海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】STAFF BLOG

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第179回 巣立ち

すだち【酢橘】

ミカン科の常緑低木。ユズに似て果実は小さく、扁球形。果肉は酸味が強く、特有の香気がある。食酢用に徳島県で栽培され、まだ緑色のときに収穫する。《 秋》  

                                                                         yahoo!辞書より

 

 

ウミガメプール脇の壁のところにツバメの巣があります。

今年も2羽のひなを親鳥が一生懸命育ててました。

179-1.jpg

 

 

海の中の生き物たちと比べて鳥類に対する愛が少ない私ですが

「ピヨピヨ言ってるな~。かわえぇなぁ~。」などと思いながら

見守っていたとかいないとか。

 

 

 

 

そんなある朝。

とーる氏が何かをカメラで激写してるではないですか。

何してるのかと思って近づくと

 

 

179-3.jpg

 

羽はもっさもさしてるけど立派に成長したひなが

巣から降りてきてるではないですか。

横のもさもさ感がたまらない。

 

179-2.jpg

 

兄弟で仲良くウミガメプールの縁に止まっております。

上の写真右側の子は体を斜めに傾けてたのでナナメ太郎とします。

それに対して左側の子はずっと飛ぶ練習をしていたので優等生と名付けます。

私はどちらかというとナナメ太郎の方が友達になれそうです。

 

 

 

そんな優等生とナナメ太郎。

いったい巣から降りてきて何をしてるのかと思ったら

飛ぶ練習をしてるらしく

 

 

179-4.jpg

 

ずっと親鳥が近くで見守っていました。

優等生はひたすら辺りを飛び回り、ナナメ太郎は斜めになっていました。

ナナメ太郎かわいい。ナナメ太郎LOVE。

 

その後、ナナメ太郎も練習に加わり飛んでましたが

私はその内、この子らがウミガメプールに落ちて食われるんじゃないかと思い

しばらく見守っていたとかいないとか。

 

 

 

これから長い旅に彼らは出るわけで

まぁそれはそれは容赦なく自然の厳しさって奴が

彼らに襲いかかってくるわけですよ。

他の鳥に襲われてしまったり、病気などで弱っていったり。

彼らが生き残って子孫を残せる確率なんてほんのわずかでしょう。

 

でももし、来年のこの時期この場所で

体を斜めに傾けながら子供達を見守る親鳥を見かけたら

泣いちゃうかもしれないとかしれなくないとか。

 

 

 

 

 

 

あっ、文頭の数行は何の意味もありません。

巣立ち・・・すだち・・・・ねっ・・・・・

 

179-5.jpg

しょうもないこと言ってごめ~んね。

 

 

by ハムいち

第178回 帰ってきた大鍋

一年で一番忙しいゴールデンウィークが終わって何だか気が抜けた、くろすけ♀です。
許されるなら、

diary178_1.jpg
石によりかかってこちらをチラ見するクラカケモンガラ

こんなふうにもたれかかってだらだらと過ごし

diary178_2.jpg
石にあごをのせて休憩中のサザナミフグ

こんなふうに引きこもってテレビでも見ていたい、
そんな気分です。

 

ということで、テンションが上がらないまま、
しかも、ゴールデンが終わってから言うのも何ですが、
特別展が新しいものに変わりました。

現在開催しているのは、

オスマントルコの蘇る軍艦
「エルトゥールル号の記憶」展

約120年前に串本町大島沖で沈んだトルコの軍艦エルトゥールル号の遺品を展示しています。
(エルトゥールル号遭難事件について-Wikipedia
実は、エルトゥールル号の遺品を当館で展示するのは今回で2回目。
2009年から2010年にかけて、当時海から引き上げられたばかりの遺品を展示していたんです。
で、その時のシンボルともいえるのが「蓋付きの大鍋」

diary178_3.jpg
エルトゥールル号の乗組員の賄いを作るために使われていた大鍋

この時は脱塩処理のため真水に浸けられ1年間当館で保管・展示されました。
あの頃、宿直の夜、この鍋のそばを通ると何か変な感じがするとか、
鍋の中から何かが出てきそうだとか、
まあ、スタッフの間では楽しい話題満載でしたが、
あの鍋が3年ぶりにまた、帰ってきました!

diary178_4.jpg

もう水の中には入ってません。
発掘から3年、いろんな展示会で日本中、トルコ中を旅してきた大鍋は、すっかり垢も取れ、
昔のような禍々しさも無くなり、骨董品の風情を漂わせておりました。

diary178_5.jpg

大鍋の他にも、新たに発掘された遺品、それについての詳しい解説もあるので、
皆さんぜひ見に来てください!

ゴールデンウィークは過ぎてしまったけど、12月1日までやってるからまだまだ大丈夫ですよ~!

diary142_4.jpg
トルコの方ですか?と間違えられる副館長もお待ちしております!

