スタッフブログ【さびうらびより】STAFF BLOG
串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。
- 最新記事
- 第390回 ついにやってきた季節
- 第389回 月光に輝く「ゲッコウスズメダイ」
- 第388回 あなたが噛んだ水槽が痛い
- 第387回 だって魚だもの
- 第386回 ウミガメの交尾の季節となりました
- カテゴリ
- BigWest (6)
- Go (20)
- くろすけ♀ (70)
- くろちゃん (3)
- こて (18)
- さく太郎 (20)
- しまっち (25)
- そらすずめ (9)
- とーる (72)
- ひらりん (23)
- ひろぽん (6)
- ひーちゃん (12)
- まつ (4)
- ゆーみん (18)
- クチヒゲノムラガニ (5)
- ナツメリ (7)
- ハムいち (60)
- ブログ更新 (385)
- マンジュウイシ (1)
- 海人 (6)
- 青ネギ (4)
- 月別アーカイブ
- 2024年5月 (1)
- 2024年4月 (2)
- 2024年3月 (2)
- 2024年2月 (2)
- 2024年1月 (2)
- 2023年12月 (2)
- 2023年11月 (2)
- 2023年10月 (3)
- 2023年9月 (1)
- 2023年8月 (2)
- 2023年7月 (2)
- 2023年6月 (2)
- 2023年5月 (2)
- 2023年4月 (3)
- 2023年3月 (1)
- 2023年2月 (1)
- 2023年1月 (2)
- 2022年12月 (2)
- 2022年11月 (1)
- 2022年10月 (3)
- 2022年9月 (1)
- 2022年8月 (3)
- 2022年7月 (1)
- 2022年6月 (2)
- 2022年5月 (1)
- 2022年4月 (2)
- 2022年3月 (2)
- 2022年2月 (2)
- 2022年1月 (2)
- 2021年12月 (2)
- 2021年11月 (3)
- 2021年10月 (1)
- 2021年9月 (2)
- 2021年8月 (2)
- 2021年7月 (2)
- 2021年6月 (3)
- 2021年5月 (1)
- 2021年4月 (2)
- 2021年3月 (2)
- 2021年2月 (2)
- 2021年1月 (2)
- 2020年12月 (2)
- 2020年11月 (2)
- 2020年10月 (2)
- 2020年9月 (2)
- 2020年8月 (2)
- 2020年7月 (2)
- 2020年6月 (2)
- 2020年5月 (9)
- 2020年4月 (2)
- 2020年3月 (2)
- 2020年2月 (2)
- 2020年1月 (2)
- 2019年12月 (2)
- 2019年11月 (3)
- 2019年10月 (1)
- 2019年9月 (2)
- 2019年8月 (2)
- 2019年7月 (2)
- 2019年6月 (3)
- 2019年5月 (1)
- 2019年4月 (2)
- 2019年3月 (2)
- 2019年2月 (2)
- 2018年12月 (1)
- 2018年11月 (2)
- 2018年10月 (1)
- 2018年9月 (1)
- 2018年7月 (2)
- 2018年6月 (1)
- 2018年5月 (2)
- 2018年4月 (2)
- 2018年3月 (2)
- 2018年2月 (2)
- 2018年1月 (2)
- 2017年12月 (2)
- 2017年10月 (2)
- 2017年9月 (1)
- 2017年8月 (2)
- 2017年7月 (2)
- 2017年6月 (2)
- 2017年5月 (2)
- 2017年4月 (2)
- 2017年3月 (2)
- 2017年2月 (2)
- 2017年1月 (2)
- 2016年12月 (2)
- 2016年10月 (1)
- 2016年8月 (2)
- 2016年7月 (1)
- 2016年5月 (1)
- 2016年4月 (1)
- 2016年3月 (1)
- 2016年2月 (1)
- 2016年1月 (1)
- 2015年12月 (1)
- 2015年6月 (1)
