海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフが交代でご紹介します。

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第45回 研究船「オルカ6号」


 串本海中公園センターには、海中観光船「ステラマリス」とダイビングボート「ネレイス」以外に、「オルカ6号」という3隻目の船があります。


オルカ6号

この船は水族館での生物収集や研究・調査などに使われる研究船です。長さ7.77m、定員13名と、他の2隻と較べて小さい船で、ダイビングの多客時にネレイスに乗れないお客様を乗せる以外は、ほとんど一般の人が乗る機会はありません。

 水族館の生きものを収集するのに、この船は欠かせません。年に数回行う潜水採集では、飼育スタッフと採集した生きものを運ぶ足となります。また、時々行う船を使った魚釣り採集は、釣り好きスタッフのささやかな楽しみでもあります。


潜水採集

 そして、水族館のスタッフは串本沿岸各地で生物相や環境などの様々な調査をしているので、調査船としての役割もあります。オルカ6号は小型船なので、大きな船では行くことのできない狭いところ、浅いところまで行くことができます。潜水調査では海底にライン(巻き尺)を伸ばして、そのラインに沿って生物の状況を調べます。ラインを沈めたり、回収したりと、小さな船の小回りの良さを活かして、特に調査の時は大活躍です。


海底にラインを引いているところ。船をバックさせながら引いています。


ラインに沿って調査しているところ。水の中でも字が書けるノートに出現生物を記録していきます。

オルカ6号はお客様の目に触れることは少ないものの、裏方として様々な活躍をしているのです。

 ところで、オルカ6号は、白い船体に青いデッキ、赤い船底という3色に、黄色いフェンダーを積んでいます。この色づかいまさにガン○ム!と、こんなことを個人的には思っています。船の操縦は結構難しく、自動車のように簡単ではないので、操船中は緊張の連続です。そんな訳で緊張感を和らげるために、「行っきまーす!」と心の中で叫んでから発進しています。

by こて

第36回 キビナゴの大群が旬です


水族館と併設されている海中展望塔では、串本の海中の様子を簡単に見ることができます。
この展望塔の主役は、関西の釣り人から「グレ」と呼ばれるメジナですが、冬が近づいてくる今の時期はキビナゴに主役の座を譲っています。
キビナゴは10cmくらいになるイワシの仲間で、暖かい海の沿岸域で大きな群れを作って生活しています。

さて、今年のキビナゴは過去に見たことのないくらい多く、展望塔の窓から数万匹(もっと多いかも・・・)と思われる群れを見ることができます。
太陽光で輝くウロコをキラキラと光らせて、大きな群れが水中を泳いでいく様は、巨大なミラーボールを見ているようです。

キビナゴ photo by ui

展望塔に集まっているキビナゴは、多くの肉食魚にねらわれています。
ダツの仲間のオキザヨリ、大型になるアジの仲間のブリカンパチカスミアジ、魚以外ではアオリイカもキビナゴをねらっています。

ヘラヤガラ photo by nomu
ヘラヤガラもねらってる!?もっぱら展望塔の窓に写る自分の姿の方が気になるようですが・・・

このような捕食者が近づいてくると、キビナゴたちの動きが忙しくなります。
食べられないように、群れの形を急激に変化させ、大きな群れが一つの生きもののようにも見えます。

キビナゴ photo by nomu
黒い塊は、形をその都度変えて、巨大な生きもののようにも見える!?

自然を生かした串本海中公園の海中展望塔ならではの、冬限定の自然のショーを是非ご覧下さい。
日本全国に多々ある水族館でもあまり見ることができない、ダイナミックな生存競争が見られるのは今だけです。

by こて

第13回 浮きガメ・ヒメちゃん


 当水族館では、4種類のウミガメ、大小合わせて100匹以上を飼育しています。アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種はウミガメパークで見ることができますが、残りの1種のヒメウミガメはトンネル水槽でしか見られません。

 トンネル水槽のヒメウミガメは昭和62年(1987年)に入館したものですが、そのときから潜ることができない「浮きガメ」でした。その後ずっと水族館の裏側でひっそりと飼育されていたのですが、平成18年末からウミガメの特別展示を行うこととなり、その際にトンネル水槽にデビューしました。狭い水槽での生活が長かったためか、広い水槽でも隅にいることが多く、しかも水面にいるためにお客さんからはなかなか見つけにくい「隠れキャラ」です。

 潜れないために、最初は長い棒の先につけた餌を与えていたのですが、徐々に水槽になれていき、今では餌を与えていると近づいてきて、手から直接餌を食べることもあります。食欲は旺盛で、餌の時にはアジやサバを丸ごと10匹くらいペロリと食べてしまいます。そして、くわえた餌を落としたときなどは、落ちていくエサを捕ろうと一生懸命に潜ろうとする姿も見られます。

 このトレーニングが功を奏したのか、最初はほとんど潜れなかったヒメちゃんが、今では水槽の深さの半分くらい(水槽の深さは約5m)まで潜れるようになりました。といっても、泳ぐのを止めると、風船が舞い上がるように浮いてしまいます。

 それでも、少しずつ潜るのが上手くなってきたので、他のウミガメ仲間と一緒にウミガメプールで泳げる日も近いのではないでしょうか。


ヒメウミガメのヒメちゃん(♂)

by こて
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