海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】2016年12月一覧

串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。

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第221回 異変
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第221回 異変

 地先の海岸には台風で打ち上げられたサンゴ骨格が厚く堆積した、本州唯一の地形が見られる。そこを散策するためにコーラルロードと名付けた小道が設けられている。道と言ってもサンゴ骨格を道標として並べただけのいたって簡素なものだ。

diary221_1.JPG
(愛犬とコーラルロード)

 ほぼ毎朝、愛犬の散歩を兼ねて歩道整備をするのを日課としているが、今年の夏頃から異変は始まった。道標のサンゴが所々で散らばり、また、歩道脇に掘ったような痕が残っていたのである。最初は、人の仕業かなと思っていた。ところが、規模が広がりを見せるに連れ、その正体の察しがついた。「イノシシ」である。しかも、集団。

diary221_2.JPG
(被害前の歩道)

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(被害後の歩道)

diary221_4.JPG
(歩道脇に空いた穴・穴・穴・・・(矢印の部分))

 歩道脇の穴は海岸植物のハマアザミを掘った跡である。この根はハマゴボウとも呼ばれ、人が食べてもおいしい。イノシシは味をしめたのだ。また、サンゴを散らばしたのは、どうやら、その下に潜むカニを探したためであろう。
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(ハマアザミ)

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(根だけ食べられたハマアザミ)

 今や海岸は穴だらけ、ハマアザミは絶滅の危機、また、毎日の歩道の修正に体力を消耗し、持久戦となった。歩道の管理をあきらめるのが早いか、餌を食べ尽くしたイノシシが海岸を見限るのが早いか。
diary221_7.JPG
(錆浦海岸最大のハマアザミの群落)


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(食害され群落が消失)

 イノシシの索餌は夜間であるが、最近は大胆にも水族館の下まで行動範囲を広げてきている。歩道整備も難儀ではあるが、そのうち早朝の海岸でイノシシに出くわさないか心配になっている。

by クチヒゲノムラガニ
 

第220回 秘蔵っ子

以前、当水族館のFacebookで紹介されていた、

ハムいちくん秘蔵のベニカエルアンコウ

diary220_7.jpg

がトピックス水槽でのデビューを終え、私の担当するキサンゴ水槽にやってきました。

diary220_1.jpg

キサンゴ水槽

 

 

でもね、この秘蔵っ子、体長が5cm位しかありません。

色もキサンゴと似てるし

入れたら最後、見つけられん

餌やるときどうする?

と思わないでもなかったのですが、

えい、と入れてしまいました。

 

カエルアンコウの餌やりは、棒の先にエビとか魚をつけて

目の前にそれをちらつかせてやります。

お腹空いてるとぱくっと飲み込みます。

 

 

それで案の定入れたら一瞬で隠れて見えなくなりました・・・

 

 

 

そこから数日姿が見えなかったのですが

キサンゴたちに餌をやるとき

運良く見つけたので、オキアミを棒の先につけてやったらば

ぱくぱく食べて、よかったよかったと胸をなで下ろし

また数日後、そろそろ餌をやらないと、と探していたところ

 

 

 

いた!すぐそこにいた!

 

diary220_2.jpg

おわかりいただけただろうか?水槽右上をよくご覧下さい。

 

 

diary220_3.jpg

 

 

 

 

 

diary220_4.jpg

 

 

 

水槽右上の排水口の横。

水面に顔を向けてじっとしています。

 

 

餌やりは水槽裏からなので

裏に回って水槽をのぞくと

 

 

 

 

diary220_5.jpg

 

 

近!

ま、まあ・・・餌やり、超楽やけど・・・

 

 

オキアミを3匹ほど食べて

秘蔵っ子はまた姿を消しました。

 

diary220_6.jpg

 

 

以後、お腹が空くとここで餌がもらえるのを待っています。

 

 

ベニカエルアンコウ・・・・

かしこい子。

 

 

 

 

ベニカエルアンコウ、当館にお越しの際には

キサンゴ水槽で探してみて下さい。

 

 

 

by くろすけ♀

 

 

diary220_6.jpg

イボヤギが増えすぎて排水口が詰まりそう・・・ドキドキ

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