海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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第333回 思い出しかゆみ

 

お茶はウーロン茶派です。こんにちは、さく太郎です。

 

 

今日は沢山画像を貼ります。覚悟しておいてくださいね。

 

 

何度かこのブログ内で紹介しているかも知れませんが、水族館から少し離れたところにある海中展望塔。

その窓掃除は、飼育員が週に一回掃除をしに行きます。窓があるのは海の中なので、ダイビング器材を背負って潜ります。

今日は私の当番でした。

 

お客様からはあまり見えていないかと思いますが、窓の周りには色々な生き物がくっついています。

sa1.jpg

こう見ると、まるで沈没船のようですね。

いくつかの生き物を紹介します。

 

 

オオトゲトサカ      刺胞動物の仲間です。

sa2.jpg

 

コケイワズタ       藻類です。

sa3.jpg

 

サンゴの間に恐らくサラサゴンベがいます。ピントが合いませんでした・・・

sa4.jpg

 

 

この中に魚がいます。どこでしょうか~

sa9.jpg

 

 

sa10.jpg

正解はこの子でした~

カサゴです。ぱっと見分からなくて、ある程度は近づいても逃げないので、ふとした瞬間に

ビュンッと飛び出て逃げていくので、私はその現象をカサゴ爆弾と呼んでいます。

 

 

イラモ

sa5.jpg

これでもクラゲの仲間、刺胞動物です。なので刺されます。

刺激を与えられたり、強く水流を当てられると、刺胞を放出します。窓の周りにたくさんいるので、私はしょっちゅう刺されます。

刺されても直接手で触れたり、その箇所を強くこすったりしない限り、痒いくらいで済みますが一週間くらい痒いです。

今も手を掻きながらこの記事を書いています。あー思い出すとかゆい・・・

 

sa11.jpg

これは展望塔から少し離れたところにある、魚達の集落です。

青い魚はソラスズメダイといって、展望塔からもよく見えます。掃除をした帰りに水中をお散歩して帰れるので、展望塔掃除は楽しいです。

今日は色々なチョウチョウウオの仲間に出会えたので、その紹介をして終わりにしようと思います。

 

 

アケボノチョウチョウウオ    

sa12.jpg

 

トゲチョウチョウウオ      

sa13.jpg

 

トノサマダイ     

sa16.jpg

 

スミツキトノサマダイ

sa14.jpg

 

ウミズキチョウチョウウオ   海の上にお月様が出ているようですね。わーおロマンチック。

ちょっとレアです!!

sa20.jpg

 

ミスジチョウチョウウオ

sa15.jpg

 

ツノハタタテダイ         ちょいレア!

sa17.jpg

 

アミチョウチョウウオ       ちょいレア!

sa18.jpg

 

と、思わずたくさん紹介してしまいましたが、海にはもっとたくさんの魅力的な生き物がいます。

展望塔からでも見ることができるので、じっくりと海の中を観察してみてはいかがでしょうか?

レアな魚にも出会えるかも知れません。そして飼育員にも・・・

 

・・・あっ、かゆい!(潜ったことを思い出して痒くなった)

 

by さく太郎

第332回 新種はまわる

HP等でもすでにお知らせしていますが

この度、串本海中公園前の錆浦から発見された新種「トゲツノミナミロウソクエビNikoides subdistalis」の記載論文が公表されました!

詳しくは→コチラ

Nikoides4.jpg

とはいえ、

私はそのエビを見つけただけで、

実際に標本を精査して新種記載論文を執筆されたのは千葉県立中央博物館の駒井智幸動物学研究科長ですので、

実質、私はほとんど貢献できていません。。汗

 

いずれは自分でも生物の記載ができるよう、精進せねばと自らの無力を痛感している今日この頃です。。

昨年に続き、こんな私なんぞを共著者に入れて頂いた駒井博士には、この場をお借りして、改めて深く御礼申し上げます。

 