- 2015年5月 (1)
- 2015年4月 (1)
- 2015年3月 (1)
- 2015年1月 (1)
- 2014年12月 (2)
- 2014年10月 (1)
- 2014年9月 (1)
- 2014年8月 (1)
- 2014年6月 (1)
- 2014年5月 (1)
- 2014年4月 (1)
- 2014年3月 (1)
- 2014年2月 (2)
- 2014年1月 (1)
- 2013年12月 (2)
- 2013年10月 (2)
- 2013年9月 (1)
- 2013年8月 (1)
- 2013年7月 (3)
- 2013年6月 (2)
- 2013年5月 (3)
- 2013年4月 (2)
- 2013年3月 (1)
- 2013年2月 (2)
- 2013年1月 (3)
- 2012年12月 (5)
- 2012年11月 (2)
- 2012年10月 (3)
- 2012年9月 (4)
- 2012年8月 (3)
- 2012年7月 (4)
- 2012年6月 (4)
- 2012年5月 (2)
- 2012年4月 (2)
- 2012年3月 (2)
- 2012年2月 (3)
- 2012年1月 (3)
- 2011年12月 (5)
- 2011年11月 (4)
- 2011年10月 (3)
- 2011年9月 (3)
- 2011年8月 (2)
- 2011年7月 (3)
- 2011年6月 (5)
- 2011年5月 (5)
- 2011年4月 (4)
- 2011年3月 (3)
- 2011年2月 (5)
- 2011年1月 (4)
- 2010年12月 (5)
- 2010年11月 (4)
- 2010年10月 (4)
- 2010年9月 (2)
- 2010年8月 (3)
- 2010年7月 (6)
- 2010年6月 (4)
- 2010年5月 (5)
- 2010年4月 (4)
- 2010年3月 (3)
- 2010年2月 (3)
- 2010年1月 (4)
- 2009年12月 (4)
- 2009年11月 (6)
- 2009年10月 (4)
- 2009年9月 (8)
- 2009年8月 (5)
- 2009年7月 (7)
- 2009年6月 (5)
第205回 一日飼育員体験~釣り採集~
最近、仕事終わりに毎日のようにサッカーをして
身体の節々が痛い。どうもGOです。
唐突ですが、子供さんが将来なりたい職業ランキングがあったら、
上位の方に辛うじて入ってくるであろう
職業に「水族館の飼育員」があります…
いや、きっとあると思います…むしろ、あってほしい…
そんな願いで、将来有望な飼育員を一人でも多く輩出すべく、
串本海中公園はこんなイベントを開催いたします。
「一日飼育員体験」
一日駅長など一日○○という言葉をたまに耳にしますよね?
今回は一日、飼育員になって飼育スタッフが日ごろやっている仕事を
実際に体験してみよう!とういうイベントです。
でも一味違うのは、一スタッフとして即戦力として参加してもらいます。
記念すべき第一回目の体験内容は「釣り採集」と「餌やり」です。
串本海中公園水族館で飼育、展示している生き物の大半は、
スタッフが海で釣ってきたり、潜って獲ってきたり、漁師さんにもらったりして
「串本の海」で実際に集めています。
これが正直すごく大変なんですよ!!
そこで、今回は午前中に近くの漁港で実際に展示する魚を釣ってもらい、
水族館に運んでもらいます。
もちろん釣っていただいた魚は、もれなく展示させていただきます。
そして、午後からは様々な生き物に餌やりをしてもらったり、
水族館の裏側をご案内させていただきます。
同行するスタッフは当館きっての
釣り大好き宇井館長と私、GOが担当します。
釣り採集の様子
釣った魚は薬浴して軽トラックで運びます。
水族館に到着後、ホイストで水槽の上まで運びます。
プログラムはこんな感じです。
◆開催日時:4月5日(日) 9:50集合、14:30解散予定。
◆集合場所:水族館入口チケット窓口前
◆催行人数:定員20名/最少催行人数4名
◆参加料金:大人1200円/小中学生700円/
9:50 ■ 串本海中公園水族館入口に集合。
10:00 ■ ご挨拶、イベントのガイダンス。
10:10 ■ 釣り採集へ!紀伊有田港へ出発!
