スタッフブログ【さびうらびより】STAFF BLOG
串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。
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第411回 久しぶりのウミガメ甲羅磨き
大分暖かくなってきた今日この頃。
むしろ、春はどこへ行ったのかと思う陽気です。
そんな中、先日久しぶりのウミガメ甲羅磨きイベントを開催しました。
当館のウミガメプールは非常に海藻が生えやすい環境で、特にこの季節は良く生えるため
ウミガメたちには海藻がたっぷりついていました。
海藻はがっちり甲羅についており普通のたわしでは取ることはできませんので、
金属製のたわしを使って掃除します。
ウミガメの甲羅はとても頑丈なうえ、徐々に生え変わるので多少傷ついても問題はありません。
かなりの重労働ですが、頑張るとこんなに綺麗になります。
が、おそらく1か月後くらいにはまた元通りになってしまいます。
まるで賽の河原のようです。
甲羅磨きのイベントは、産卵が始まる6月くらいまで月一で行う予定なので興味がある方はぜひお越しください。
by とーる
第410回 カワイイ!? ピンクの卵
皆さんこんにちは!!
あぁ恵方巻美味しかったなぁ…
つい最近節分で豆まきをしたなと思っていたらもうすぐひな祭り…
私は男兄弟しかいなかったのでひな祭りのお祝いをしたことが無いので
お雛さんを飾るのに少し憧れがあったりします。
そんなひな祭りをお祝いした水槽が現在展示中です!!
皆さん是非お越しください!!
さてさて、そんなひな祭りにピッタリな可愛いピンク色の物が
私の担当する水槽でも見れるので今回は紹介します!!
別の角度からも!!
これはボウシュウボラとその卵です!!!
ボウシュウボラはホラガイに似た大型の巻貝ですが殻にコブがあることなどで見分けられます。
この写真はたまたま一緒にいるわけでも、産卵中でもありません。
実は産卵をしてから卵が孵化するまでの数か月間このようにして卵を守ります!!
数日ではなく数か月ですよ!!!
すごすぎます!
そしてその卵はなんと可愛いピンク色!!
この細長い塊はすべて袋状になっており、その中にたくさんの小さなピンク色の卵が入っています。
顕微鏡で拡大した写真です。少し見にくくすいません…
光りの加減でオレンジ色に見えると少しイクラやトビコの様にも見えますね!
時には上に乗っかられることも…ガンバレ!!
byまつ
第409回 冬の風物"刺"
寒波がやってきました。寒いのは苦手ですが、最近ワークマンであったか装備を
手に入れたので、いつもより強気です。さく太郎です。
冬到来ということで、海中水温はこの辺りだと14℃あたりまで下がり死滅する熱帯魚もいるので、海中の風景は
いつもより寂しげになります。
しかしこの時期によく見られる生き物もいます。クラゲの仲間です。
『ツノクラゲ』
よく見るとモヤッとボールのように小さな角が生えています。まだ伝わるのか・・・?
髪の毛のように長く伸びる触手があります。
たまたま潜水中に見かけたのですが、水面の至る所に出現していました。
とても柔らかく、水上に上げると形が崩れてしまいます。
『オビクラゲ』
透明で見えにくいですが、その名の通り帯状のクラゲです。
くねくねと体を曲げながら泳いでいます。
この2種類は属に言うクシクラゲの仲間で、刺胞を持っていません。
つまり毒がないです。
『ヨウラククラゲ』
筒状の体は以外としっかりと硬いです。
港の壁などに打ち付けられて、細かく分裂してしまっているときがあります。
『バレンクラゲ』
頭のてっぺんに気泡がくっついています。毒々しい色が美しい、ちょっと珍しいクラゲ。
『アマクサクラゲ?』
本来は触手がとっても長いクラゲ。ちぎれてしまっていました。
このクラゲには「クラゲライダー」とも呼ばれるハナビラウオが一緒にくっついていました。
ハナビラウオはクラゲを住処にし、餌にもする効率重視の魚です。
ちなみに前述のオビクラゲも食べます。
この3種類のクラゲは刺胞があるので、中には触ると強い痛みが生じる種もいます。
有名なミズクラゲやカツオノエボシにも刺胞があります。
こういったクラゲが流れてくる潮の流れが来ると、外洋性の魚が紛れていることもあり
漁港を回ってみると面白い生き物に出会えることもあります。
その時の風向きなども関係しているので、なにも見つからないときもありますが・・・
採集には運がつきものです。
最近よく水族館の周りにもクラゲが流れ着くので、ちょくちょく魚を探してみようと思います。
クラゲのことを取り上げましたが、一応魚が担当分野なので!
