海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

中国語 English 年中無休!営業時間 9:00-16:30

スタッフブログ【さびうらびより】スタッフ:ブログ更新一覧

串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。

最新記事
第233回 スギノキミドリイシの一斉産卵
第232回 環水平アーク
第229回 カスっこ
第228回 アオウミガメの超交尾
第224回 子ガメタッチングinフィッシングショー大阪
カテゴリ
Go (18)
くろすけ♀ (37)
くろちゃん (3)
こて (18)
しまっち (25)
そらすずめ (9)
とーる (42)
ひらりん (2)
ひろぽん (6)
ひーちゃん (12)
ゆーみん (18)
クチヒゲノムラガニ (3)
ハムいち (33)
ブログ更新 (224)
マンジュウイシ (1)
海人 (6)
月別アーカイブ
2017年7月 (1)
2017年6月 (2)
2017年5月 (2)
2017年4月 (2)
2017年3月 (2)
2017年2月 (2)
2017年1月 (2)
2016年12月 (2)
2016年10月 (1)
2016年8月 (2)
2016年7月 (1)
2016年5月 (1)
2016年4月 (1)
2016年3月 (1)
2016年2月 (1)
2016年1月 (1)
2015年12月 (1)
2015年6月 (1)
2015年5月 (1)
2015年4月 (1)
2015年3月 (1)
2015年1月 (1)
2014年12月 (2)
2014年10月 (1)
2014年9月 (1)
2014年8月 (1)
2014年6月 (1)
2014年5月 (1)
2014年4月 (1)
2014年3月 (1)
2014年2月 (2)
2014年1月 (1)
2013年12月 (2)
2013年10月 (2)
2013年9月 (1)
2013年8月 (1)
2013年7月 (3)
2013年6月 (2)
2013年5月 (3)
2013年4月 (2)
2013年3月 (1)
2013年2月 (2)
2013年1月 (3)
2012年12月 (5)
2012年11月 (2)
2012年10月 (3)
2012年9月 (4)
2012年8月 (3)
2012年7月 (4)
2012年6月 (4)
2012年5月 (2)
2012年4月 (2)
2012年3月 (2)
2012年2月 (3)
2012年1月 (3)
2011年12月 (5)
2011年11月 (4)
2011年10月 (3)
2011年9月 (3)
2011年8月 (2)
2011年7月 (3)
2011年6月 (5)
2011年5月 (5)
2011年4月 (4)
2011年3月 (3)
2011年2月 (5)
2011年1月 (4)
2010年12月 (5)
2010年11月 (4)
2010年10月 (4)
2010年9月 (2)
2010年8月 (3)
2010年7月 (6)
2010年6月 (4)
2010年5月 (5)
2010年4月 (4)
2010年3月 (3)
2010年2月 (3)
2010年1月 (4)
2009年12月 (4)
2009年11月 (6)
2009年10月 (4)
2009年9月 (8)
2009年8月 (5)
2009年7月 (7)
2009年6月 (5)

第233回 スギノキミドリイシの一斉産卵

6月20日(火)夜9時15分頃、海中公園前グラスボート乗り場において今年初めてとなるサンゴの一斉産卵を観察しました。

今回産卵したのは樹枝状の群体を形成するスギノキミドリイシという種類で産卵は23時頃まで続きました。

このスギノキミドリイシはグラスボート乗り場に約50m四方にわたって大群落を形成しており、20日に産卵が確認されたのは全体の3分の1程度でした。

スギノキ1.jpg

今年で観察を始めて3年目になりますが、サンゴの産卵には様々な要因が複合的に関わっていると考えられており、産卵日を完璧に予測するのは非常に困難です。

ぶっちゃけ、前日サンゴが産んだかどうかは次の日に海から漂う臭いやスリック(サンゴの卵や胚が一部の水面集まったもの)の様子を見れば分かることも多いのですが・・・どの種類が産卵したのかを特定するためにはひたすら潜って確認するしかありません。

そして、今回の初産卵が観察できるまでが結構長かったのです。

実に1ヵ月と8日。

あまりに産まないと次第に心が荒んでいきます。

 

・始めの10日間

 よし!やるぞ!!

