海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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第213回 ウミガメの引っ越し

こんにちは

毎月一回は更新しないといけない気がするのでぎりぎり滑り込みで更新

 

そろそろウミガメの交尾の時期です。

最近アオウミガメの繁殖が芳しくないので、交尾をしやすいようにウミガメプール隣接の

隔離スペースにアオのカップルを移動しました。

柵で仕切られた隣接の隔離スペースなので、柵をよいしょと乗り越えさせるだけの簡単なお仕事・・・

では無かったです。

 

213-1.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先ず大変なのは、カメを柵前まで連れてこないといけないのですが、

当然自分からは来てくれません。

ですので泳ぎ回るカメにしがみついて耐え、隙を見て前肢にロープをかけて地上から

ロープをたぐり寄せて確保します。

因みにカメライドに多少心得がある私からすると、カメにしがみついてスタントマン状態時には

体重移動と姿勢制御でカメの泳ぐ方向をある程度制御し誘導する事が出来ます。

今回のアオウミガメは大きいのでしがみつくので精一杯でしたが。

 

213-2.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、両前肢にロープを通し引っ張りつつカメを板に乗せ板ごと柵の向こうへ「そいやっ!」です。

 

 

 

213-3.JPG

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カメの両前肢にロープを掛けて引っ張るのはちょっと可哀想に見えますが、

タフでパワフルなウミガメにはなんてことありません。

むしろ、こうして動きを制限しないと大暴れで人間の方がやられてしまいます。

今回は海中公園で最大のアオウミガメ(推定180kg)を移動したので流石に骨が折れました。

 

現在、雄がせっせと雌にちょっかいを掛けており交尾に期待が持てそうです。

 

byとーる

第212回 タネはわかるカイ?

気がつけば2016年。

この前、ここに記事を書いたのが2年以上前。

久々の投稿、ハムいちです。

 

この2年間

「さびうらびより」の更新をしない間に

わたくしはすごいことができるようになりました。

 

今回は是非ともここをご覧の皆様に

修行の成果を動画でご覧になっていただきましょう。

 

ただ、CG技術や映像加工の発達した現代社会。

イカサマじゃないかと疑われたら困るので

手作り感溢れるイリュージョン動画になっております。

30代前半のいい年した人間が

閉館後にせっせこせっせこ撮影した動画なので

優しい気持ちで見て下さい。

 

それでは行ってみましょう。

刮目せよっ!

 

 

 

 

 

 

 

すごいね-。

消えたねー。

ビックリしたねー。

 

タネは分かるかい?

そうかい、そうカイ。

 

by ハムいち

第211回 安心して下さい。生きてます!

近頃、いくらでも寝られるクロスケ♀です。
歳と共に、睡眠時間が短くなるってよく言います。
若返ってるんですかね、私!?

最近、私の担当するナマコ水槽に変なナマコが入ったのでちょっと紹介します。

皆さん、水族館に行って、ナマコ水槽があったら、テンションあがりますか?
まあ、あんまりですよね。

でも、お客さんの反応を見ていると、意外に女子に受けている気がしないでもないですよ。
昔、寄生虫博物館が女子の間で人気!っていう話をきいたことがあるんですけど
それと同じ?

さて、当館のナマコ水槽は、串本の浅い海で見られる、普通のナマコたちを展示しています。
基本、地味だし、動かないので、気づかれず、素通りされることも、多々ありますが。

diary211_3.jpg

先月、地元の漁師さんから「変なナマコが掛かったから、欲しければあげる」との電話をいただき

うちのスタッフが取りに行ってきました。

バケツを除くと何とも気持ち悪い(漁師さんごめんなさい!)色のナマコが・・・
まるで、死んで表面の皮が腐ってはがれたような、ナマコが
横たわってました。

「死んでるんじゃ・・・」

おそるおそる触ってみると、しっかりした弾力があり、

生きてました!ゾンビか!

diary211_4.jpg
今回いただいたマナマコ

 

実は、これはマナマコの白化個体。
マナマコは、食用にもされるナマコで、魚屋などで買うとなかなかいい値段がします。
そして、たまにこういう変な色のマナマコがいて、漁師さんから連絡が入ったりします。

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普通のマナマコ

過去には雪のように真っ白なマナマコもありました。

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2006年2月に入った白いマナマコ

今回のは、お世辞にもキレイとは言いがたいのですが
珍しいので展示しました。

diary211_1.jpg

黒や茶色のナマコのひしめく中にあって、目立つのですが
ちょっとキモチワルイです。

そういえば

最近ちょっとマスコミデビューもした本州初記録のトゲオオイカリナマコも
なかなかのキモチワルさです。
diary211_5.jpg
こちらは、なが~い生き物コーナーで展示中。

皆さん、併せてぜひ見に来て下さい!

