▲ 水槽にタイドプールを再現！小さな魚たちの暮らしをご観察いただけます！

生き物や環境などを入れ替わりで展示するトピックス水槽。
ただいま『春のタイドプールに残された魚たち』を展示中です。
展示期間：3月18日（土）～4月9日（日）

タイドプールとは、岩場の海岸の波打ち際において干潮の際に、
海水が岩場のくぼみに取り残されてできる「潮だまり」のこと指します。

大きな海とは異なり、
小さく浅いタイドプールの内は水温や塩分濃度が激しく変動します。
そのため、海の生き物が暮らすには過酷な環境とされていますが、
実は小魚や幼魚、小エビや小カニなどたくさんの発見があります。

彼らを捕食する生き物がやってくることがなく、
さらには石や岩によってできた隙間が無数にあるので、
過酷な環境ではあっても身を隠すことができる安全な場所なのです。

そんなタイドプールは生命が芽吹く春の季節になると、
成長するまでの間の隠れ家として利用する幼魚たちでにぎわいます。
今回の展示ではその様子をご紹介いたします。

▼展示生物
メジナ、ボラ、タカノハダイ、カエルウオ、ヘビギンポ、アゴハゼ、カゴカキダイ、オヤビッチャ、クマノミ、ノコギリヨウジ、イソクズガニ、ガンガゼ、ヤドカリ類、イソスジエビなど約100点
※生物の状態によっては変更となる場合がございます。

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