海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】スタッフ:Go一覧

串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。

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第205回 一日飼育員体験~釣り採集~

 

最近、仕事終わりに毎日のようにサッカーをして

身体の節々が痛い。どうもGOです。

 

唐突ですが、子供さんが将来なりたい職業ランキングがあったら、

上位の方に辛うじて入ってくるであろう

職業に「水族館の飼育員」があります…

いや、きっとあると思います…むしろ、あってほしい…

そんな願いで、将来有望な飼育員を一人でも多く輩出すべく、

串本海中公園はこんなイベントを開催いたします。

 

「一日飼育員体験」

 

一日駅長など一日○○という言葉をたまに耳にしますよね?

今回は一日、飼育員になって飼育スタッフが日ごろやっている仕事を

実際に体験してみよう!とういうイベントです。

でも一味違うのは、一スタッフとして即戦力として参加してもらいます。

 

記念すべき第一回目の体験内容は「釣り採集」と「餌やり」です。

串本海中公園水族館で飼育、展示している生き物の大半は、

スタッフが海で釣ってきたり、潜って獲ってきたり、漁師さんにもらったりして

「串本の海」で実際に集めています。

これが正直すごく大変なんですよ!!

 

そこで、今回は午前中に近くの漁港で実際に展示する魚を釣ってもらい、

水族館に運んでもらいます。

もちろん釣っていただいた魚は、もれなく展示させていただきます。

そして、午後からは様々な生き物に餌やりをしてもらったり、

水族館の裏側をご案内させていただきます。

同行するスタッフは当館きっての

釣り大好き宇井館長と私、GOが担当します。

diary205-1.JPG

                  釣り採集の様子

 

diary205-2.JPG

            釣った魚は薬浴して軽トラックで運びます。

 

diary205-3.JPG

         水族館に到着後、ホイストで水槽の上まで運びます。

 

プログラムはこんな感じです。

 

◆開催日時:4月5日(日) 9:50集合、14:30解散予定。
◆集合場所:水族館入口チケット窓口前
◆催行人数:定員20名/最少催行人数4名
◆参加料金:大人1200円/小中学生700円/

 

9:50 ■ 串本海中公園水族館入口に集合。
10:00 ■ ご挨拶、イベントのガイダンス。
10:10 ■ 釣り採集へ!紀伊有田港へ出発!
12:00 ■ お魚を水族館へ搬入し、釣り終了。
12:00 ■ お昼休憩(自由昼食)
13:00 ■ エサやり体験、バックヤード施設をご案内。
14:30 ■ イベント終了のご挨拶、解散。

 

※餌や道具はすべてこちらでご用意しますので、

釣りしやすい格好で来ていただければ大丈夫です。

腕に自信のある方から釣りをしたこの無い方まで大歓迎です。

 

ご予約お申込みは regi@kushimoto.co.jpまで次の内容をお送りください。

メール題名「1日水族館飼育係予約」
メール本文:
(1) 1日水族館飼育係予約
(2) 代表者名:〇〇〇〇※フルネームでお願いします。
(3) 参加人数:大人〇名、小中学生〇名
(4) 携帯番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇


当園からの返信をもちましてお申し込み受付とさせて頂きます。
自動返信ではございませんので、お時間を頂きます。
 

詳しくはホームページをご参照ください。

 

自分で釣った魚を食べずに、水族館の水槽で展示してみませんか?

皆様のご参加お待ちしております。

 

byGO

第204回 22年ぶりにコロザメ入館

ずいぶんと久しぶりにブログを書いている気がします…

ネタが無かったわけではないんですよ…

今年は更新頻度を上げていきたいと思いますので

何卒よろしくお願いします。

 

さて、先日顔なじみの漁師さんから

見慣れない「バカでかい生き物」が網に入ったから取りにきてと

連絡をいただきました。

「バカでかい魚」ではなく、「バカでかい生き物」ということで

ちょっと嫌な予感がしつつ、現地に到着すると

確かに魚とは言い難い170㎝はあろうかという生き物がいました。

漁港へ向かう途中は哺乳類では?と思っていましたが

 

ちゃんと魚でした。

正体はこいつでした。

diary204.1.JPGdiary204.2.JPG

                                       コロザメ

 

コロザメは日本各地の沿岸の砂底域に広く分布するサメの仲間ですが、

近縁種のカスザメに比べると個体数が少ないのか、

当館では22年ぶりの入館となります。

本個体は定置網に入り、迅速に船の生け簀の中へ入れておいてくれたおかげで、

擦れ傷もほとんどなく非常に良い状態でした。

現在はトンネル水槽に入れて展示中です。

すでに当館での最長飼育記録を更新中です。

コロザメは肉食性なので、餌はアジやサンマなどを棒に差し、

潜水して与えます。

diary204.3.JPG

未だに食べてくれません…現在奮闘中です!

