海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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第278回 イシダイとモヨウフグ

今年も残すところ1ヶ月と半分。

に驚きを隠せない、くろすけ♀です。

この前、お節食べたと思ったのに。

でも考えようによっちゃあ、首を長くして待つまでもなく

またお正月気分が味わえると言うことで!

得した気分!?

 

さて

以前にもこのブログで紹介したイシダイモヨウフグ

今日はこの2匹の関係について

diary248_7.jpg
モヨウフグ(左下)イシダイ(右上)

 

この2匹は、当水族館の玄関入って最初、右側の水槽に入っているのですが

よく見ていると、一緒にいることがよくあります。

 

この写真も前にブログで紹介したものですがdiary249_2.jpg
やはり一緒に写ってます。

 

そして昨日も・・・
diary278_1.jpg

 

仲良しか!

 

どちらかといえば、イシダイの方からくっついていきます。

 

最初見たときは、イシダイがモヨウフグを威嚇

しているのかと思いました。

というのも、当館ではイシダイはわりと悪名高くて

ウミガメの甲羅をかじったり

気が強くて他の魚とけんかしたりと、

飼育員泣かせなこともあったので。

 

けれども、この2匹がけんかしている様子はありません。

たまに、モヨウフグがイシダイをうっとうしがって

いることはあるけども。

 

水槽には、この2匹の他に、そこそこ大きな

マダイやコショウダイもいたりするけど

基本、イシダイはこれらの魚が嫌いみたいで

時に激しく追い払ったりしています。

 

イシダイがなぜモヨウフグを好き(?)なのか

イシダイに聞いてみなければわかりませんが

モヨウフグのお腹に、よくすり寄っているので

あの、たぷたぷしたお腹に何か惹かれるものがあるのかもしれません(笑)

diary278_2.jpg
わかりみが深いw(使ってみたかった)

私も水槽掃除でこの水槽に潜ると、あのお腹は触りたくなります。

 

ちなみにこのイシダイはメスみたいで、

モヨウフグはどっちか分かりません。

 

仲良きことは美しきかな。

これからも平和に、機嫌良く暮らしていってくれることを

願っています。

 

by くろすけ♀

第277回 ツーリズムEXPOジャパン2019に行ってきました

10月24~27日にインテックス大阪で行われたツーリズムEXPOジャパン2019に参加してきました。

ツーリズムEXPOは世界規模の旅行イベントで、毎年東京で行われていましたが

今年はオリンピックの関係で大阪での開催となりました。

277-1.JPG

串本海中公園は、和歌山県串本町のブースでウミガメタッチングを行ってきました。

連れて行ったのは、今年9月に生まれたばかりの0才と去年生まれの1才のアカウミガメです。

さすがにまだ生まれて2か月の赤ちゃんガメは体が小さく負担が大きいので展示のみで、

1才の子ガメでタッチングをしました。

ちなみに、水族館に来ていただければ0才の赤ちゃんガメのタッチングもできます。

(なぜならお客さんが少ないから!)

ウミガメタッチングは大好評でたくさんの方に来ていただけました。

277-2.JPG

 

このイベントは世界規模なので、本当に世界中のブースがあってその規模の大きさに驚きました。

インテックス大阪にはイベントで度々行きますが、

大体1~6号館まである中の1つか2つを使ってイベントを行っています。

それでも結構な規模なのですが、今回のツーリズムEXPOでは1~6号館までの

全てを使っていました。

 

また、近くに白浜アドベンチャーワールドのブースがあったのですが、そこにいたのがこれです。

277-3.JPG

パンダがいました。

もちろん本物ではなく着ぐるみなのですが、何というクオリティ!

質感や下半身の汚れ具合など正に本物かと思うような出来栄え

さらに口も動くし瞬きもしていました。

さすがアドベン

 

あと、我々串本町の正面には忍者がいました。

忍者もウミガメに興味津々でした。

 

by とーる

第276回 ミノカサゴに刺されると人はどうなるのか

さかのぼること3月ほど前。

私の身にとても衝撃的な出来事が起こりました。

 

それは・・・

ミノカサゴに刺されちった。。

 

このてのブログ記事ではだいたい「みんなも注意しようねぇ~テヘペロ」的な軽い感じがお約束な気がしますが、

今回ばかりは真剣に苦しみましたので真剣に書きます。

 

結論から言いますと、

ミノカサゴに刺されるとハチャメチャに痛い。。

 

それでは、私が記録した「ミノカサゴに刺されると人はどうなるのか」をお楽しみください。

(※痛々しい画像が含まれます。。あと、おじさんの汚い手の画像が続きます。。)

7月某日 

8:50頃

展示生物を交換する際、うっかり小さなキリンミノの入った水槽に手を入れてしまい、ほんの少しだけ背鰭の先端が右中指に刺さる。瞬時に「あ、ヤバいやつや」と察し、すぐに40℃以上のお湯に患部を浸す。

 

9:00頃

患部の痛みが増し、お湯に浸しておくのが困難に。「ミノカサゴ 刺された」とネットで検索するもお湯につける以外の対処法は得られず。ただ、おそらく死にはしないだろうという情報は得る(確証はありません)。

ミノ1.JPG

 

9:30頃

右手全体がパンパンに腫れ、刺された中指が汗をかき始める。この頃になると手を動かすのも困難になり、脂汗をかきながら机に座りただただ悶える。痛みを例えるなら5秒おきに大きなペンチで中指周辺を押し潰されているような感じ。