12:00 ■ お魚を水族館へ搬入し、釣り終了。
12:00 ■ お昼休憩(自由昼食)
13:00 ■ エサやり体験、バックヤード施設をご案内。
14:30 ■ イベント終了のご挨拶、解散。
※餌や道具はすべてこちらでご用意しますので、
釣りしやすい格好で来ていただければ大丈夫です。
腕に自信のある方から釣りをしたこの無い方まで大歓迎です。
ご予約お申込みは regi@kushimoto.co.jpまで次の内容をお送りください。
メール題名「1日水族館飼育係予約」
メール本文:
(1) 1日水族館飼育係予約
(2) 代表者名:〇〇〇〇※フルネームでお願いします。
(3) 参加人数:大人〇名、小中学生〇名
(4) 携帯番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
当園からの返信をもちましてお申し込み受付とさせて頂きます。
自動返信ではございませんので、お時間を頂きます。
詳しくはホームページをご参照ください。
自分で釣った魚を食べずに、水族館の水槽で展示してみませんか?
皆様のご参加お待ちしております。
byGO
第204回 22年ぶりにコロザメ入館
ずいぶんと久しぶりにブログを書いている気がします…
ネタが無かったわけではないんですよ…
今年は更新頻度を上げていきたいと思いますので
何卒よろしくお願いします。
さて、先日顔なじみの漁師さんから
見慣れない「バカでかい生き物」が網に入ったから取りにきてと
連絡をいただきました。
「バカでかい魚」ではなく、「バカでかい生き物」ということで
ちょっと嫌な予感がしつつ、現地に到着すると
確かに魚とは言い難い170㎝はあろうかという生き物がいました。
漁港へ向かう途中は哺乳類では?と思っていましたが
ちゃんと魚でした。
正体はこいつでした。
コロザメ
コロザメは日本各地の沿岸の砂底域に広く分布するサメの仲間ですが、
近縁種のカスザメに比べると個体数が少ないのか、
当館では22年ぶりの入館となります。
本個体は定置網に入り、迅速に船の生け簀の中へ入れておいてくれたおかげで、
擦れ傷もほとんどなく非常に良い状態でした。
現在はトンネル水槽に入れて展示中です。
すでに当館での最長飼育記録を更新中です。
コロザメは肉食性なので、餌はアジやサンマなどを棒に差し、
潜水して与えます。
未だに食べてくれません…現在奮闘中です!
170㎝もあるコロザメは貫禄があって、トンネル水槽でも
とても目立ちます。
早く餌付いてトンネル水槽の目玉の一つになってほしいものです。
by GO
第203回 2014年最後の日
今年も今日で終わり、明日からまた新しい1年が始まります。
皆さん、楽しい休暇をお過ごしですか?
来年は未年。
何と、来年年女!!という事実に驚愕する、クロスケ♀、心は20代です。
午年最後の今日、水族館の仲間たちから一言
クールなツバメウオさん
目力S級テングハギさん
名前もめでたいセンネンダイさん
鳥じゃないよ魚だよ、ウミスズメさん
ニセカンランハギさんとムレハタタテダイ・バックダンサーズ
男は黙って・・・ニセクロナマコさん
常に自己主張全快、すきっ腹コンビ、テングハコフグさんとハリセンボンさん
に、押されて、さっき言いたいことが言えなかった、まだまだちびっ子、モヨウフグちゃん
で、最後は、今年もやっぱり鳥居の奥の賽銭箱が気になる
吉兆のシンボル、イセエビさん
皆さん、お正月もお待ちしております。
よいお年を~!
by くろすけ♀
第202回 スッキリ!
朝起きるときは、携帯アラームを30分前からスヌーズでだらだら鳴らしながら起きる派です。
くろすけ♀です。
ごぶさたしてます。
とーる氏が「なんで最近はオレばっかりなんじゃ~(`_´)/」
とキレるので、書きます。書きますとも。心を入れ替えて。
さて~
今はもう、収まったのですが、
ちょっと前まで、水族館の周りが、とてつもなく臭ったんです!
