イベント&新着情報2025年06月一覧
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- 和歌山県初記録のオオクチヌメリ属魚類2種に関する論文が出版
- アオリイカ産卵床設置プロジェクト動画が公開!
- 南紀生物同会 南紀生物より2論文が出版
- [トピックス水槽] ネコザメの卵(同時展示!)
- [2025年初産卵] ウミガメの産卵シーズン!
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和歌山県初記録のオオクチヌメリ属魚類2種に関する論文が出版
和歌山県初記録のオオクチヌメリ属魚類2種に関する論文が出版されました。
【論文概要】
ネズッポ科オオクチヌメリ属は、日本からバケヌメリEleutherochir mirabilis (Snyder, 1911),クシヒゲヌメリEleutherochir mccaddeni Fowler, 1941,オオクチヌメリEleutherochir opercularis (Valenciennes, 1837)の3種が記録されています。このうちバケヌメリは国内において、北海道から新潟県と宮崎県にかけての日本海および太平洋沿岸から散発的に記録されており、クシヒゲヌメリは高知県と沖縄県からのみ記録されていました。
2024年6月10日に和歌山県串本町の紀伊大島で1個体のバケヌメリの稚魚、同年8月21日に同町の上浦海岸で1個体のクシヒゲヌメリが採集されました。今回採集された標本は和歌山県からの2種の初記録であり、クシヒゲヌメリは本州初記録となりました。
【論文タイトル】
和歌山県串本町から得られた本州初記録を含むオオクチヌメリ属魚類2種の記録
著者:大西 遼(串本海中公園センター)
本論文は、査読付きオンラインジャーナル「Ichthy, Natural History of Fishes of Japan」で公開されました。論文PDFは下記URLからダウンロード可能です。
・Ichthyインターネットサイト
https://www.museum.kagoshima-u.ac.jp/ichthy/articles.html
・J-Stage
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ichthy/56/0/56_31/_article/-char/ja
アオリイカ産卵床設置プロジェクト動画が公開!
▲ SHIMANO TV公式チャンネルにて公開中!
大切なアオリイカという資源を回復することを目指す「アオリイカ産卵床設置プロジェクト」、
その活動内容に触れることができる動画がYouTubeのSHIMANO TV公式チャンネルにて公開中!
魚と人-アオリイカの未来へ- 「アオリイカ産卵床設置プロジェクト in紀伊大島」
動画では、当館で展示中の「アオリイカの卵」と孵化の様子もご紹介いただいております。
ぜひぜひご視聴ください。
※展示内容は生き物の状態によって変更となる場合がございます。
お出かけ情報サイト『いこーよ』に掲載中です。
こどもとの「思い出」をお待ちしております。
https://iko-yo.net/facilities/1142
南紀生物同会 南紀生物より2論文が出版
南紀生物同好会の会誌 南紀生物(Vol. 67, No.1 )より「水槽内におけるモヨウモンガラドオシの卵発生と孵化仔魚の形態」と「和歌山県串本町で撮影された体側に黒色斑をもつヤシャカマス記録」の2論文が出版されました。
① 論文タイトル:水槽内におけるモヨウモンガラドオシの卵発生と孵化仔魚の形態
著者:佐久間夢実(串本海中公園センター)・大西 遼(串本海中公園センター)
論文概要:モヨウモンガラドオシMyrichthys maculosus(Cuvier,1816)は,体の地色が白色や薄い黄色で多数の円形斑があるウミヘビ科魚類です。本種はインド・太平洋に広く分布し,日本国内では静岡県の相模湾以南から琉球列島にかけて記録されています。和歌山県沿岸では水深15-25 mの砂泥底に生息しており、串本周辺海域では最も普通に見られるウミヘビです。一方で,本種の産卵に関する知見は乏しく、これまでフィリピンのマリアナ海域で採集された卵の形態が知られているのみでした。
