海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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第233回 スギノキミドリイシの一斉産卵

6月20日(火)夜9時15分頃、海中公園前グラスボート乗り場において今年初めてとなるサンゴの一斉産卵を観察しました。

今回産卵したのは樹枝状の群体を形成するスギノキミドリイシという種類で産卵は23時頃まで続きました。

このスギノキミドリイシはグラスボート乗り場に約50m四方にわたって大群落を形成しており、20日に産卵が確認されたのは全体の3分の1程度でした。

スギノキ1.jpg

今年で観察を始めて3年目になりますが、サンゴの産卵には様々な要因が複合的に関わっていると考えられており、産卵日を完璧に予測するのは非常に困難です。

ぶっちゃけ、前日サンゴが産んだかどうかは次の日に海から漂う臭いやスリック(サンゴの卵や胚が一部の水面集まったもの)の様子を見れば分かることも多いのですが・・・どの種類が産卵したのかを特定するためにはひたすら潜って確認するしかありません。

そして、今回の初産卵が観察できるまでが結構長かったのです。

実に1ヵ月と8日。

あまりに産まないと次第に心が荒んでいきます。

 

・始めの10日間

 よし!やるぞ!!

 そろそろ産みそうな気がする。

 

・10日から20日

 おかしい。産まん。

 でもいつ産むか分からないから頑張ろう!

 

・20日から30日

 もう産まねぇんじゃないか。

 どうせオレの目は節穴だよ。

 

・31日から38日

 どうせ産まないんでしょ?

 海荒れないかな。

 

・39日目

 やっと産んだ。

 

ということで、頑張って写真を撮りました。

スギノキ2.jpg

海中が一面バンドルに包まれる様子は相変わらず圧巻!

スギノキ3.jpg

とりあえず、今年も無事に産んでくれたようで荒んだ心も癒やされました。

 

因みにその後、6月23日、24日と立て続けに残りの群体も産卵し、グラスボート乗り場でのスギノキミドリイシの産卵は一段落したのではないかと思っています。

今後は7月末にかけて串本を代表するサンゴであるクシハダミドリイシやエンタクミドリイシ等の産卵が予測されますので、引き続き観察を続けていきたいと思います。

 

by ひらりん

 

○おまけ

これだけボヤいといてなんですが、

夜潜るといつもは見かけない生物ともで会えるので、実は結構楽しかったりします。

サンゴが産卵した日ではありませんが、この日は大きなアカウミガメと出会うことができました。

第232回 環水平アーク

先日船を出して潜水調査をしていたら、空に変な虹が出現していました。

232-1のコピー.jpg

やや反った直線の虹です。

これは環水平アークと言うらしいです。

なにやら、雲中の氷晶に太陽光が屈折して起こる現象で、太陽の高度が58°以上の時にだけ現われるそうです。

やや気が滅入る潜水調査の前に良いものが見られました。

そして、これはこの調査に対する吉兆に違いない!なんて思っていたら

232-2.jpg

 

なんとまさしくその通りに

ここ数年で一番のコンディションの良さでスムーズに調査を行う事が出来ました。

この調査は、毎年海が荒れて延期したり海中の調査ポイントを見つけるのにものすごい苦労するのですが、今回は延期する事無く調査ポイントもあっさり見つける事が出来、大満足です。

 

いや~良かった良かった

珍しいものが見られて、調査も予定通り滞りなく終わるとは良い事ずくめです。本当に良かった。

まあ強いて残念な点を挙げるなら、そこそこ良い値段の私物の防水デジカメが水没してお釈迦になった事ぐらいです。

イヤーホントウニヨカッタヨカッタ…

 

by  とーる

第231回 「画家まつお」さんの駅舎アート

3月19日に当水族館のイベントで1日絵画制作①をしていただいた
「画家まつお」さんの駅舎アート②③④⑤⑥が、
水族館から徒歩15分ほどにある紀伊有田駅でご覧になれます。
「画家まつお」さんは2015年から活動中の和歌山市出身の女流画家。
2016年には紀の国トレイナートの一環で紀伊有田駅に壁画を制作しました。
特異な円状模様を自在に駆使した独特な海の世界が表現されています。
また、この5月30日から2週間の予定で再び紀伊有田駅舎内に新たな壁画を制作されます。
見学者歓迎だそうですので、ぜひお立ち寄りください。ただし、不在になる日もあるようです。
 
