スタッフブログ【さびうらびより】STAFF BLOG
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第322回 たまには植物も愛でていきたい
気が付けば6月。
ぽかぽか陽気が気持ちいい季節になりました。
当館はというと、新しい特別展もはじまりようやく一段落・・・
いえ、、まだまだこれからといったところです。。汗
さて、そんな特別展前のあれやこれやで立て込んでいた昼下がり、現実逃避気分転換を兼ねて錆浦海岸の植物を観察してきました。
※以下、植物の同定には自信がありませんので、あくまでも参考程度でお考えください。
まずは優占種から
①ハマゴウ:いいにおい。虫除けになるらしい。スパイスや漢方としても利用できるみたい。
②ハマダイコン:食べられる。若いサヤはカイワレみたい。根は繊維の多いダイコン。
③ハマアザミ:食べられる。火を通せば根はもはやゴボウ。
④ダンチク:防風林。もっしゃり。
このへんまでは串本のどの海岸でも大抵観察できますし、みなさんもよくご存じでしょう。
では続けて。
⑤ハマウド:毒。
⑥ハマエンドウ:食べられるらしい。
⑦手前ハマオモト(ハマユウ):咲けばきれい。奥ススキ:おもむき。
⑧ハマナタマメ:毒。
⑨イタドリ:ごんぱち。新芽を牛肉と炒めると美味。
⑩左イソノギク、右アゼトウナ:どちらも咲けばきれい。
⑪イワタイゲキ:毒。樹液でかぶれる。かいかいキライ。
⑫シャリンバイ:タンニン。染料。
⑬タイワンカモノハシ:ほ乳類ではない。←みればわかる。
⑭ツルナ:食べられるらしい。
⑮テリハノイバラ:実を食べられるらしい。
⑯ナガバギシギシ:似た種類が多いが、だいたい食べられるっぽい。
⑰ノゲシ:美味しいといううわさ。
⑱ノブドウ:実をお茶とか果実酒にできるらしい。
⑲ママコノシリヌグイ:名前の由来がこわい。
⑳ムラサキカタバミ:かわいい。食べられるらしい。
㉑ヤエムグラ:くっつきむし。薬効あり。
㉒ヤブジラミ:くっつきむしその2。果実に薬効があるらしい。
㉓ルリハコベ:魚毒。薬効については諸説有り。素人は使わないが吉。
㉔ハマボッス??:わからん。
というわけで20分ほどの散歩で26種の植物を見つけることができました。
こうしてみると意外に食べられる、あるいは薬効のあるものが多いみたいです。
もっときちんと調べれば「この時期やこの部位なら利用できる」といったものもあるやもしれません。
植物は専門外なので種の同定には自信がありませんが、食べられるものはいつかきちんと調べて試してみたいですね。
いっしょうけんめい動き回る動物達はもちろん見ていて興味が尽きませんが、動きのゆっくりとした植物達もまた奥が深い!
今後は植物についても勉強していきたいと思ったつかの間の休息午後のひとときでした。
メデタシメデタシ。
by. ひらりん