さて、

今回のトゲツノミナミロウソクエビ、はじめて発見したのは2018年でした。

サンゴの産卵観察で毎晩毎晩潜っていたある日のこと

疲労で荒んだ私の心を見透かすようにギラギラとライトを反射するサラサエビ軍団の眼が並ぶ中、いつもと少し違う眼が光ったような気がしたので近づいてみると、そこにいたのがこのエビでした。

Nikoides1.jpg

その時はなんだか見たことないエビだなぁ~

くらいで採集してきましたが、それがまぁなんと未記載種だったとは・・・

 

後に飼育してみて分かったのですが、本種は昼間は砂の中に潜み夜に出歩くため、昼間にはまず出会うことはありません。

典型的な夜型です。

どうりで見たことなかったわけです。

 

明るい場所だとすぐに砂に潜りたがるのですが

潜る際には頭から豪快にズボッズボッと潜っていきます。

蝋燭「ロウソク」の名の通り突起の少ないツルツルとした体表面はこの行動の際に効果的なんだとか。

Nikoides2.jpg

その後、

未記載種だとご教示頂いてからは

追加標本を採集するべく

サンゴの産卵観察の度に探してはいたのですが・・・

 

なんせ

 

真っ暗な海の中で・・・

ちょっと頑張って行かなければならない場所で・・・

たま~~~に見つかるくらいなので・・・

 

標本採集にはじつに苦戦しました。。

いや情けない。。。。

 

結局、今年の7月までかけてようやく5個体を採集し、それを基に新種として記載して頂いたわけです。

 

Nikoides3.jpg

今回の新種の公表により、ロウソクエビ科ミナミロウソクエビ属は全11種、うち国内産は7種となりました。

本種はいまのところ、海中公園前から知られるのみですが、今回の論文の公表により国内における分布もまた徐々に明らかとなってくるのではないかと僭越ながら密かに期待しています!!

 

そんな期待をこめて、

最後に踊るトゲツノミナミロウソクエビの映像をどうぞ。

こいつ、回るぞ!

 

一生懸命探したかいもあっってか、最近運良く3個体を新たに採集することができましたので

現在、水族館にて絶賛生体展示中!!

この機にぜひご覧下さい!!

 

 

メデタシメデタシ。

 

by ひらりん

第331回 今年は少なめ

先日、タコクラゲを採集しに行ってきました。

331-1.jpg

 

今年は9月末までこの水槽で

ブリヒラ(ブリとヒラマサの交雑種)を展示していたため

いつもより若干遅めの10月に入ってからの展示です。

 

今年も春先の緊急事態宣言の影響で

ミズクラゲの採集に行けなかったため

この水槽でのクラゲの展示は一年ぶりになります。

 

だからこの水槽にクラゲを展示していないと

よく聞かれるんですよ。

「串本海中公園にはクラゲはいないんですか?」と。

 

実はいますよ。

周年を通して展示しているクラゲが

いるんですよ。

 

そう、こちらのイラモ。

331-2.jpg

 

はい、これも立派なクラゲの一種です。

海藻かキノコにしか見えないでしょうけど

歴としたクラゲなので

触ると刺されます。

むしろやっかいなぐらい痛くて痒い感じです。

 

そして一般的にクラゲと呼ばれる時代も

ちゃんとあるんですよ。

貴重な画像がこちら。

 

331-3.jpg

イラモのクラゲ体です。

どんな条件で出現するのかよくわかってないので

私自身も飼育していて2回しか見たことがありません。

しかもクラゲ体のイラモは

勢いよく泳ぎ回っていたかと思うと

あっという間に死んでしまいました。

 

滅多に見ることのできないクラゲ体を出すイラモ。

そんなイラモは世間的にクラゲと認知されていないだけでなく

当館の身内の中からも

「イラモ?クラゲ?まぁ・・・うん・・・」

みたいな感じで言われます。

 