 

by くろすけ♀

第177回 ウミガメの交尾期

 

今海中公園のウミガメプールでは、ウミガメの交尾期となっています。
ですので、運が良ければ↓の様な交尾中のウミガメが見られます。
 
177-1.jpg
                   交尾中のアオウミガメ
 
数分で終わることもあれば、ず~っとこの状態の時もあります。
ウミガメは、交尾の時間が長い方が産卵する確率や孵化率が高くなるので、なるべく長時間行います。
しかし、その長さたるやおそらく皆さんの想像以上でしょう。
当館で観察した中での最長時間は、5日間です。
その間、ず~っとこの状態ですから雄は当然餌を食べる事は出来ませんし、
息継ぎも自分のタイミングでは出来ず、雌の息継ぎに合わせてになります。寝るときもこのまま
ウミガメも大変ですね。
 
 
そして産卵は早ければ、あと1ヶ月ほどで始まります。
当館のウミガメは産卵が近づくと頻繁に上陸する様になるので、これからは上陸中のウミガメを見られる可能性が高くなります。
本日も昼間に上陸していました。
産卵場所の下見でもしているんでしょうか。
 
177-2.JPG
                  上陸中のアカウミガメ
 
 
by とーる
 

第176回 ハマダイコンの花

どうもこんにちは。しまっちです。
最近はまっている貝殻拾いもかなりの種類が集まって良いコレクションとなってきました。先日も海が荒れたので休みの日に噂に名高い本州最南端潮岬へと足を運びました。

diary176_1.jpg

メインは貝殻を拾うなんですが、そこにたどり着くまでにそれはありました。
丁度時期でもあったんですが、ハマダイコンの花が見頃だったんです!

diary176_2.jpg

近くに休憩場もあって良い感じです。今度お弁当持ってピクニックに来なければ♪♪



貝の収穫はというとあまり打ち上がってはいなかったのでタカラガイが2つくらいでした。
今、また貝殻を使った、ん~作品というか飾りように制作をしてますので、出来上がりましたらアップしたいと思います。それではまたお会いしましょう~。

 

by しまっち
 

第175回 トンネル水槽バックヤード解放

 

先日だし巻き卵がマイブームになり、

一週間卵を食べすぎたせいか健康診断でコレステロール値が異常に高く、

偏食を控えている今日この頃です。どうもGOです。

 

さて、先日2月1から担当水槽であるトンネル水槽のバックヤード(裏側)が常時開放になりました!

diary175-1.jpg

お客さんに普段行けないトンネル水槽の裏側を見学して頂き、

ちょっぴりお得な気持ちになってもらえたら幸いです。

しかしながらこのバックヤード常時開放には賛否両論ございまして

「普段見えない裏側が見えて感動した」「飼育員の仕事ぶりが拝見できてよかった」

など良い意見の他に

「うるさい」「暗い」「臭い」という意見もございましたので、

今回はどうして当館のトンネル水槽の裏側はうるさくて、暗くて、臭いのかを

少し解説したいと思います。

 

バックヤードはどうして暗いのか?

バックヤードが暗いのは窓を開けるとトンネル水槽の中から見上げたときに逆光になって

水槽の魚が見えなくなってしまうからです。

また、水槽の照明には特殊な青い色のライトを使っているので、

この効果を落とさないようにするためにも、自然光はできる限り抑えているんです。

 

バックヤードはどうしてうるさいのか?

バックヤードには様々な機械があるのでその音は大変大きくなります。

音は水を送るポンプや、海水を温めるボイラーなどから出ますが、

中でも特にうるさいのは空気を送り出すコンプレッサーという機械です。

水深が5mもあるトンネル水槽に空気を送るには大変な力がいるので、

その騒音は相当なものなんです。

diary175-2.JPG diary175-3.JPG diary175-4.JPG

 左、ポンプ 中央、ボイラー、右、コンプレッサー

 

バックヤードはどうして臭いのか?

バックヤードが臭いのは餌の臭いが主な原因です。

当館のトンネル水槽では配合飼料ではなく生餌を餌として使用しています。

トンネル水槽では毎日10~30㎏程度生の魚を捌いていますので魚臭さは否めないです。

また、機械等に使用するオイルなどの臭いも混じってかなり臭いんです。

diary175-5.JPG

   一日の餌の例 右上、アジのぶつ切り

左上、子サバ 右下、オキアミ&アミエビ

 

水槽の裏側に興味のある方いましたら是非バックヤードにお越し下さい。

ちょっと入り口わかりにくいですがお待ちしています。

ちなみに午前9:00~12:00は私トンネル水槽のバックヤードにいて

なんか仕事していますので

お気軽に何でも聞いてくださいね。

 

byGO

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