水族館の人気者

エラブウミヘビ
Laticauda semifasciata
コブラ科。ウミヘビの仲間では、最も名が知られたウミヘビです。南西諸島に生息しますが、黒潮にのって北上することがあり、串本でもまれに見つかります。エラブウミヘビは海で泳ぐために尾がヒレ状になっていますが、陸上の岩場や洞穴を隠れ家にしていて、頻繁に陸に上がります。沖縄では、このウミヘビを燻製(くんせい)にして、伝統的な沖縄料理の食材として使います。あまり咬まないとされていますが、飼育していて慣れてくると、餌の時に口を開けて何でも咬みつこうとします。咬まれると死ぬこともあるので、注意が必要です。