 そろそろ産みそうな気がする。

 

・10日から20日

 おかしい。産まん。

 でもいつ産むか分からないから頑張ろう!

 

・20日から30日

 もう産まねぇんじゃないか。

 どうせオレの目は節穴だよ。

 

・31日から38日

 どうせ産まないんでしょ?

 海荒れないかな。

 

・39日目

 やっと産んだ。

 

ということで、頑張って写真を撮りました。

スギノキ2.jpg

海中が一面バンドルに包まれる様子は相変わらず圧巻!

スギノキ3.jpg

とりあえず、今年も無事に産んでくれたようで荒んだ心も癒やされました。

 

因みにその後、6月23日、24日と立て続けに残りの群体も産卵し、グラスボート乗り場でのスギノキミドリイシの産卵は一段落したのではないかと思っています。

今後は7月末にかけて串本を代表するサンゴであるクシハダミドリイシやエンタクミドリイシ等の産卵が予測されますので、引き続き観察を続けていきたいと思います。

 

by ひらりん

 

○おまけ

これだけボヤいといてなんですが、

夜潜るといつもは見かけない生物ともで会えるので、実は結構楽しかったりします。

サンゴが産卵した日ではありませんが、この日は大きなアカウミガメと出会うことができました。

第232回 環水平アーク

先日船を出して潜水調査をしていたら、空に変な虹が出現していました。

232-1のコピー.jpg

やや反った直線の虹です。

これは環水平アークと言うらしいです。

なにやら、雲中の氷晶に太陽光が屈折して起こる現象で、太陽の高度が58°以上の時にだけ現われるそうです。

やや気が滅入る潜水調査の前に良いものが見られました。

そして、これはこの調査に対する吉兆に違いない!なんて思っていたら

232-2.jpg

 

なんとまさしくその通りに

ここ数年で一番のコンディションの良さでスムーズに調査を行う事が出来ました。

この調査は、毎年海が荒れて延期したり海中の調査ポイントを見つけるのにものすごい苦労するのですが、今回は延期する事無く調査ポイントもあっさり見つける事が出来、大満足です。

 

いや~良かった良かった

珍しいものが見られて、調査も予定通り滞りなく終わるとは良い事ずくめです。本当に良かった。

まあ強いて残念な点を挙げるなら、そこそこ良い値段の私物の防水デジカメが水没してお釈迦になった事ぐらいです。

イヤーホントウニヨカッタヨカッタ…

 

by  とーる

第229回 カスっこ

現在、トピックス水槽にて

カスザメの子供を飼育・展示しています。

229-1.JPG

229-2.JPG

 

この子供は当館に運ばれてきた大人のカスザメから産まれた子で

全長20㎝ちょっとの子が4匹産まれております。

 

当館では過去にもカスザメの子供の飼育に挑戦しており

(詳しくは当館機関誌「マリンパビリオン」Vol.38 No.3にて)

その際には4週間飼育してます。

今回は、その時の飼育方法を参考に

さらなる長期飼育を目指しているというわけです。

 

ただ、長期飼育を目指す上で大きな問題が餌なのですよ。

餌を食べないことには死んでしまいます。

私自身としてはカスザメの子供の飼育は初めてですし

あーだこーだとしていたのですが

最近になってようやく

棒に刺したキビナゴを食べてくれるようになりました。

 

 

子供もやっぱり餌食うの速いね。

ただ、キビナゴを食べてくれるようになったことによって

安定して餌を食べさせることができます。

これで長期飼育に向かって一歩前進したかなと。

 

このままどんどん食べて

どんどん成長していってもらいたいものです。

 

大きくなれよ~!