ちなみに、一般の皆さんが水族館の裏側に来ると、
「臭い」と思うと思います。
バックヤードツアーなどで裏側に入ってこられたとき、
優しい方は、「潮の匂いがする~」とかいってくれますが、
正直なお子様などは、
「くさっ!」っていいます。
生臭い魚の臭い、時々何かが腐った臭い、その他いろいろ。
でもね、今回はその臭いとは違いました。
今回というか、毎年この時期思ってたんです。
ああ臭いなあ~、この時期になるといつもだなぁ。
で、この臭いを嗅ぐと蘇ってくるあの記憶。
まだ私がナウでヤングなギャルだった頃、
ある日の夕方、研究所の私たちの部屋に、ある動物が入り込んで、みんなで捕まえようとしたら
人生で嗅いだことのない、目にしみるような臭いが充満したんです。
それが、かの有名な「イタチの最後っ屁」
感動しました。
そしてそのまま帰りました。
だって、もう部屋にはいられない。
なので、私は毎年、この臭いはイタチか何か動物の、おしっこの臭いだと思っていました。
季節限定なので盛りのついた野良猫or動物のおしっこの臭いかも、とも思っていました。
そして、今年も盛大に臭う中、元館長さんが
「もしかしたら、虫が大量にたかっている、あの木かなあ」
と指を差し、
何百匹というハエやハチやアブがたかっている、低木の枝の間に顔を突っ込むと
のけぞるような臭いが鼻の奥を駆け抜けてゆきました。
その木の名前はハマヒサカキ。
海岸に多い木で、榊(サカキ)の遠い親戚みたいです。(科がいっしょ。モッコク科)
その花の匂いはプロパンガスに似て、異臭騒ぎが起きたこともあると、ウィキさんに出てました。
言われてみれば、風に乗ってほのかに漂う臭いはガスの臭いです。
葉の根元にずらりと着いた白いのが花。
可憐なのに臭いは強烈なのです。
臭いはアレですが、でも私は、長年の謎が解けてスッキリ!
ああよかった。
これから、罪のない猫やイタチを疑わなくてよいわ~。
と胸をなで下ろす、ある冬の日なのでした。
ちなみに、そらすずめさんは、「そんな臭い、するか~?」でした。
(゜゜;)エエッ
by くろすけ♀
第201回 串本にオスプレイが来た
こんにちは
相変わらずの更新頻度です。
しかも最近は自分しか書いておりません。
なんと今日は串本にV-22オスプレイが来ました。
今日は南紀地方の各所で大規模な地震津波災害訓練が行われ、その一環で串本町潮岬の
望楼の芝にオスプレイが来て救助訓練を行いました。
南紀白浜空港から物資を積み込んだオスプレイが望楼の芝に着陸し、
要救助者を乗せ潮岬沖に停泊するヘリコプター護衛艦「いせ」に着艦して治療する。
というもので、災害訓練でオスプレイが参加するのは全国初だそうです。
そんな凄いのが来るんだったら見に行くしかない!
・・・もとい、
串本町民として海中公園スタッフとして津波に対する防災訓練は非常に大事なものであり云々…
と言うわけで、こっそり仕事をさぼって見学に行ってきました。
望楼の芝に着くと、丁度オスプレイが着陸するところで焦りました。
思っていたより大きくて迫力がありました。
画像からは分かりづらいですが、垂直尾翼に漢字で「竜」と書かれていました。
米軍の機体なのに何故漢字が?かっこいいから?
潮岬沖には、すぐ近くに自衛隊のヘリコプター護衛艦「いせ」が来ていました。
こちらもまたものすごい大きさで、この潮岬沖は何度も自ら操船して通っていますが、
そこにこんな巨大な物が浮かんでいるのはとても不思議な光景でした。
望楼の芝に着陸したオスプレイは、要救助者役を乗せ離陸し、そのまま「いせ」へ向かい着艦しました。
ん~格好いいですね、自分も乗せてほしい。
話題の騒音は別に大したことは無かったです。
音が大きいのは当然でしたが、普通のヘリコプターやプロペラ機とそんなに違う様には感じませんでした。
まあ、さすがに自分の家の横で毎日離着陸されたら嫌ですが、オスプレイが特別うるさいとは思いませんでした。
さらには、
災害訓練は各所で行われており、海中公園の隣の有田港では自衛隊の水陸両用車が来ていました。
荷台(?)に仁王立ちする自衛官のこの渋さ!
水陸両用車だけあって後部にはちゃんとペラが付いていました。
しかしこの自衛隊の迷彩色の魅力はすごいですね。
普通のショベルカーやブルドーザーが迷彩色になるだけで、
このかっこよさです。素晴らしい
今日は久々に童心に返って興奮しました。
by とーる