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by クチヒゲノムラガニ

第230回 クロマグロについて

最近、話題のニュ-スになった「水族館で飼育されているマグロはカメラのフラッシュに驚くか否か」

diary.230-1.JPG

当館はクロマグロを飼育しており、カメラのフラッシュ撮影を禁止にしている水族館の一つであります。

各所、様々な見解で報道されていますが、当館としてはカメラのフラッシュにマグロが驚いて、

驚愕行動を起こし、壁に激突する可能性は非常に低いと考えております。

しかしながら、クロマグロが他の魚に比べて、光や音などの刺激に敏感に反応する魚であることは事実ですので、

その可能性が少しでもある限りはリスク対策としてフラッシュ撮影を禁止にさせていただいております。

ご理解とご協力を心からお願い致します。

そもそもクロマグロは自然界では、複雑な物音も障害物も突発的な光もほとんどない外洋域に生息している魚です。

従って、クロマグロは外洋で生活するために適した身体の構造をしています。

例えば、一般的な魚は耳の中にある耳石という器官により平衡感覚が生じますが、

マグロの耳石は極めて小さいため、音に対する刺激をダイレクトに受けやすいのです。

また、視力も一般的な魚に比べると高く、とりわけ動体視力が高いので、

カメラのフラッシュのような突発的な光は苦手なはずです。

また、明るい表層の生活に有利な色覚を欠いているため、

青緑の波長、つまりカメラのフラッシュなどに対する適正は低いと考えられます。

さらに、マグロは体表に沿って側線と呼ばれる振動を感じ取る感覚器官が発達しており、

微振動にも敏感に反応します。

外洋とは異なる環境下の水族館でマグロを飼育するには、

上記の事を考慮して飼育に取り組まなければなりません。

特に音、光、振動 この三つに気を付けなくてはなりません。

これこそが、水族館でマグロがあまり飼育されていない理由です。

マグロ飼育に理想的だと思われる飼育環境は、

角や障害物のない、大型の円形水槽であること、マグロが泳ぎやすいように一定方向に水流を生み出せること、

光条件が一定であること、防音設備が整っていること、マグロ以外の混泳種が少ないことなどでしょう。

実は当館でマグロを飼育している水槽は、これらの条件を一つも満たしていないトンネル状の大水槽です。

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それでも、マグロは元気に飼育できています。

いったいなぜでしょうか?

これは私的な見解ですが、おそらく「畜養マグロ」だからではないでしょうか。

当館で飼育しているマグロは畜養マグロといって、

幼魚のうちから沿岸域に設置されている狭い水槽や生け簀で育てられているため、

ある程度の複雑な物音や、突発的な光には慣れており、水族館の狭い水槽でもすぐに適用し、

障害物や壁をしっかりと認識して避けることができます。

さらに、冷凍餌や、人口餌、つまり水族館で使用しているものと同じ餌で餌付けてあるので、

水族館に搬入した直後から餌を食べてくれます。

当館のマグロの飼育例はマグロの適用能力の高さを証明していると言えるかもしれません。

当館では、マグロたちの生態を肌で感じてもらおうと

マグロたちが暮らすトンネル水槽の上部バックヤ-ドを無料開放しております。

バックヤ-ドではなんと先着25名様にマグロの餌やり体験を行っております(有料1皿200円)

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是非この機会にマグロに会いに来てみてはいかがですか。

 

by GO

第229回 カスっこ

現在、トピックス水槽にて

カスザメの子供を飼育・展示しています。

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この子供は当館に運ばれてきた大人のカスザメから産まれた子で

全長20㎝ちょっとの子が4匹産まれております。

 

当館では過去にもカスザメの子供の飼育に挑戦しており

(詳しくは当館機関誌「マリンパビリオン」Vol.38 No.3にて)

その際には4週間飼育してます。

今回は、その時の飼育方法を参考に

さらなる長期飼育を目指しているというわけです。

 

ただ、長期飼育を目指す上で大きな問題が餌なのですよ。

餌を食べないことには死んでしまいます。

私自身としてはカスザメの子供の飼育は初めてですし

あーだこーだとしていたのですが

最近になってようやく

棒に刺したキビナゴを食べてくれるようになりました。

 

 

子供もやっぱり餌食うの速いね。

ただ、キビナゴを食べてくれるようになったことによって

安定して餌を食べさせることができます。

これで長期飼育に向かって一歩前進したかなと。

 

このままどんどん食べて

どんどん成長していってもらいたいものです。

 

大きくなれよ~!

ハ○リホー♪

 

by ハムいち

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