ミノ2.JPG

 

10:30頃

痛みと右手の腫れはピークに。まるで金槌で右手を打ち付けられているような痛みが続く。本気で病院行こうか迷いつつ、気を紛らわそうと意味もなく歩き回る。止まっていると筋肉が痙攣して右手全体が小刻みに震える。

ミノ3.JPG

 

11:30頃

痛みのピークは過ぎるが、依然ズキズキした鈍痛は続く。若干気力も回復し、もう病院に行かなくても大丈夫であることを確信する。

ミノ4.JPG

 

13:00頃

若干の痛みは残るがようやく回復。右手の腫れも少しずつ引き始める。

 

15:00頃

痛みはほぼ無くなる。刺された箇所を押さえると痛む程度に。手の腫れは依然残るがいつも通りの作業も問題なく執り行える。

ミノ5.JPG

 

翌日

刺された箇所を押さえると若干痛むものの、手の腫れも痛みもほぼ完治。

 

翌翌日

何故か刺された右中指のみポロポロと皮が剥ける。腫れも痛みも無し。

 

3週間後

完治。

刺された箇所を押さえても痛みを感じなくなる。

はい。

以上、私がキリンミノに刺されてからの記録となります。

 

あくまで私自身の主観的な記録ですので誰しも同じ症状ではないと思いますが、もし刺された場合には早めに病院へ行くことをお勧めします。

 

ミノ6.JPG

 

ミノカサゴの仲間って綺麗だし優雅だし見ている分には素敵だけど、あの子たち本当は超怖いから、

みんなも注意しようねぇ~テヘペロ。。。

 

by ひらりん

第275回 痛いからホントにやめて欲しい

たまに館内を歩いていると

パチンッパチンッとどこからともなく音がしていることヶあります。

それはおそらくこの子の仕業です。

 

275-1.jpg

フトユビシャコ。

 

 

まぁ有名な話ですが

シャコの仲間には手がハンマー状になっていて

貝などを割って食べるものがいます。

このフトユビシャコはまさにその中の一種で

さきほど言ったパチンッという音は

おそらく水槽内の何かを殴っている時の音でしょう。

 

同じようなシャコの仲間でモンハナシャコという種もいますが

この子に至っては飼育水槽のガラスを割るなんて逸話もあり

たまに館内でも「ガラス割られないんですか」と聞かれる事があります。

実際に、私がモンハナシャコを飼育している中では

水槽を割られたことは一度もありません。

 

ただし、水槽内に入れていた厚さ5ミリのアクリル板でできたシャコハウスは

粉々に砕かれましたけどね。

 

 

 

話を戻しまして

現在飼育中のフトユビシャコ。

もうかなり長いこと飼育しているのですが

最近、殴り癖がひどくなってきまして

水槽掃除で手を入れる時はもちろん

エサを指でつまんでちょっと入れるだけの時も

殴りかかってきます。

ボケーッと餌やりしている時などは

指先をぶん殴られます。

 

こんな感じで

 

 

 

 

 

おとなしかったあの頃に戻って。

ねぇ、お願い。

 

275-2.jpg

 

カメラ目線で可愛いポーズ決めてるみたいだろ?

ガラス越しに殴ろうとしてるんだぜ。

 

by ハムいち

第274回 夕暮れと水面観察

酷暑が過ぎ、日が暮れると涼しくなる季節になって来ました。

 

そのお陰で動きやすくなったので、数箇所で流れ藻採集と岸壁観察に行ってきました。

水面に浮く海藻、木くず、イカダその周りに隠れ潜む生き物を

目をこらして探します・・・

 

よく見ると目の付いた落ち葉が集団で泳いでいたので掬って見ました。

マツダイをゲット!

 

matsudai.jpg

写真の茶色い魚がマツダイ、白い水玉模様の魚はイスズミの稚魚です。

 

白黒の魚が好きなのでイスズミは嬉しかったです。

成魚になると水玉模様は消えますが、夜間の体色だと薄い水玉が出てきます。

 

 

 

採集はこのぐらいにして、岸壁に居着いた魚の観察に移りました。

去年は岸壁に死滅回遊魚はほとんど来ていませんでしたが、今年はそこそこ見られました。

 

tunodasi01.jpg

長いフィラメントが特徴のツノダシ

他にはヒレナガハギ、ヒメテングハギ、チョウチョウウオ類、メッキなどの幼魚がみれて岸壁はかなり賑やかでした。

 

 

 

そのなかでも一番驚いたのが下のコイツです↓

 

 

ishidai.jpg

水面近くまで巨大な石鯛があがってきてました。

 

石鯛の幼魚は白黒のラインが入ったお魚ですが、

成魚になると体が灰色になり口周りが黒くなるのでクチグロとも呼ばれています。

 

あれは全長50~60cmはありましたよ

さすがにこれはを掬ったら、網が海に持ってかれますね・・・

 

 

帰路の途中、夕日がキレイだったのそれもカメラに収めました

 

yuhi.jpg

写真ではホントの美しさをお伝えすることができず残念です・・・

 

捕れたお魚は水槽に移して、その日は終わり、

早く大きくなってもらって、皆様にお披露目できる日が楽しみです。

 

by   ナツメリ

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