ハ○リホー♪

 

by ハムいち

第228回 アオウミガメの超交尾

ただ今ウミガメプールでは交尾の時期を迎えおります。

あちこちでオスがメスにちょっかいを掛けては嫌がられているのを見ると、微妙な気持ちになります。

 

さて、近年当館のウミガメ繁殖には大きな問題が発生しています。

アオウミガメが産卵しなくなってしまったのです。

そもそも、ここ数年アオウミガメが全く交尾をしていないのが問題です。

うーん、ウミガメにも倦怠期があるのでしょうか。

そこで去年一昨年は餌を変えたり、ペアで隔離したりと色々と(余計な)お節介を掛けた結果、

今年は久しぶりに交尾をしてくれました。

いやあ良かった良かった、と思っていたら意外な問題が・・・

第228回1.jpg

ウミガメの交尾というのは、人間からすると非常に長時間です。

数分で終わってしまうときもありますが、長いと数時間から数日かかる事もあります。

当館では、5日間という最長記録があります。

交尾時間は長ければ長い方が産卵率や孵化率が上昇する傾向があるので、長時間の交尾は喜ばしい事です。

が、今回は長すぎでした。

交尾開始初日→「めでたい!良かった良かった!」

交尾開始3日目→「よしよし、ここまで続けば一安心だ」

交尾開始5日目→「おお、最長記録タイ」

交尾開始7日目→「すごいすごい、やっぱ久しぶりだからかな」

交尾開始10日目→「・・・ちょっと長すぎないか、大丈夫なのかこれ?」

交尾開始13日目→「やばい、まだ続いてる・・・これもう引きはがした方が良いのだろうか?」

交尾開始15日目→「・・・」

交尾開始17日目でようやく終了

 

まさかの17日間という超々長時間交尾でした。

こんな長時間交尾は見た事がありません。

当然24時間観察しているわけでは無いのですが、一度終わったペアで直ぐにまた交尾するのは考えにくいためず~っとの可能性が高いです。

流石に終わった後は2匹ともへろへろになっているように感じました。

ちなみに、ウミガメはメスの体内で精子を保存しておく事が出来るので、

今回の交尾でこの先数年は産卵出来るのではないでしょうか。

 

何はともあれ、今年は久しぶりにアオウミガメの赤ちゃんが拝めそうです。

 

by とーる

第224回 子ガメタッチングinフィッシングショー大阪

去る2月4.5日と日本最大級の釣りの祭典、フィッシングショ-大阪にフィッシングタウン串本の一員として参加してきました。

串本海中公園からも当館生まれの生後半年のアカウミガメの子供を連れて行きました。

2522.jpg

ブ-スに来て頂いたたくさん方に可愛がってもらいました。ありがとうございました。

diary224 2.jpg

水族館には今回持って行ったアカウミガメの子供のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんまで、

三世代飼育しています。今度は是非串本まで会いに来てくださいね~お待ちしてます。

diary224 3.jpg

今回のフィッシングショーで気になったブースがありました。

「金魚釣り」

金魚すくいならぬ、金魚釣り 斬新です。

釣った金魚はお持ち帰りできるみたいでした。

diary224 4.jpg

diary224 5.jpg

diary224 6.jpg

しかも、飼育員的ポイントが高かったのが、針の外し方が徹底されていたことです。

魚は変温動物ですので、大抵の魚の体温は人間の体温より低いため、釣った魚を素手で掴んだり、触ってしまうと

やけどしたり、体表の粘膜が剝がれたりします。そうすると、体力を消耗したり、感染症の原因になったりして飼うことが難しくなります。

水族館でも展示する魚は釣り採集することがありますが、なるべく素手で触れないような方法で針を外しています。

この金魚釣りでも普段、当館の釣り採集で行っているような針の外し方が行われていたので安心しました。

ちなみに口に針が刺さる方が弱ってしまうのでは?と思われがちですが、意外と大丈夫で、釣ったその日にエサを食べる魚もいたりします。口に針が刺さるダメ-ジより素手で触ってしまう方が、魚にとってはダメージが大きいのです。

 

今回の金魚釣り、大変賑わっていたので、串本海中公園でも〇〇釣り…アリかもしれないです。

こうご期待ください。

 

by GO

このページのTOPへ