海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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[新種のエビ] キイカギテシャコエビ(展示終了)

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▲2018年の世界初採集に続く、世界で2例目となる個体!

キイカギテシャコエビ(紀伊鈎手蝦蛄蝦・Naushonia kiiensis)。
本種は2018年に串本海中公園前で採集され、千葉県立中央博物館の駒井智幸 動物学研究科長によって今年新種記載されたばかりの非常に珍しいエビで、紀伊半島で最初に発見されたことに因んで「キイガキテシャコエビ」と命名されました。
本種はこれまで新種記載に用いられた1標本しか見つかっていませんでしたが、今回、世界で2例目となる個体を採集することができ、また、2020年10月から2021年4月にかけて当水族館内にて飼育展示を行うことがかないました。

カギテシャコエビ属の一番の特徴は平たい鈎のような鉗脚(ハサミ脚)で、国内からは本種の他に3種類が記録されています。一方、カギテシャコエビの仲間の生態には謎が多く、採集されることすら殆どありません。


▼ PHOTO

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アカウミガメ『ひ孫世代』誕生のお知らせ


▲うまれたばかりのアカウミガメ
当館では長年ウミガメの繁殖に取り組んでまいりましたが、
この度初めて『ひ孫世代』のアカウミガメが誕生しました。

ひ孫世代のアカウミガメは、
2010年に誕生した孫世代のアカウミガメ「くしも」トリオが産卵した卵から孵化した個体で、
元野生個体から数えると4世代目(繁殖の3世代目)となります。

時期は未定ですが、バックヤードでの飼育を経たのち、
水族館の子ガメ水槽でご紹介予定です。お楽しみに!

▼当館のアカウミガメ繁殖の沿革
himago_park.jpg 1971年:開館とともに元野生個体の飼育をスタート
1986年:人工産卵場(プール砂場)を設置
1995年:初の繁殖に成功し『子世代』が誕生
2010年:子世代の繁殖に成功し『孫世代』が誕生
2020年:孫世代の繁殖に成功し『ひ孫世代』が誕生


▼ PHOTO

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[8月より] 体験プログラム再開のお知らせ

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▲体験プログラム『水族館飼育体験』『磯観察体験』を再開
新型コロナウイルス感染拡大予防のため中止しておりました、
体験プログラム『水族館飼育体験』『磯観察体験』の開催を8月1日から再開いたします。

体験プログラムは予約制・前日17時までのお申込みとなります。
また、再開にあたっては参加人数を制限し、
午前の部・午後の部とも1組までとさせていただきます。

※8月13日~8月16日のお盆期間は開催中止いたします。
※状況に応じて急きょ変更となる場合がございます。


▼体験プログラムの概要▼
プログラムの種類 ・水族館飼育体験
・磯観察体験
催行時間 ・午前の部:10時~12時
・午後の部:13時~15時
※お申し込みの際はご希望のプログラムと部をお申しください。
催行人数 最少2名からの催行
※中学生以下は保護者の同伴が必要です。
料金 大人:3,500円
高校生:2,500円
小・中学生:1,700円
3歳以上の幼児:200円
※「水族館と海中展望塔」入場料金を含みます。
※各種入場割引はご利用いただけません。
そのほか 各プログラムの詳しい内容はこちら
http://kushimoto.co.jp/taiken_school.php

『飼育体験』と『磯観察体験』のセットプランもございます。
お申し込み お申し込みは電話受付のみとなります。
お申し込み受付TEL:0735-62-4875
参加希望日の前日17時までにお申し込みください。
先着順のためお受けできない場合がございます。




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2020年7月の『サンゴの一斉産卵』


▲一斉産卵するスギノキミドリイシの様子
7月18日・19日の連夜、ミドリイシ類が一斉産卵!
産卵したのはボート乗り場に群生するスギノキミドリイシとクシハダミドリイシでした。

18日の産卵はごく一部の群体による小規模なものにとどまりましたが、
19日は大規模な一斉産卵となり、港内の7割ほどの群体が産卵したものと思われます。
一斉産卵は22時過ぎに始まって23時ごろまで続き、ピーク時にはサンゴが放出したバンドル(精子と卵の入ったカプセルのようなもの)で一帯の海中は覆われました。

今年の一斉産卵は、海水温が低く雨も多かったせいか、例年に比べてやや遅いものとなりましたが、2種類のサンゴ(ニホンミドリイシを含めば3種類)が同日に産卵するというダイナミックな展開を見せてくれました。これから8月にかけてはエンタクミドリイシの産卵も予測され、引き続いての観察を予定しております。

▼一斉産卵の様子

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串本町から新種のエビが発見されました

2018年に当館職員が海中公園前で採集したエビを千葉県立中央博物館の駒井智幸 動物学研究科長に精査していただいたところ新種であることが判明しました。

採集されたエビはカギテシャコエビ属Naushoniaの1種で、このたび「キイカギテシャコエビ Naushonia kiiensis」として新種記載された論文が学術誌「Zootaxa」より公表されました。

 

 カギテシャコエビの仲間は平たく鎌のような形をした第一胸脚(ハサミ脚)が特徴で、その多くは沿岸の比較的浅い場所に棲息しています。一方、本属のエビ類は海底に穴を掘って隠れ棲むことから採集されることの稀な非常に珍しいエビ類といえます。

 

本属のエビ類はこれまで世界から15種、国内からは琉球列島から2種、本州沿岸から1種の計3種が記録されていました。キイカギテシャコエビの発見は国内からの4種目の記録であるとともに本州沿岸海域からの2種目の記録となります。

 

【論文情報】

Komai, T. & Hirabayashi, I. 2020. A new species of the laomediid mud shrimp genus Naushonia Kingsley, 1897 (Decapoda: Gebiidea) from Japan. Zootaxa, 4816 (1), 092-100.

 

詳しくはこちらをご覧下さい。

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