海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】2010年06月一覧

串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。

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第62回 小さな小さなハゼたち
第61回 上流から流れてきたものは!?
第60回 「あるもの」のニオイ?
第59回 ビバ串本の海
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第62回 小さな小さなハゼたち


 好評をいただいている特別企画「癒しの海へようこそ」でウミウシ類をいろいろと展示してきましたが、暑い夏が近づいてくると、海でのウミウシの季節が終わってしまい、展示できる種が限られてしまいました。そこで、夏に向けてウミウシ水槽を一新し、私がお奨めする小さくて可愛いハゼたちを展示しました。
 今回集めたのは、成長しても2,3cmにしかならないイソハゼの仲間です。イソハゼの仲間は主に琉球列島以南のサンゴ礁に生息し、ハゼとは思えないキレイな色をした種が多いのが特徴です。
水槽の中には、緑色のナンヨウミドリハゼ、



金色のキンホシイソハゼ、



赤色!のアオイソハゼ



をメインにして、ミドリハゼとイソハゼ、そしてイソハゼ類ではないけれどイチモジハゼという小さなハゼを展示しています。
 ところで、赤いのに「アオイソハゼ」とはナゼ?と疑問に感じた方も多い思います。アオイソハゼは胸ビレの付け根に青い点があるのが特徴で、そのために「アオ」の和名がついています。しかし、ハゼ自体が小さすぎて、生きているときには青い点はほとんど見えません(笑)。
 大きな水族館ではイルカやアシカのパフォーマンスがあったり、最近では某水族館で「マンタの兄弟が...」とか、大きな生きものが目玉となっていることが多かったりします。しかし、たまには宝石のように小さく輝くような魚をじっくりと観察するのも面白いのではないでしょうか。

by こて

第61回 上流から流れてきたものは!?


先日の早朝 本州最南端の潮岬沖に釣りに出掛けたときのことです。
潮岬の灯台下は黒潮に由来する急潮流が有名で、しかも馬の背の様に沖合に向かって長く瀬が伸びているので、速い流れがさらに増幅されて、まるで川の激流の様になります。
この激流は毎日あるわけではなく、日によって強くなったり弱くなったりするのですが、潮が速くなると、岸寄りに渦巻きができ、周辺の小魚たちがこの渦巻きの中に集まるのです。だから、潮が速い時ほど、釣りには好都合と言うわけです。

そんな訳で当日もこの潮の中を上っては流れ下るの繰り返しをしていましたが、なかなか魚は釣れません。

ふと気がつくと上流から何か赤いモノがドンブラコ ドンブラコと流れて来るではありませんか。

はては「桃」でも流れてきたか、と思い、良く見ていると、なんとそれは「桃」ではなく、大きなアカウミガメでした。

この場所は流れに翻弄されるウミガメが集まるところとして有名で、流れのある時であればほぼいつでもウミガメの姿を見ることができる珍しい場所なのです。

でも何だか様子がおかしい。まるで溺れてでもいるかの様に、水面でバシャバシャ水音を立てています。まさかウミガメが溺れる訳もあるまいしと、少し船を近づけてみて驚きました。なんと1頭だと思ったウミガメは2頭だったのです。

しかも良く観察するとカメ同士は仲良く遊んでいる訳ではなく、真っ正面から激しく取っ組み合いをしているのでした。それはもう激しいバトルで、大きな口を開けてお互いの首筋に激しく噛みついています。

船を近づけても逃げる様子もなく、流れ下ること約1キロ。お陰でカメラでバッチリと撮影できました(最初の方ピントがボケてますが・・・)。



最後には船縁まで来て船にゴツンとぶつかり、まるで目が覚めたように分かれて逃げて行きました。

ウミガメ博士の宮脇前館長に聞きますと、これは交尾期のオスとメスで、コトに及ぼうとするオスをメスが嫌がってケンカしていたのではないかと言うことです。
自然の海の上でのこうしたシーンはとても珍しいと言うことで、とても貴重な体験でした。

追伸:お二人さん いやお二亀さん、お邪魔してすみませんでした!。

by そらすずめ

第60回 「あるもの」のニオイ?