 

170㎝もあるコロザメは貫禄があって、トンネル水槽でも

とても目立ちます。

早く餌付いてトンネル水槽の目玉の一つになってほしいものです。

 

by GO

第197回 食べてみた

約1ヶ月ぶりの更新ですいません。

先日顔なじみの漁師さんがこんな生き物持ってきてくれました。

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オオコシオリエビという深海生物です。

見た目はカニ?エビ?という感じですが、

どちらかというとヤドカリに近い仲間です。

運ばれてきた時点で既に飼育は難しい状態でした。

見た目あんまりおいしそうではありませんが、

調べてみたところ・・・かなり美味らしい

 

これは食べるしかない!

 

ということで海水の塩味が効いているだろうと

そのまま鍋にぶち込み茹でること7分

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いい感じに茹で上がりました。

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身がぶりんぶりんしています。

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某水族館館長のフライングで

この表情ww

熱かったみたいです。

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続いてパクリ。

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お味は・・・いや、これは美味い!

甘味が強くて濃厚なお味

でも食べるとこ少ないのが残念。

 

ものの見事に完食です。

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漁師さんごちそうさまでした。

またお願いいたします。

串本の海にも興味深い深海生物がたくさんいますので、

今年は深海生物にも対応できる設備を整えて

深海の生き物の飼育にもチャレンジしようと思います。

 

by Go

第195回 クロマグロの餌やり体験 実施

串本海中公園の新たな試みとして平成26年4月1日から

水族館Cゾーン水中トンネル水槽のバックヤード(無料開放)にて

マグロの餌やり体験を実施します(餌は有料)。

 

diary195-1.jpgdiary195-2.JPG

 

これは日本の水族館では初めての試みです。たぶん…

とても「特別」で「貴重」な体験になると思います。

マグロは非常にデリケートで飼育する事が難しい魚であるため、

日本の水族館でマグロを飼育しているところはとても少ないのです。

また、バックヤードを無料開放している水族館も少ないです。

この二つの「特別」を生かして、飼育員が普段しているマグロの餌やりを

誰でも気軽にできちゃいます。という試みです。

マグロはパワー、スピード、スタミナどれをとっても最高クラスの「魚の王様」です。

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そのマグロがダイナミックに餌を食べる様は見るものを感動させます。

時には水面から体の半分が見えるほど勢いよく餌に食いつき、水しぶきがかかることも!!

個人的にオススメの楽しみ方は、一人がバックヤードから餌をやり、

それをもう一人がトンネル水槽の下から観察するという

餌やりと観察を二人で交互にやることです。

この楽しみ方ができるのもトンネル水槽ならではの「特別」な体験です。

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是非ともマグロが目の前で餌に食いつく瞬間を目の当たりにして下さい。

感動すること間違いなしです。

皆さん!!是非、串本海中公園に遊びに来てマグロの餌やり体験してみて下さいね。

 

by GO

第187回 採集事情④

またまた一ヶ月ぶりの更新になってしまいました。すいません・・・

夏の忙しい合間を縫ってちょこちょこと

「串本の海大水槽」にて展示する魚を採集していました。

海中公園の目の前に広がる磯では夏になると潮だまりに

熱帯性のスズメダイやハギなどの幼魚が多く見られるようになります。

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海中公園の目の前に広がる磯

 

当館ではこうした潮だまりで幼魚のうちにたくさん採集し、

予備水槽である程度の大きさまで成長させてから展示します。

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ちなみに巻き網や二本の網で地道に採集しています。

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採集し予備水槽にて飼育中の魚たち

 

当館では一度採集した魚は幼魚のうちから水槽に馴染ませながら

何年もかけて大切に育てていきます。

串本の海を再現している「串本の海大水槽」は見た目だけではなく、

自然海水の掛け流しのおかげで飼育環境まで

魚たちが生まれ育った串本の海に限りなく近いのです。

だからこそ長生きする生き物が多いのですね。

 

by Go

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