by さく太郎
第408回 串本の○○巡り
〇〇巡りと聞くと、カフェ巡りや雑貨屋巡り、水族館巡りなど多種多様ですが、
先日の休日に暇を持て余した結果、「漁港巡り」をすることになりました。
職業柄なのか、休日でも無性に海に行きたくなります。
まず漁港とは「天然又は人工の漁業根拠地となる水域及び陸域並びに施設の総合体」のことを指すようです。
漁港は全国に約3000カ所あり、串本には約20カ所あります。
漁港に興味のある方は少ないかと思いますが、写真とともに串本の漁港を紹介していきます。
1日で町内すべての漁港を巡るのは難しかったので、今回は潮岬の浪ノ浦の漁港を境に東側の海域の漁港に絞りました(紀伊大島を除く)。また古座港は写真撮影を忘れていたので、次回のブログで紹介することにします。
①田原漁港…エビ網漁(イセエビ)が盛んに行われており、ケンケン漁なども行われている漁港です。最近話題のロケットの発射場は漁港横の山中にあります。
※ケンケン漁とは、長い竿に疑似餌を取り付けて船で引っ張り、カツオやマグロ類などを漁獲する漁です。
②津荷漁港…エビ網漁や素潜り漁などが行われている漁港です。
③動鳴気(どめき)漁港…ケンケン漁やエビ網漁などが行われている漁港です。
④伊串漁港…ケンケン漁などが行われている漁港です。
⑤橋杭漁港…ケンケン漁などが行われている漁港です。漁港隣には奇岩「橋杭岩」があります。
⑥串本漁港…串本町最大の漁港です。串本で漁獲された水産物は串本漁港に集められ、セリにかけられます。ケンケン漁をはじめ、棒受網漁、巻き網漁、定置網漁などが行われています。また遊漁船も多く、連日多くの釣り人が利用している漁港です。
⑦出雲漁港…ケンケン漁やエビ網漁などが行われている漁港です。漁港横にある朝貴神社は映画「溺れるナイフ」のロケ地にもなっています。
⑧浪ノ浦漁港…本州最南端の漁港です。ケンケン漁やエビ網漁、素潜り漁などが行われています。私のメインフィールドであり、夜な夜な採集でお世話になっています。
漁港の写真を改めて見ると風情があり、今風に言うとエモい?場所です。
近年、漁業者の高齢化に伴い全国的に就業者が減少しているようですが、
広大な海域を有する串本では地域文化の活性化のためにも漁業は重要な産業の一つです。
少し話はずれましたが、天気の良い日は漁港でボーっと海を眺めるのも良いかも知れません。
次回のブログでは紀伊大島の漁港と古座漁港を紹介したいと思います。
最後に、ブログを書くにあたり各漁港で質問をさせていただいた漁師さん達に御礼申し上げます。
※現在トピックス水槽では「鬼」を集めた節分水槽の展示を行っています。
中には本物の鬼ぐらい怖い生き物(=毒が刺さると怖いほど痛い)もいますが、どの種も特徴的な姿形をしており面白い生き物ばかりです。
串本にお越しの際は、是非ご来館ください~
by Big West
第407回 おいでませ2025年
新年明けましておめでとうございます。
2025年も串本海中公園をよろしくお願いいたします。
前回のブログにも写真が載ってましたが
巳年ということで
今年のお正月水槽はヘビ水槽です。
メインはウミヘビの仲間のモヨウモンガラドオシ。
ウミヘビと言っても爬虫類ではなく
魚類の方のウミヘビなので
エラやヒレがあります。
逆に噛まれても毒がないので死にません。
痛いだけです。
狭いとこ大好きなので
中に飾ってある門松の中に入っちゃったりして
可愛いです。
さて
ヘビにちなんだ四字熟語で
「竜頭蛇尾」なるものがあります。
ざっくりと意味を説明すると
「最初は勢いすごかったけど、最後はしょぼくれちゃったね」
って事です。
あまりいい感じの意味ではない言葉ですが
こちらの受け取り方を変えてみたらどうでしょうか。
スタートダッシュって大事だと思います。
結果として最後までスタミナが保たなかったけど
最初は竜って言われるぐらいすごいならいいじゃないか。
最初から最後までだらだらと「竜頭蛇尾」ならぬ「蛇頭蛇尾」で過ごすくらいなら
思いっきり飛び出して走れるところまで走りましょうよ。
重馬場の日もあるでしょう。ダートに脚を獲られることもあるでしょう。
でも人生と言う名のターフ走り抜けてGⅠ獲っちゃいましょう。
目指せ!サイレンススズカ!ミホノブルボン!ツインターボ!
by ハムいち@来年の干支への布石完了