暑い日が続き、「夏が来たー!」って感じだったのですが、ここ何日間かで天気は下り坂、梅雨入りですねぇ。今年は、少し遅れていたので忘れてました、梅雨のこと...。

梅雨は遅れてきたのですが、1年に1度の海中イベントはひっそりと、例年より少し早く予兆もなく行われていました。

いつものように朝、観光船を海中公園へと。
港に近づくと、「っう!生臭いにおい?」(又、匂いネタで申し訳ない...。)
港の岸壁付近に、赤潮?の様な固まりが。



僕の中には、毎年嗅いでいる「あるもの」が頭に浮かびました。
その「あるもの」とは、サンゴの卵です。
いつもより1ヶ月程早いような気がしますが、「この匂いは間違いない!クンクン..。」と研究所のスタッフに、聞いてみると「おそらく、スギノキミドリイシの卵やで。」との事。
早産のようで、奇形の卵が多かったみたいですが。
毎年、この自然の海中イベントを楽しみにされているダイバーの方も多く、予定を立てているでしょう。
でもご安心を「港内のスギノキだけで、まだ他のポイントは産んでないみたいよ。」との事。もちろん、クシハダミドリイシ(テーブルサンゴ)もありますからね!
今年も多くのダイバーが1年に1度の海中イベントを見れるといいですね。

by くろちゃん

第59回 ビバ串本の海


先日地元の新聞屋さんから、潮だまりにサンゴがいっぱいあるから、見に来て!
と、頼まれ姫(ひめ)の海岸にいってきました。夕方。



遠くに見えるぎざぎざした岩は、かの有名な!?橋杭岩。天然記念物。
その昔、弘法大師が天の邪鬼と向かいの大島まで一晩で橋を架けることができるかどうか、
賭をして、負けそうになった天の邪鬼が鶏の鳴き真似をし、夜が明けたと思った弘法大師が
作業をやめて橋の杭だけが残ってしまったという、なんだか気分がもやもやするような
伝説があります。

で、サンゴなんて、串本界隈じゃあ当たり前じゃないの?
と、おっしゃるみなさんはなかなか串本通。
しかーし、まだまだ甘い。

この前、串本という町は潮岬をはさんで東と西にわかれるという話をしたんですけども・・・
こんな変な地図を書いて↓


潮岬デカ!縮尺はとてもいい加減。

サンゴが多いのは主に西側、逆に東側はサンゴは少なくて海藻が多い海になるんですね。

で、姫という海岸は東側にありまして、
ヒジキの名産地でもあります。
その海藻だらけの海で、しかも歩いてすぐそこの潮だまりにサンゴがいっぱいて、
珍しいんちゃうの?ということで、急きょ呼ばれたワケです。


キクメイシモドキ。
ええ、地味なサンゴですがわりといっぱいありました。それにしてもモドキて。
このサンゴに失礼やないか~い、と思うのは私だけ?


ベルベットサンゴ。見た感じ、つるっとしてます。
これが一番大きかったかな、でも見つけたのは1つだけ。

あと、キクメイシというサンゴもありました。

で、どうなんだと言われれば、まあ、珍しい種類のサンゴではないけど、
サンゴがあまり多くない串本の東海岸で、それも岸に近い潮だまりで、
こんなに簡単にサンゴが見られるのはおもしろいやないか~い、ということでした。
なんという、学術的なコメント!

わたくし的には、こんなのや


うじゃうじゃいた!

こんなのが


潮だまりにいるのは、串本では珍しい。
刺されるとびっくりするくらい痛い(>.<)

おもしろいと思いました。
串本の海は、多様性の宝庫!
なんて、賢そうなことを言ってみたりもする。

by くろすけ♀
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