて良いよと水槽越しに声をかけてしまった。
ここに来た当初は、モヨウフグの事など知らなくて
太って丸々した大きなフグ...って感じでしたが
いつのまにか姿を見て癒やされるようになってた。
ありがとう モヨウフグ安らかに眠って下さい。



by ひーちゃん
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