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新種発見『トゲツノミナミロウソクエビ』

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▲串本海中公園前に広がる錆浦海岸から新種のエビを発見!!
見つかったのはロウソクエビ科ミナミロウソクエビ属の新種「トゲツノミナミロウソクエビ Nikoides subdistails」で、この度、千葉県立中央博物館の駒井智幸動物学研究科長によって記載された論文が動物分類学分野の国際学術誌「Zootaxa」より2021年10月20日付けで公表されました。

串本海中公園センター水族館では、
論文の公表に合わせて「トゲツノミナミロウソクエビ」の生体展示を行いました。
(2022年8月16日に展示終了)

より詳しくはプレスリリース資料をご覧ください。

新種 トゲツノミナミロウソクエビ
Nikoides subdistalis
生体展示 串本海中公園センター水族館内 Aゾーン
2021年10月29日(金)~2022年8月16日(水)
プレスリリース Nikoides_subdistalis_プレスリリース資料.pdf


▼ PHOTO

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Nikoides_subdistalis_pic_02.jpg Nikoides_subdistalis_pic_03.jpg


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[新種のエビ] キイカギテシャコエビ(展示終了)

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▲2018年の世界初採集に続く、世界で2例目となる個体!

キイカギテシャコエビ(紀伊鈎手蝦蛄蝦・Naushonia kiiensis)。
本種は2018年に串本海中公園前で採集され、千葉県立中央博物館の駒井智幸 動物学研究科長によって今年新種記載されたばかりの非常に珍しいエビで、紀伊半島で最初に発見されたことに因んで「キイガキテシャコエビ」と命名されました。
本種はこれまで新種記載に用いられた1標本しか見つかっていませんでしたが、今回、世界で2例目となる個体を採集することができ、また、2020年10月から2021年4月にかけて当水族館内にて飼育展示を行うことがかないました。

カギテシャコエビ属の一番の特徴は平たい鈎のような鉗脚(ハサミ脚)で、国内からは本種の他に3種類が記録されています。一方、カギテシャコエビの仲間の生態には謎が多く、採集されることすら殆どありません。


▼ PHOTO

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串本町から新種のエビが発見されました

2018年に当館職員が海中公園前で採集したエビを千葉県立中央博物館の駒井智幸 動物学研究科長に精査していただいたところ新種であることが判明しました。

採集されたエビはカギテシャコエビ属Naushoniaの1種で、このたび「キイカギテシャコエビ Naushonia kiiensis」として新種記載された論文が学術誌「Zootaxa」より公表されました。

 

 カギテシャコエビの仲間は平たく鎌のような形をした第一胸脚(ハサミ脚)が特徴で、その多くは沿岸の比較的浅い場所に棲息しています。一方、本属のエビ類は海底に穴を掘って隠れ棲むことから採集されることの稀な非常に珍しいエビ類といえます。

 

本属のエビ類はこれまで世界から15種、国内からは琉球列島から2種、本州沿岸から1種の計3種が記録されていました。キイカギテシャコエビの発見は国内からの4種目の記録であるとともに本州沿岸海域からの2種目の記録となります。

 

【論文情報】

Komai, T. & Hirabayashi, I. 2020. A new species of the laomediid mud shrimp genus Naushonia Kingsley, 1897 (Decapoda: Gebiidea) from Japan. Zootaxa, 4816 (1), 092-100.

 

詳しくはこちらをご覧下さい。

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