私は声を大にして言いたい。

イラモはクラゲです。誰がなんと言おうと。絶対。

 

by ハムいち

第330回 台風16号接近中

毎度の台風ネタ。

ただいま台風16号が接近中ですね。
目の前の海も、一昨日からうねりが大きくなり
海中展望塔の桟橋を波が洗うようになってきました。
どうも、くろすけ♀です。

今回の台風は非常に強いということもあって、
久々に緊張しましたが、進路が東にそれたため
この辺は、そこまで大きな波は立たないと
予想されています。
そうであってほしい。

私は、紀南生まれ、紀南育ちなので
子供の頃から、台風が来ると、
学校も休みになるし、
親も普段は聞かないラジオを出してきて
夜中までラジオをつけて、台風情報を
聞いていたりしていて
その非日常感に、なんだかわくわくしたものでした。

でも、今は、台風対策は手がかかるし
台風後の復旧作業はもっと大変だし、
台風はできるだけ来てほしくない。
ただ、台風が来ないと海水温がおかしなことになるので
海をかき混ぜる程度にしておいてほしいと
思うわけです。

そうそう、こんな大波が立つ中
海の中はどうなっているんだろうって
思ったことはありませんか?
台風の時、海中展望塔に入って
海の中をのぞくと、
激しい濁流と泡でほとんど何も見えません。
洗濯機の中にいるみたい。
あ、洗濯機の中に入ったことがないので
知らんけど。

願わくば、
この台風が大きな被害をどこにももたらしませんように。
diary330_1.jpg
みんなも気をつけて~

 

by くろすけ♀

第329回 久しぶりにアオウミガメ誕生

館内子ガメ水槽では常時ウミガメの子供を飼育展示しています。

毎年8月9月に赤ちゃんが生まれ展示を開始し、1年後次の子たちが産まれると交代します。

ですので、館内子ガメ水槽では1年間子ガメの成長を見ることが出来ます。

そして今年も多数の子ガメが誕生し、既に展示を始めています。

今年のウミガメ繁殖はなかなか好調で、去年初めて生まれた孫世代(F3)アカウミガメは今年も

順調に誕生し、さらに4年ぶりにアオウミガメも誕生しました。

以前紹介しましたが、交尾を1か月以上の記録的長期間した甲斐があったようです。

というわけで、今年は久しぶりにアカウミガメとアオウミガメの両方の赤ちゃんを同時に展示

していますので、来館された際はぜひ両種の違いを見比べてみてください。

 

アカウミガメの赤ちゃん

アカウミガメ1.JPG

アカウミガメ2.JPG

 

アオウミガメの赤ちゃん

アオウミガメ1.JPG

アオウミガメ2.JPG

アカウミガメは全身赤茶色ですが、アオウミガメは背甲側は真っ黒で腹甲側は真っ白と

オセロの様な配色です。

大きさは生まれつきアオウミガメの方がやや大きいです。

これは卵の状態からすでにアオウミガメの方が一回り大きく、

最終的な大きさもアオウミガメの方がやや大きくなります。

 

個人的な感想を言うと、見た目の可愛さはアオウミガメに軍配が上がりそうです。

アカウミガメはやや武骨な顔つきですが、アオウミガメは丸みを帯びた顔で柔らかい印象です。

お客さんからの受けもアオウミガメの赤ちゃん方が良い気がします。

しかしながら、実際飼育をしてみるとアカウミガメの方が好印象です。(個人的には)

なぜかというと、まずアカウミガメは積極的で好奇心旺盛ですがアオウミガメはやや慎重で

臆病なため、餌やりの時にアカウミガメは猪突猛進で突っ込んできて、ツバメの雛の様に

口を大きく開けて餌をせがんできて可愛いのです。

アオウミガメも最初のころはよく寄ってきますが、少し成長すると遠慮がちになってしまいます。

また、アオウミガメは成長してくると噛み合いが酷くなるため、怪我によく悩まされます。

そんなわけで、見た目のアオ、中身のアカというイメージです。

まあ、最終的にはどちらも噛むわ暴れるわの体重100㎏クラスの怪獣になってしまいますが。

何はともあれ、間違いなく今が一番ウミガメのかわいい時期ですのでぜひ見に来てください。

 

by とーる

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