スタッフブログ【さびうらびより】くろすけ♀一覧
スタッフブログ【さびうらびより】スタッフ:くろすけ♀一覧
串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。
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第211回 安心して下さい。生きてます!
近頃、いくらでも寝られるクロスケ♀です。
歳と共に、睡眠時間が短くなるってよく言います。
若返ってるんですかね、私!?
最近、私の担当するナマコ水槽に変なナマコが入ったのでちょっと紹介します。
皆さん、水族館に行って、ナマコ水槽があったら、テンションあがりますか?
まあ、あんまりですよね。
でも、お客さんの反応を見ていると、意外に女子に受けている気がしないでもないですよ。
昔、寄生虫博物館が女子の間で人気!っていう話をきいたことがあるんですけど
それと同じ?
さて、当館のナマコ水槽は、串本の浅い海で見られる、普通のナマコたちを展示しています。
基本、地味だし、動かないので、気づかれず、素通りされることも、多々ありますが。

先月、地元の漁師さんから「変なナマコが掛かったから、欲しければあげる」との電話をいただき
うちのスタッフが取りに行ってきました。
バケツを除くと何とも気持ち悪い(漁師さんごめんなさい!)色のナマコが・・・
まるで、死んで表面の皮が腐ってはがれたような、ナマコが
横たわってました。
「死んでるんじゃ・・・」
おそるおそる触ってみると、しっかりした弾力があり、
生きてました!ゾンビか!

今回いただいたマナマコ
実は、これはマナマコの白化個体。
マナマコは、食用にもされるナマコで、魚屋などで買うとなかなかいい値段がします。
そして、たまにこういう変な色のマナマコがいて、漁師さんから連絡が入ったりします。

普通のマナマコ
過去には雪のように真っ白なマナマコもありました。

2006年2月に入った白いマナマコ
今回のは、お世辞にもキレイとは言いがたいのですが
珍しいので展示しました。

黒や茶色のナマコのひしめく中にあって、目立つのですが
ちょっとキモチワルイです。
そういえば
最近ちょっとマスコミデビューもした本州初記録のトゲオオイカリナマコも
なかなかのキモチワルさです。

こちらは、なが~い生き物コーナーで展示中。
皆さん、併せてぜひ見に来て下さい!
by くろすけ♀
第203回 2014年最後の日
今年も今日で終わり、明日からまた新しい1年が始まります。
皆さん、楽しい休暇をお過ごしですか?
来年は未年。
何と、来年年女!!という事実に驚愕する、クロスケ♀、心は20代です。
午年最後の今日、水族館の仲間たちから一言

クールなツバメウオさん

目力S級テングハギさん

名前もめでたいセンネンダイさん

鳥じゃないよ魚だよ、ウミスズメさん

ニセカンランハギさんとムレハタタテダイ・バックダンサーズ

男は黙って・・・ニセクロナマコさん


常に自己主張全快、すきっ腹コンビ、テングハコフグさんとハリセンボンさん

に、押されて、さっき言いたいことが言えなかった、まだまだちびっ子、モヨウフグちゃん

で、最後は、今年もやっぱり鳥居の奥の賽銭箱が気になる
吉兆のシンボル、イセエビさん
皆さん、お正月もお待ちしております。
よいお年を~!
by くろすけ♀
第202回 スッキリ!
朝起きるときは、携帯アラームを30分前からスヌーズでだらだら鳴らしながら起きる派です。
くろすけ♀です。
ごぶさたしてます。
とーる氏が「なんで最近はオレばっかりなんじゃ~(`_´)/」
とキレるので、書きます。書きますとも。心を入れ替えて。
さて~
今はもう、収まったのですが、
ちょっと前まで、水族館の周りが、とてつもなく臭ったんです!
ちなみに、一般の皆さんが水族館の裏側に来ると、
「臭い」と思うと思います。
バックヤードツアーなどで裏側に入ってこられたとき、
優しい方は、「潮の匂いがする~」とかいってくれますが、
正直なお子様などは、
「くさっ!」っていいます。
生臭い魚の臭い、時々何かが腐った臭い、その他いろいろ。
でもね、今回はその臭いとは違いました。
今回というか、毎年この時期思ってたんです。
ああ臭いなあ~、この時期になるといつもだなぁ。
で、この臭いを嗅ぐと蘇ってくるあの記憶。
まだ私がナウでヤングなギャルだった頃、
ある日の夕方、研究所の私たちの部屋に、ある動物が入り込んで、みんなで捕まえようとしたら
人生で嗅いだことのない、目にしみるような臭いが充満したんです。
それが、かの有名な「イタチの最後っ屁」
感動しました。
そしてそのまま帰りました。
だって、もう部屋にはいられない。
なので、私は毎年、この臭いはイタチか何か動物の、おしっこの臭いだと思っていました。
季節限定なので盛りのついた野良猫or動物のおしっこの臭いかも、とも思っていました。
そして、今年も盛大に臭う中、元館長さんが
「もしかしたら、虫が大量にたかっている、あの木かなあ」
と指を差し、
何百匹というハエやハチやアブがたかっている、低木の枝の間に顔を突っ込むと
のけぞるような臭いが鼻の奥を駆け抜けてゆきました。