今回、串本海中公園センターで飼育展示されているモヨウモンガラドオシの水槽内に受精卵が浮遊しているのが確認され、飼育を行ったところ孵化仔魚が得られました。上述のとおり本種の卵は知られていましたが、孵化仔魚の形態は不明であったため、水槽内で観察された卵発生と孵化仔魚の形態について報告しました。
② 論文タイトル:和歌山県串本町で撮影された体側に黒色斑をもつヤシャカマスの記録
著者:大西 遼(串本海中公園センター)・白木孝佳(愛知県名古屋市)・黒田悠真(千葉県農林水産部)
論文概要:カマス科のヤシャカマスSphyraena arabiansis Abdussamad and
Retheesh,2015は、インド洋アラビア海南東部のラクシャディープ諸島、日本、およびニューカレドニア南部のダンビアから記録されており、日本国内では神奈川県から鹿児島県にかけての南日本太平洋沿岸に分布しています。
本種は従来、形態が酷似するオニカマスS. barracuda(Edwards 1771)と混同されていましたが、森下ほか(2020)により上顎後端が眼の前縁直下を越えないこと、側線が第1背鰭より前方で曲がること、鰓蓋後縁の鰓膜下半部が白色を呈すること、体側上部の暗色横帯が側線を越えるが、腹部に達しないこと、体側に黒色斑がないこと、尾鰭後縁中央部に一対の大きな突出部があることにより識別可能であると報告されていました。
今回、和歌山県串本町で1個体のヤシャカマスに同定される水中写真が撮影されましたが、撮影された個体の体側には複数の黒色斑が認められました(既知の報告ではヤシャカマスの体側に黒色斑はないとされている)。これまで体側に黒色斑をもつヤシャカマスは確認されていなかったため、本種の形態的特徴に関する知見の蓄積のため報告しました。
[トピックス水槽] ネコザメの卵(同時展示!)
生き物や環境などを、入れ替わりで展示するトピックス水槽!
『ネコザメの卵』を
『アオリイカの卵』と同時展示中!
※展示内容は生き物の状態によって変更となる場合がございます。
ネコザメの卵はどうしてこんな形なの?
ネコザメは底生性のサメで、岩場や海藻地帯の海の底で暮らしています。
海底から泳いで離れることは少なく、日中は岩陰でじーっと眠っていたり、
夜間にその大きな胸ビレを使って海底を這って移動したりするおとなしいサメです。
そんなネコザメが産んだ卵は、孵化するまでになんと約1年かかります。
その間に潮に流されないよう、岩のくぼみなどに挟まりやすい「ドリルのような形」をしていると考えられています。
卵は一度の産卵で2個産み出され、それぞれの卵の中には1匹ずつ赤ちゃんネコザメが入っています。
展示の卵は当館の水中トンネル水槽で産卵された卵になり、
かわいいネコザメの生態と卵とをじっくりご観察いただけます。
「サメのおえかきコンテスト」応募受付中!
2025年8月31日まで!小学生を対象にサメの絵を募集中!
入賞入選作品を10月からの「サメの特別展」で展示予定です!
↓↓ 詳しくはこちら ↓↓
【サメのおえかきコンテスト】
お出かけ情報サイト『いこーよ』に掲載中です。
こどもとの「思い出」をお待ちしております。
https://iko-yo.net/facilities/1142
[2025年初産卵] ウミガメの産卵シーズン!
▲ 水族館ウミガメプールでの今年初産卵を確認!
当水族館ウミガメプールでは、ウミガメの人工繁殖を行っており、
今年も3月から6月にかけてウミガメの交尾が起こりました。
2025年6月3日深夜には今年初となるアオウミガメの産卵がおこり、
ウミガメプールの産卵シーズンがいよいよ!はじまりました!
今年は、アカウミガメとアオウミガメ合わせて20回ほど産卵する見込みです。
産卵場(砂浜部分)にぜひご注目ください♪
また、今年も!
人工産卵場からライブ配信を予定しております!
配信の際はX(旧ツイッター:KushimotoMP)での告知もございます!
ぜひご注目ください!
▼串本海中公園センター公式 Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/@speciosa1106
『子どもとお出かけ情報「いこーよ」』で当園情報公開中!
「行きたい!」「口コミ」「思い出」ぜひぜひお願い致します!
当園情報ページhttps://iko-yo.net/facilities/1142



