海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】2010年10月一覧

串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。

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第77回 異種間?コミュニケーション
第76回 世界初の孫世代アカウミガメ
第75回 展望塔のグレおびき寄せ計画!
第74回 タカノハダイ? ミギマキ? 新種誕生?
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第77回 異種間?コミュニケーション


水族館にいる生き物たちはガラス(正確にはアクリル)を1枚隔てた空間で生活しています。ガラスの向こう側から覗き込んでくる人間達を見て、何を想っているのでしょうか。
話しができるものなら聞いてみたいです。

皆さんは水族館にいる魚達に『のぞかれている』と思ったことはありませんか?

ある日、いつものように閉館後に掃除をしていたら、妙に視線を感じるのです。
顔をあげて辺りを見回したら、こちらをじ~っと見ている彼女?がいました。

最初はまさか・・・ね? と思っていました。
向こう側からこちらが見えているとは考えてもみなかったので。
でも、いつも同じ場所で彼女?と目が合うのです。
他のスタッフにも話したら、みんな同じことを感じていたようです。
その様子がこちら↓↓↓



今ではこんなにフレンドリー(*^_^*)
長いので省略していますが、時には3~4分の交流を何度も楽しめます(笑)
このナポレオンが特別なのかもしれませんが、この窓からのぞいているとやって来ます。
ビューポイントは水族館の水中トンネルが横から見られるのぞき窓。
2つあるうちのトンネル入り口側です。
撮影したのは閉館間際ですが、朝でも見られるようですよ!

by ゆ~みん

第76回 世界初の孫世代アカウミガメ


10月も中程が過ぎ、今年の人工産卵場でのウミガメ産卵・孵化も一段落しました。
今年はアカウミガメだけの産卵で、産卵回数は例年並みでしたが、孵化率は低めでした。

しかし、今年は人工産卵場で孫世代(F2)のアカウミガメが誕生するというビッグニュースがありました。
1995年に世界で初めて飼育下でアカウミガメを繁殖させ、その時生まれた個体が成長し2006年から産卵を行う様になりました。そして、今年初めて孵化し孫世代(F2)が誕生しました。もちろん孫世代アカウミガメの誕生も世界で初めてになります。

生まれてきたのは3匹だけとちょっと心許ないですが、現在トピックス水槽で元気にしています。
今後DNA鑑定をして繁殖個体との親子関係をはっきりさせる予定です。


今回孫ガメが砂中から出て来るところを撮影することが出来たので、
孫ガメの誕生(正確には這い出しか)シーンをご覧ください。
因みに最後にカメが入ったバケツは、生まれた赤ちゃんガメが自然と集まる装置、
通称「子ガメホイホイ」です。



by とーる

第75回 展望塔のグレおびき寄せ計画!


9月29日 (水) 晴れ 
この日はステラマリスで従業員によるお客さんのための計画、名付けて「展望塔のグレ横取り作戦」の決行日!
さあ早速エサ投入、船からエサを投げるも・・・まったく反応無し↓↓どうやらエサに気付いてないらしい。最終的に展望塔からも投げてもらい、なるべく船の方に寄せるようにした。



・ ・・すると!?
キッ!キターーーー!!!かなりグレが接近してきた。このままの勢いで引っ張って来れるかと思いきや、すぐに展望塔の方に戻ってしまった。



~結果報告~
グレにもしっかりと自分たちの縄張りがあり、エサには反応するけど、船には付いて来なかった。
展望塔には大変お騒がせをして申し訳ありませんでした。(笑)

by しまっち

第74回 タカノハダイ? ミギマキ? 新種誕生?


自然の海を手軽に観察できる海中展望塔は串本海中公園センターの人気施設です。展望塔ではこれまで33年間、定期的な魚類の観察記録をとり続けて、今までに約350種もの魚類を記録してきました。メジナ(関西の釣り人はグレと呼ぶ)や、青く美しいソラスズメダイが主役ですが、サンゴの周りを泳ぐ色とりどりの熱帯性魚類が観察でき、秋の今頃は50種以上の魚が見られます。

さて、私がいつものように観察していると不思議な魚が見つかりました。大きさは30㎝程で、一見タカノハダイのように見えますが、何か違うようにも見えました。タカノハダイは浅海域に生息するタカノハダイ科の魚で、海中展望塔で約90%の出現率を誇る常連種のひとつです。写真にもあるように茶色と灰色の縞模様が目立ち、尾ビレには白い水玉模様があります。


タカノハダイ

ところが、今回のものは水玉模様がほとんど見られず、近くで見ると黒と黄色の縞模様で、同じ仲間のミギマキに近く見えます。なお、ミギマキも串本の海に多く生息する魚で、黒と黄色の縞模様と唇が赤いことが特徴的です。以前は展望塔でほとんど現れなかった魚ですが、2年前から普通に見られるようになってきました。


ミギマキ

 ちょうど、この日に海中展望塔の潜水ガラス掃除当番が回ってきたので、早速水中デジカメを持参して掃除に向かいました。展望塔の中から観察して約1時間、同じ場所であの不思議なタカノハダイ?は泳いでいました。写真を撮りながら慎重に近づいて観察すると、タカノハダイとミギマキの両方の特徴を併せ持っていることがわかりました。体の縞模様はタカノハダイそっくりで、色は黒と黄色でミギマキのようです。顔の模様はミギマキのように目を通る縞が後方に向かい、唇は茶色くタカノハダイと似ています。また、尾ビレの上半分は薄い水玉模様があり、下半分はミギマキのように黒くないけど少し濃い色をしています。


!?

 以上の特徴から、この不思議な魚はタカノハダイとミギマキの雑種と考えられました。タカノハダイ科の雑種が観察されることは珍しいことですが、過去の話を聞くと約30年前に潮岬のエビ網で混獲されたものを水族館で展示したことがあるそうです。今回発見した魚は一見するとタカノハダイの特徴が濃く現れているように見えますが、タカノハダイとミギマキのうち、どちらが父親でどちらが母親なのかはわかりません。最近の展望塔にミギマキが多くなったことで、雑種が現れる環境ができたのでしょうか。毎日見ている海の中にも不思議がいっぱいあることを改めて知らされました。

by こて
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