海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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第225回 海のウサギ

今回初めて投稿させて頂きます。入社2年目の“ひらりん”です。

 

突然ですが、皆さんはウミウサギという貝を御存知でしょうか?

タカラガイに近い仲間で、純白で光沢のある美しい殻を持っています。

P1020509.JPG

その殻の色と形が丸まった白いウサギに似ているということで

ウミウサギという名前が付いたようです。

 

で、ナゼそんな話をしたのかといいますと・・・

 

 

バックヤードで飼育中のクチムラサキウミウサギ

P1210689.JPG

というウミウサギの1種を観察していて、

殻の形以外にもウサギな部分を発見してしまったからなのです・・・。

 

・・・それは

・・・

・・・

 

 

ウ○コ

 

 

ということで、

ここから先は閲覧注意です。お食事中の方はご注意ください。

 

 

 

 

 

まずは・・・

P1100154.JPG

これが以前、奄美大島に行った際に撮影したアマミノクロウサギのウ○コ。

なるほど。

ポロポロしてますねぇ~。

 

 

ではいよいよクチムラサキウミウサギのウ○コを見てみましょう・・・

P1210634.JPG

・・・?

 

P1210637.JPG

・・・?!

 

P1210639.JPG

ポロポローー!!

 

形は若干違うものの、納得のウサギ風!

僕の中で貝のウ○コはもっと長いものを想像していたので驚きです。

 

 

因みに陸のウサギのウ○コは消化できなかった植物の繊維なんかが集まったもののようですが、

クチムラサキウミウサギはというと・・・。

 

P1210681.JPG

・・・!!

※ウサギだけに月の写真とかじゃないです。ウ○コの顕微鏡写真です。

 

 

なんと宿主であるバラウネタケの骨片でできていました!

なるほど。骨片までは消化できないようです。

 

・・・実はソフトコーラルの骨片を観察したのは初めてだったので、その形にも感激してしまいました。

 

さて、このポロポロウ○コ。

クチムラサキウミウサギに限られたものなのかウミウサギの仲間は皆ポロポロなのかは分かりませんが・・・。

ウミウサギの仲間は海でよく見かけますので、機会があれば比較してみたいと思います。

 

 

・・・ということで、

初投稿からウ○コを連発してしまった私ですが、

普段は決してそんな下品な人間ではないので(たぶん。。)

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

by ひらりん

第224回 子ガメタッチングinフィッシングショー大阪

去る2月4.5日と日本最大級の釣りの祭典、フィッシングショ-大阪にフィッシングタウン串本の一員として参加してきました。

串本海中公園からも当館生まれの生後半年のアカウミガメの子供を連れて行きました。

2522.jpg

ブ-スに来て頂いたたくさん方に可愛がってもらいました。ありがとうございました。

diary224 2.jpg

水族館には今回持って行ったアカウミガメの子供のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんまで、

三世代飼育しています。今度は是非串本まで会いに来てくださいね~お待ちしてます。

diary224 3.jpg

今回のフィッシングショーで気になったブースがありました。

「金魚釣り」

金魚すくいならぬ、金魚釣り 斬新です。

釣った金魚はお持ち帰りできるみたいでした。

diary224 4.jpg

diary224 5.jpg

diary224 6.jpg

しかも、飼育員的ポイントが高かったのが、針の外し方が徹底されていたことです。

魚は変温動物ですので、大抵の魚の体温は人間の体温より低いため、釣った魚を素手で掴んだり、触ってしまうと

やけどしたり、体表の粘膜が剝がれたりします。そうすると、体力を消耗したり、感染症の原因になったりして飼うことが難しくなります。

水族館でも展示する魚は釣り採集することがありますが、なるべく素手で触れないような方法で針を外しています。

この金魚釣りでも普段、当館の釣り採集で行っているような針の外し方が行われていたので安心しました。

ちなみに口に針が刺さる方が弱ってしまうのでは?と思われがちですが、意外と大丈夫で、釣ったその日にエサを食べる魚もいたりします。口に針が刺さるダメ-ジより素手で触ってしまう方が、魚にとってはダメージが大きいのです。