 

by くろすけ♀

第210回 猫か!

「光を食べる生き物」水槽にはメインのクマノミやイソギンチャク・サンゴ類以外にもいろいろな生物がいます。

その中でも特に目立つこの水槽のアイドル的な存在が・・・

210-1.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このサザナミフグです。

この水槽が出来た時に採集してきた個体で、当時は小指の爪くらいの大きさでしたが、現在は全長20㎝程と立派に成長しました。

 

この種類のフグは穴の中でじーっとしたがることが多く、この子も例に漏れずよく岩やサンゴの隙間に体をすっぽり納めていました。

ところが近年ずいぶん体が大きくなってしまったため、入れる隙間が無くなってしまいました。

そこで、数年前にこんな感じ↓でサザナミフグ用に家を作ってやりました。

210-2.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると気に入ってくれたようですぐにここが定番の位置となり、水槽正面なのでお客さんにも見えやすく作った甲斐がありました。

210-3.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして現在はこんな感じ↓になっています。

210-4.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分かりますか?

こいつはサザナミフグではありません。

はい、乗っ取られました。

つい最近別の水槽から引っ越してきたモヨウフグです。

こいつはサザナミフグ以上に穴の中が好きで、サザナミフグがお出かけしてる隙に乗っ取った上ほとんど動きません。

ここ最近こいつがこの穴から出てるところを見たことがありません。

餌も穴の前に落ちてきたのだけ食べるという超出不精です。

当然サザナミフグは入れなくなってしまい不満気味です。

210-5.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よし、ならばもう一部屋作ってやろう。

しかも2階建てに増築だ。

210-6.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よしよし、これでフグ2匹が上下で穴の中の2ショットが期待できます。

さあ、後はサザナミフグが上の部屋に入るだけです。

そして、結果は!

 

 

 

 

 

 

 

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・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

なぜそうなる!

無理があるだろ!

 

まあ、サザナミフグにしてみれば元々自分の家なので、自分が移るのは納得いかないのでしょうか。

う~ん、モヨウフグはてこでも動かないといった感じだしどうしたものか・・・

 

せっかく新しい専用ベッドを買ってきたのに、見向きもしないで入れ物の段ボールに入る猫の様です。

そのうちもっと大きくなったら自然と上にも入ってくれるかなぁ

ちなみに、サザナミフグは最大全長50㎝、モヨウフグは80㎝とかなり大型になりますのでいつかこの水槽からも卒業しなくてはなりません。

それまでは仲良くやってほしいものです。

 

最後にモヨウフグの腹立つ表情で終わりにしたいと思います。

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それでは

 

by とーる

第209回 ホラガイの食事

先日TV局からホラガイの食事シーンの映像が欲しいとの依頼があり、
 
色々撮影したのでご紹介します。
 
 
 
ホラガイとは日本の巻き貝では最も大きくなる種で、殻の大きさは40cm以上にもなります。
 
一般的には、山伏が「ぷお~」と吹くので有名ですね。
 
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大きな貝殻ですから中身の軟体部も巨大です。
 
要するに巨大なカタツムリなのでちょっと気持ちが悪いかもしれませんが、実は結構かわいい顔をしてるんですよ。
 
顔のアップは↓こんな感じです。
 
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つぶらな瞳とニコッとした口。
 
どうです?かわいく見えてきませんか?
 
 
 
こんなかわいい(?)ホラガイの好物は、なんと猛毒のトゲを持ちサンゴを食い尽くしてしまう凶悪な見た目のオニヒトデです。
 
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ちなみに私は、以前オニヒトデに刺されて冗談抜きで死にかけた事があります。
 
 
 
そしてホラガイの食事シーンはこちら↓です。
 
先ず、ホラガイはオニヒトデを見つけると覆い被さって押さえつけます。
 
そして口から吻を伸ばしオニヒトデの裏側中央にある口を探します。
 
オニヒトデの口から吻を入れ、チュルチュル吸って食べてしまいます。
 
ここまでホラガイは見た目とは裏腹に活発に動きますが、食事体勢に入ってからは長いです。非常に長いです。
 
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オニヒトデを食べきって糞になって出てくるまで3日くらい掛かりました。
 
しかも、時間の都合で後半は2匹目・3匹目を投入してこの時間です。
 
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オニヒトデのトゲは消化できないので糞と一緒に出てきて、最後はトゲだけが残ります。
 
 
 
こんな感じで食べきるまで非常に時間が掛かり、しかも数週間に1匹オニヒトデを食べるだけで十分生きていけるので、
 
残念ながらオニヒトデ駆除にはあまり期待が出来ないマイペースなホラガイさんです。
 
 
 
by とーる
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