海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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第353回 さんごガチャふぁいなる

前回の私のブログではさんごガチャ中間報告ということでサンゴの子供達を紹介しました。

 

今回は一部、水槽デビューした子達を紹介します。

 

その後

夏の高水温にも耐え、

すくすくと成長した1歳のサンゴ達、

その一部が9月下旬についに水槽デビューしました。

gachiya3_1.JPG

たくさんある内の3群体だけですが、

正真正銘、2021年8月1日に錆浦で生まれた我が子達です。

 

いや~ここまで長かった。。

 

自然海水を掛け流している当館では稚サンゴを飼育しているシャーレに海藻や石灰藻が生えまくるので、時間を見つけては歯ブラシやピンセットでサンゴの周りの海藻を掃除し、

小さなうちはヨコエビやウミケムシなどに囓られるのでそうした小さな生物もこまめに取り除き、

餌の日にはピンセットの先を使って1群体ずつ魚とエビのミンチを与えたりしながら1年間育ててきました。

gachiya3_2.JPG

そのおかげもあってか、

今ではポリプはむっちむち。

褐虫藻はばっつんばっつんです。

gachiya3_3.JPG

大きさは最大の物で現在3~4cmくらいですが、

gachiya3_4.JPG

水槽内の環境も良く合っているようで、移植してからまた一回り大きくなったような気がします。

 

未だ種類ははっきりしませんが、

このまま大きくなってくれればいずれ分かることでしょう。

 

とりあえず今は、子供達の健康とさらなる成長を祈るばかりです。

 

ちなみにこの子達は水族館Aゾーン、「サンゴ・イソギンチャクの仲間コーナー」のでっかいウミバラのいる水槽に展示しています。水槽正面の目立つ場所に移植されていますので、当館に来る度に大きくなる(であろう)この子達の様子を是非とも見守って頂ければ幸いです。

 

メデタシメデタシ。

 

by. ひらりん

第352回 まるっきりタコじゃん!

今年もこの季節がやってきました。

 

352-1.jpg

タコクラゲの季節です。

 

 

当ブログでも何度も紹介したようなしなかったような。

改めて簡単に説明しますと

熱帯性のクラゲの一種で

紀南域では8月頃から近隣海域で出現しはじめ

長いときは11月頃まで出現していたこともあります。

私のライフワークの一つとして

紀南域でのタコクラゲの季節的消長を毎年観察して

当館でのクラゲ展示に役立てております。

 

そして今年の状況はというと

 

352-2.jpg

352-3.jpg

 

けっこうな当たり年!

場所によっては大雨で流されたのか少ないところもありましたが

夏場に海の荒れる日が少なかったので水温もしっかり上がり

港によっては一面のタコクラゲ。

サイズも立派に大きくなっております。

昨年が非常に微妙だったため

今年はとってもウキウキクラゲウォッチングです。

 

ただそれもおそらくもうすぐ終わり。

タコクラゲの天敵、台風がやってきます。

海が荒れてかき回されると

結構な数が結構な確率で結構なダメージを負ってしまいます。

願わくばまた台風明けに調査しに行くので

何とかこの困難を乗り越えて

クラゲ溢るる海を感じたいです。

 

byハムいち@ストーム○イダーに台風ぶっ壊して欲しい

第351回 海中展望塔のお花畑

今年は暑い夏でした。
陸上も海の中も。
去年が涼しかったから、余計にそう思います。
毎年言っていますが、暑いのが苦手です。

一昨日は、海に潜って海中展望塔の壁に生えている
「トサカ」の調査をしてきました。
「トサカ」って何?って思うかもしれません。
正確に言うと「ウミトサカ」です。
漢字で書くと「海鶏冠」。
トサカは、ニワトリの頭にあるトサカのことです。

海の中にニワトリのトサカ?って思うかもしれません。
さすがに海の中にニワトリはいません。
ウミトサカは、やわらかいサンゴの仲間で、
ソフトコーラルと呼ばれたりもします。
実物はこんなの。
diary351_1.jpg
ニワトリのトサカに似ているからこの名前がつきました。

海中展望塔の壁には、このウミトサカがたくさん生えています。
ウミトサカは色鮮やかな種類が多いので
たくさん生えている場所は、海のお花畑なんて呼ばれたりします。
diary351_2.jpg
海中展望塔に生えるウミトサカ(今年の冬に撮影)

ただ、このウミトサカ、暑さには弱いようで
高水温が続くと、ちぎれてしまったり
死んで溶けてしまったりします。
なので、今年はいまいち元気がない。
diary351_3.jpg
うなだれるオオトゲトサカ(一昨日撮影)

今、台風が接近中ですが、できれば被害がない程度に波が出て、
下層の冷たい海水と上層の温かい海水がかき混ぜられて
水温がいいあんばいになってくれることを願っています。

今年は、テーブルサンゴ(エンタクミドリイシ)も高水温で白化。
diary351_4.jpg

アオブダイは元気そうでした。
diary351_5.jpg
 

by くろすけ♀

第350回 アカウミガメ誕生

8月11日に当館人工産卵場にて今年最初のアカウミガメが誕生しました。

今年は、6月9日から7月24日までの間に12回程のアカウミガメの産卵を確認しています。

そして8月11日に6月9日の産卵巣から65匹が誕生し、翌12日には別の産卵巣から80匹が誕生しています。

アカウミガメ (3).JPG

アカウミガメ (4).JPG

現在餌もよく食べるようになっていますので、早く館内子ガメ水槽でデビューさせようと準備中です。

一応8月20日にデビュー予定です。

アカウミガメ (2).JPG

 

今年はおそらく300~400匹ほどのアカウミガメが誕生する見込みです。

 

by とーる

 

第349回 観光船ステラマリス窓掃除

現在観光船ステラマリスは運航再開に向けて着々と準備中です。

近いうちに再開の報告が出来るかと思いますので、もう少々お待ちください。

 

今日は、準備を進めるステラマリスの窓掃除を手伝ってきました。

ステラマリスは半潜水型観光船なので観覧窓はこんな感じ↓になっています。

P8090802.JPG

窓ガラスの内側は普通に中から掃除できますが、外側の掃除は海に潜らないとできません。

なので海中展望塔と同じように定期的にダイビングで海に潜って掃除をします。

 

今回は前回の掃除から期間が空いてしまったため、汚れが結構酷くなってました。

P8090736.JPG

うーん汚い

向こう側がほとんど見えません。

時間が経てば経つほど汚れは強固になって取りにくくなるので、酷くなる前に定期的に掃除するのが大事ですね。

偉そうに言ってますがこの言葉は思いっきりブーメランで自分に突き刺さってます。(水槽の掃除…部屋の掃除…)

 

さて海中のガラスに付くこの汚れは実際なんなのでしょうか。

近くで見てみるとこんな感じになっています。

P8090778.JPGP8090748.JPGP8090752.JPG

やはり海藻類が一番多いですが、貝・ゴカイ・イソギンチャク・コケムシ・カイメンなど

実に様々な生物が付着していますので、これらをじっくり観察するのも一興かも知れません。

 

で、掃除した結果

これが

P8090735.JPG

こうなりました。

P8090785.JPG

 

中から見ても

P8090794.JPG

P8090799.JPG

ぴかぴかです。

 

もう少しで皆さんにもご覧頂けるようになりますので、

運行再開までもう少々お待ち下さい。

 

by とーる

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