その木の名前はハマヒサカキ。
海岸に多い木で、榊(サカキ)の遠い親戚みたいです。(科がいっしょ。モッコク科)
その花の匂いはプロパンガスに似て、異臭騒ぎが起きたこともあると、ウィキさんに出てました。
言われてみれば、風に乗ってほのかに漂う臭いはガスの臭いです。
葉の根元にずらりと着いた白いのが花。
可憐なのに臭いは強烈なのです。
臭いはアレですが、でも私は、長年の謎が解けてスッキリ!
ああよかった。
これから、罪のない猫やイタチを疑わなくてよいわ~。
と胸をなで下ろす、ある冬の日なのでした。
ちなみに、そらすずめさんは、「そんな臭い、するか~?」でした。
(゜゜;)エエッ
by くろすけ♀
第194回ヒゲハギ
10年ぶりに珍しい魚が入りました。
それがこちら

えっ、どこにいるかわからない!?
真ん中のウミウチワ(肌色のうちわみたいな形のサンゴ)の上の方ですよ。
じゃあ、近くによってみますね。

わかりました?
ヒゲハギっていいます。
(1匹です。たまに2匹ですか?って聞かれますが、上に写っているのは水面に反射したものです。)

体に皮弁(ひべん)と呼ばれるヒゲのようなものがたくさん生えているのが、特徴であり、名前の由来です。
カワハギに近い仲間で、ヒゲがなかったらカワハギと間違えるかも。
でも、飼ってみると性格は全然違います。
カワハギは、終始泳ぎ回って落ち着きがないけども、このヒゲハギはあまり泳がず漂うようにしてじっとしてます。
だから、お客さんが水槽の中で見つけるのもちょっと大変かも。
でも、この動かないのも彼らなりの生きるための戦略というか、何というか。
この体で海藻の中に紛れてじっとしてれば、敵に見つかりにくく、また、獲物も知らずに近寄ってきて捕まえやすいですよね。
2月の初め頃、漁師さんの網にかかって、水族館に持ってこられたときは、瀕死の状態だったのですが
私が愛情いっぱいに育てたせいか、入ってひと月もたたないのに今では

手から

餌を食べるようになりました!!
っていうか、生きる戦略のイミは!?
ま、まあ元気になったのでよしってことで・・・
皆さんも水族館に来たら、このヒゲハギ探してみて下さい。
10番のヤギ類・ツノサンゴ類の水槽に入ってます。
いつもだいたい
水槽奥の上の方でじっとしてます。
by くろすけ♀
第188回 会いたかった~!
なにをかくそう
(かくしてもいないけど)
わりと虫が好きです。
子どもの時は昆虫採集が大好きでした。
でも、集めて標本を作ってながめる、とか
飼育にチャレンジする、とか
そんなアカデミックな子どもではありませんでした。
なんとなく珍しい虫を捕るのが楽しい。
ま、そんなゆるい感覚で、虫捕りにいってました。
そんな少年の心を持った私もやがて年頃になり
ゴキブリ気持ち悪い~、クモこわい~なんて悲鳴をあげたときも
ありましたが(あったかな?)
串本に来て、八重山に赴任して、そんでまた串本に戻ってきて
すっかり少年の心を取り戻している自分に気がつきました。
携帯の写真のデータを見ると、虫がけっこう出てきました。
だって、潮岬に住んでいると面白い虫たちにたくさん会えるですよ~。
その中のお気に入りをちょっとだけ紹介します。
が!!決して万人受けするような写真ではありませんので
虫が苦手な方は、ご注意!
ではいきます!

まるで、あの有名な「風の谷のナウシカ」に出てきたような蟲!
これを初めて見たとき、心が躍りました!
うれしさのあまり、会社で「王蟲みたいな虫がおった!」って報告したらば
「それはないわ~」ってばかにされてたの、よ~く覚えています。
ええ、覚えています。(2回言った)
で、ついに撮った証拠写真がこれです。
みんな、「おお~、ほんまや~」と納得してくれました。
名前がわからなかったので、ネットで調べるときも、
「ナウシカ 王蟲」などで検索したら、やっぱりおんなじ事を考える人はいるんですね。
出てきました。
その名は
オオヒラタシデムシ
の幼虫でした。
小動物の死体やフンを食べる森のお掃除屋さん、だそうです。
甲虫の仲間で成虫になるとまた全然違う形になるんですが
(写真では、フンコロガシを平べったくしたような形?)
それはまだ実物を見たことがありません。
いつか見てみたいな~
で、もう一つは、個人的に
「懐かしいなぁ、キミ!
15年以上は会ってなかったよね。
近くに住んでるって噂は、時々聞いてたんだけどさ~」
みたいな気持ちにさせてくれた虫

ワモンゴキブリ
これはもう、八重山に赴任してたころ
よ~く出会いました。
普通のゴキブリよりも大きくて、首(正確に言うと胸部)のところに白っぽい輪紋があるのが特徴です。
心なしか動きものんびりで、この写真を撮るときもじっと動かず、接写で撮らせてもらえました。
こののんびりしたところが、いかにも沖縄っぽくて好きです。
昔は沖縄などにしか住んでいませんでしたが、
最近は暖房の発達で北海道にまでいるそうです。
ちなみにこの写真、会社の従業員トイレで撮りました~!
ということで、お楽しみいただけましたでしょうか?

え!?
まあまあ、また次回は美しい生きもののお話などを
ご紹介したいと思います。
たぶん。
by くろすけ♀