 

今回の金魚釣り、大変賑わっていたので、串本海中公園でも〇〇釣り…アリかもしれないです。

こうご期待ください。

 

by GO

第223回 赤鬼

2月も近づいてきましたので

館内トピックス水槽にて節分に絡めて

名前に『オニ』とつく生き物を数種展示しています。

 

223-1.jpg

 

福はいません。オニのみです。

 

その中にはこんな生き物も入っております。

 

 

223-2.jpg

 

なかなか存在感のあるこの方。

アカオニヒトデと申します。

 

このアカオニヒトデ。

その辺でよくいるオニヒトデとは違い

非常に珍しいヒトデです。

 

この個体は昨年の11月に串本町内で採集され

当館に持ち込まれたのですが

新規入館個体では2007年の3月以来なのでおよそ9年半ぶり。

展示としてはおよそ6年ぶりの展示となります。

 

水槽内ではオニヒトデと一緒に展示しているので

盤状の棘の長さの違いが分かりやすくなっております。

この機会に是非とも見て下さい。

 

by ハムいち

第222回 2017年元旦

皆さんあけましておめでとう御座います。
2017年も串本海中公園をよろしくお願い致します。
串本海中公園は年中無休、年末年始も開館しておりますので皆さんぜひお越し下さい。
2017年元旦初日の出です。↓
P1030889.JPG
 
さて、本日元旦からこの子が館内でデビューしました。
P1012217.JPG
P1012215.JPG
 
この子は、先月この付近で保護されたタイマイの子供です。
まだ小さいですがタイマイの特徴がちゃんと分かります。
Hawksbill turtleと言われるように鷹のようにとがったくちばしと、ギザギザになった甲羅のお尻、
さらに昔は鼈甲細工の原料されていた綺麗な甲板が特徴です。
暫く水族館裏で療養していましたが、健康状態は良好で餌も良く食べていますので、
この度正式に当館で飼育・展示することになりました。
ゆくゆくは、成長してタイマイの繁殖も行える様になったらいいな、と期待してます。
 
アカウミガメやアオウミガメと比べると数が少なく、しかもまだ小さな子供の状態
とレアですので皆さん是非見に来てください。
 
 
by とーる

第221回 異変

 地先の海岸には台風で打ち上げられたサンゴ骨格が厚く堆積した、本州唯一の地形が見られる。そこを散策するためにコーラルロードと名付けた小道が設けられている。道と言ってもサンゴ骨格を道標として並べただけのいたって簡素なものだ。

diary221_1.JPG
(愛犬とコーラルロード)

 ほぼ毎朝、愛犬の散歩を兼ねて歩道整備をするのを日課としているが、今年の夏頃から異変は始まった。道標のサンゴが所々で散らばり、また、歩道脇に掘ったような痕が残っていたのである。最初は、人の仕業かなと思っていた。ところが、規模が広がりを見せるに連れ、その正体の察しがついた。「イノシシ」である。しかも、集団。

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(被害前の歩道)

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(被害後の歩道)

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(歩道脇に空いた穴・穴・穴・・・(矢印の部分))

 歩道脇の穴は海岸植物のハマアザミを掘った跡である。この根はハマゴボウとも呼ばれ、人が食べてもおいしい。イノシシは味をしめたのだ。また、サンゴを散らばしたのは、どうやら、その下に潜むカニを探したためであろう。
diary221_5.JPG
(ハマアザミ)

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(根だけ食べられたハマアザミ)

 今や海岸は穴だらけ、ハマアザミは絶滅の危機、また、毎日の歩道の修正に体力を消耗し、持久戦となった。歩道の管理をあきらめるのが早いか、餌を食べ尽くしたイノシシが海岸を見限るのが早いか。
diary221_7.JPG
(錆浦海岸最大のハマアザミの群落)


diary221_8.JPG
(食害され群落が消失)

 イノシシの索餌は夜間であるが、最近は大胆にも水族館の下まで行動範囲を広げてきている。歩道整備も難儀ではあるが、そのうち早朝の海岸でイノシシに出くわさないか心配になっている。

by クチヒゲノムラガニ
 

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