スタッフブログ【さびうらびより】STAFF BLOG
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第327回 さんごガチャ
8月1日、近くの海岸にスリック(※)ができていました。※サンゴの卵が集まったもの。
この日の前日は潜っていなかったので
どのサンゴの卵なのかはわかりません
が、
なんとなく掬ってきました。
サンゴの種苗生産にはいくつか方法があり、
普通は群体の一部を採集して室内で飼育産卵させたり、野外でトラップ等を用いて卵を集めてきたりしますが、スリックの一部を育てるのも方法の一つです。
スリックを集める場合、夜潜らなくてもいいし、遅い時間まで観察したりスポイトをペッペとしなくていいので、とっても楽ちんなのですが、この方法には大きな難点があります。
それは、複数種の卵が混ざっていた場合に特定の種を育てることが非常に難しいことです。
今回採集してきたスリックにもいろんな色の卵が混ざっていました(画像は撮り忘れました。。)。
良く見慣れた卵(たぶんクシハダミドリイシ)
灰色のもの(たぶんパリカメノコキクメイシ)
黄色のもの(元館長によるとスナギンチャクやイソギンチャクのものらしい)
濃い赤色のもの(たぶんナカユビミドリイシ)
etc・・
まぁ、今回はこの種の種苗を生産したい!といった大層な目標があるわけでもないので、エイヤ!とシャーレに入れて一緒に育ててみることにしました。
何が育つかは分からない。
ガチャですね。さんごガチャ。
その後、無事プラヌラが確認できたので
せっかくだし、色々な着底基板も入れてあげました。
ちなみにプラヌラはこんな感じで、大きさは大体0.3~0.5 mmくらい。
で、
なんだかんだありましたが、
人知れず換水を繰り返していると
無事稚サンゴになったようです。大きさは0.8 mmくらい。
小さいながらに骨格を形成しているところをみると、何れかのイシサンゴのようです。
着底基板はやはり、自然のサンゴレキが人気でした。
確定演出はまだまだ先なので
種までは特定できませんが
これからも大切に育てていこうと思います。
レベルを上げて、
いつか水槽デビューできると良いですね。
つづく
by. ひらりん