海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】スタッフ:とーる一覧

串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
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第76回 世界初の孫世代アカウミガメ


10月も中程が過ぎ、今年の人工産卵場でのウミガメ産卵・孵化も一段落しました。
今年はアカウミガメだけの産卵で、産卵回数は例年並みでしたが、孵化率は低めでした。

しかし、今年は人工産卵場で孫世代(F2)のアカウミガメが誕生するというビッグニュースがありました。
1995年に世界で初めて飼育下でアカウミガメを繁殖させ、その時生まれた個体が成長し2006年から産卵を行う様になりました。そして、今年初めて孵化し孫世代(F2)が誕生しました。もちろん孫世代アカウミガメの誕生も世界で初めてになります。

生まれてきたのは3匹だけとちょっと心許ないですが、現在トピックス水槽で元気にしています。
今後DNA鑑定をして繁殖個体との親子関係をはっきりさせる予定です。


今回孫ガメが砂中から出て来るところを撮影することが出来たので、
孫ガメの誕生(正確には這い出しか)シーンをご覧ください。
因みに最後にカメが入ったバケツは、生まれた赤ちゃんガメが自然と集まる装置、
通称「子ガメホイホイ」です。



by とーる

第65回 イボハタゴイソギンチャク放精


気温も水温も大分高くなってきて、色々な生物の繁殖が見られるようになりました。
定番のサンゴやウミガメの産卵は今年も既に確認されていますが、
先日夕方頃「光を食べる生き物」水槽で、イボハタゴイソギンチャクが放精していました。



普段は大して動かずに水槽の底にべたーっと広がっているイボハタゴイソギンチャクですが、この時ばかりは絞り出すかのように伸びたり縮んだり広がったりと大忙しでした。動画は早送りではありません。

この放精でこの個体は雄であることが発覚。
そして、この水槽にはイボハタゴイソギンチャクがもう一匹・・・
雄の放出した精子に反応して雌は放卵するそうなので、期待して待ってみる・・・が、残念ながらもう一匹は無反応でした。
う~ん、もう一匹も雄だったのかそれとも気分が乗らなかったのか。

by とーる

第55回 夜光虫


先日、実習生を連れて水族館前の海に潜りに行くと、
海面付近がほとんど何も見えないほどに濁っていました。

この濁りの正体はヤコウチュウ(夜光虫、Noctiluca scintillans)、
直径1~2㎜のプランクトンの一種。
全国で見られ、特に春から夏の水温上昇期に大量発生し時に赤潮を形成します。
とはいえ、毒性は無いのでヤコウチュウによって赤潮が発生しても漁業被害などはないそうです。
夜光虫という名前の通り、夜間に刺激を与えると青白く発光するのが特徴です。

と言うわけで、
この日は潜るのは早々に諦め、夜まで待ちヤコウチュウの発光を撮影してみることに・・・

夜になり、港内でフラッシュを焚くとこんな感じでヤコウチュウがいっぱい。



ちょっと汚い感じですが、明かりを消して石を投げ込むと・・・



かなりの量発生していたようで、港内だけでなく遠く沖合でも波がはじけると、
周辺がぼうっと青白く光っていました。
しかしタイミングが一瞬な上、見た目では結構強く光っている様に見えても
実際は微弱なようで写真撮影は無理でした。

とても綺麗ですが、カメラの映像ではこの魅力を100%伝えることは出来ません。
実際に生で見た方が遙かに幻想的で綺麗です。

でも水族館的には、海の中が濁って何も見えなくなるのでちょっと迷惑です・・・

by とーる

第49回 旅まつり名古屋2010


 先日、名古屋で行われた「旅まつり名古屋2010 ー旅と宿と人のふれあいー」
に参加してきました。旅まつりは、全国各地の観光情報・郷土芸能・特産品を
一堂に集め、旅の楽しさ・素晴らしさをPRする、春の一大観光キャンペーンです。

 このイベントは毎年行われ、日本だけでなく世界各国の観光地からの参加もあり、
100以上のブース出展と、全国から40以上のゆるキャラが集まり2日間で20万以上が
来場し大盛況でした。

串本海中公園は、昨年9月に生まれた
アカウミガメとアオウミガメの赤ちゃんを
連れて串本町のブースでウミガメタッチングをしてきました。
たくさんのお客さんに来ていただき、皆さん興味津々でした。




会場内には、全国各地から集まったゆるキャラがたくさんいました。



かの有名な「せんとくん」もいました。
なんというか・・・
非常に・・・
ぶきm・・・可愛かったような気もします



和歌山県からは梅干しの「うめっぴ」
が来てました。
うめっぴは素直に可愛かったです。



こういう観光イベントは年に何度か行われていて、串本海中公園は大体カメを連れて
参加してます。
近くで開催されるイベントに串本海中公園が参加していたら
赤ちゃんウミガメに会うチャンスです!

by とーる

第42回 台風


前回は天気の話題だったので、今回はちょっと季節外れですが串本の台風について。
串本町の潮岬といえば、台風ニュースで皆さんもよく聞くことがあるかと思います。
潮岬は日本でも有数の台風銀座と呼ばれ、毎年頻繁に台風が接近し被害を及ぼしていて、台風接近時の位置を表す指標にされることが多い場所です。

串本に台風が近づけば、当然串本海中公園も大きな影響を受けます。
雨風も大変ですが、何より目の前にある海がものすごいことになります。



そして、なんと串本海中公園にはこんなになってしまう海の中に施設があります。
それは、そう「海中展望塔」です。

台風が近づき海が荒れてくると、展望塔は閉鎖され台風モードになります。
波や風の影響をなるべく少なくするため、屋根のテントをたたみ床板も取り外します。
さらに、桟橋から展望塔へつながる階段も上へ移動させ、橋上の床マット等あらゆる物を撤去します。

ここまで徹底する理由は、この画像を見てもらえれば分かってもらえると思います。
これは3~4年ほど前に大型台風が接近したときの画像です。





展望塔が波でほぼ隠れてしまうほどです。





船着き場付近の階段まで波が押し寄せてきます。



1年365日年中無休の串本海中公園も、これ程の台風になると休館したりしなかったりします。

by とーる
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