海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】スタッフ:ハムいち一覧

串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。

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第223回 赤鬼
第219回 ○万円のカニ
第215回 わりとミクロの窓際の世界
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第223回 赤鬼

2月も近づいてきましたので

館内トピックス水槽にて節分に絡めて

名前に『オニ』とつく生き物を数種展示しています。

 

223-1.jpg

 

福はいません。オニのみです。

 

その中にはこんな生き物も入っております。

 

 

223-2.jpg

 

なかなか存在感のあるこの方。

アカオニヒトデと申します。

 

このアカオニヒトデ。

その辺でよくいるオニヒトデとは違い

非常に珍しいヒトデです。

 

この個体は昨年の11月に串本町内で採集され

当館に持ち込まれたのですが

新規入館個体では2007年の3月以来なのでおよそ9年半ぶり。

展示としてはおよそ6年ぶりの展示となります。

 

水槽内ではオニヒトデと一緒に展示しているので

盤状の棘の長さの違いが分かりやすくなっております。

この機会に是非とも見て下さい。

 

by ハムいち

第219回 ○万円のカニ

現在、館内トピックス水槽にて

ツノメガニというカニを展示しています。

 

219-2.jpgのサムネール画像

 

名前の由来は見たまんまで

目の上にツノがあるからツノメガニです。

 

このカニはスナガニと呼ばれるカニの仲間で

海水浴なんかで砂浜に行くと

直径4~5㎝ぐらいの穴がポコポコあいてる時ありますよね?

その正体が概ねこのカニの仲間です。

もしくは別の何かです。

 

 

さて、このスナガニの仲間なんですが

英名では「Ghost crab」なんて呼ばれ方をしています。

直訳すると「幽霊ガニ」。

ちなみにユウレイガニという名前のカニもいますけど

それとこれとは全くの別物です。

 

そして今の季節+幽霊といえば・・・

 

 

 

 

そう

 

 

 

 

 

 

 

219-1.jpg

ハロウィン。

 

 

 

というわけでハロウィン期間限定展示として

ツノメガニを展示しています。

ツノメガニは夜行性のカニなので

カニは見えるけどできるだけ暗く・・・という

ギリギリの照明でやっています。

よって、かなりキレイな写真が撮りづらいという

SNS時代の現代にそぐわない展示です。

 

 

 

ちなみにこのカニは逃げ足がとても速く

地面に影だけ残してパッと消えてしまうことから

「Ghost crab」と呼ばれると言います。(諸説あるようですが)

 

 

よって捕まえ方は単純!

暗くなった砂浜を猛ダッシュとなるわけです。

私ともう一名の職員某で夜の砂浜をキャッキャ、キャッキャ言いながら

網を持って走り回る姿はさぞかし奇妙だったことでしょう。

 

でも展示するには十分な数を捕まえると

疲労感と共に不思議と達成感も沸いてきまして

職員某「今回は僕の方がたくさん捕まえましたね。」

私「チッ・・・。次は負けん。」

なんて言いいながら砂浜を帰って行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職員某「スマホを無くしました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、見つかりませんでした。

職員某のスマホを生け贄に採集したカニ。

是非ともご覧下さい。

 

219-3.jpg

 

 

by ハムいち

第215回 わりとミクロの窓際の世界

前回のくろすけ♀さんの記事に乗っかって

ちょっと小さな生き物たちを紹介します。

と言っても水族館の中の話ではなく、展望塔の話。

 

ただいま、展望塔担当見習いとして

毎朝、展望塔に行くんですが

改めて海の中っておもしろいなって思うんですよね。

そんな中でもついつい注目してしまうのが窓際。

 

やっぱ展望塔を降りていくと

遠くのグレの大群や

スズメダイと愉快な仲間達に目が行きがちですが

今回のブログでは

グググッと目をマクロモードにして見る楽しさを

それとなく伝えてみたいと思います。

 

 

 

まずはこちら。

 

 

 

214-1.jpg

藻を食む貝。

いきなり地味ですが

展望塔のガラス窓に付く藻を食べる貝がおもしろいんですよ。

口が宇にょんうにょんしてて。

あー、動いてるのを見てもらいたい。

 

 

 

続きましてこちら。

 

 

 

215-2.jpg

一面のお花畑。

赤い花が咲き乱れてるのがキレイでしょ?

その正体はトゲトサカのポリプ。

215-3.jpg

展示水槽内にもトサカはいますが

展望塔だと窓際に付着しているので

とても観察しやすいです。

 

 

 

 

 

 

お次はこちら。

 

 

 

215-4.jpg

なぜか海の中にキノコ。

いえいえ、キノコじゃありませぬ。

これはタカツキズタという海藻。

高さは5㎜ぐらいしかありませぬ。

たまに生えてるのを見かけます。

 

 

 

最後はこちら。

 

 

 

215-5.jpg

闇に堕ちた天使が海中に撒いた漆黒の羽。

略してクロガヤです。

刺胞動物の仲間なので

触るとかいかいになります。

 

 

 

他にも探せばいろいろな生き物を見つけることができます。

そんな素敵な窓際族を以後、よろしくお願いします。

 

by ハムいち

第212回 タネはわかるカイ?

気がつけば2016年。

この前、ここに記事を書いたのが2年以上前。

久々の投稿、ハムいちです。

 

この2年間

「さびうらびより」の更新をしない間に

わたくしはすごいことができるようになりました。

 

今回は是非ともここをご覧の皆様に

修行の成果を動画でご覧になっていただきましょう。

 

ただ、CG技術や映像加工の発達した現代社会。

イカサマじゃないかと疑われたら困るので

手作り感溢れるイリュージョン動画になっております。

30代前半のいい年した人間が

閉館後にせっせこせっせこ撮影した動画なので

優しい気持ちで見て下さい。

 

それでは行ってみましょう。

刮目せよっ!

 

 

 

 

 

 

 

すごいね-。

消えたねー。

ビックリしたねー。

 

タネは分かるかい?

そうかい、そうカイ。

 

by ハムいち

第192回 サメもいろいろいるけれど・・・

とっくに明けました。おめでとうございました。

年も明けてすでに1月も残り数日。

早いですね。

早すぎる時の流れに乗れていないハムいちですどうも。

 

さて、突然ですが

皆様は子供の頃に友達からなんて呼ばれていましたか?

「○○くん」や「××ちゃん」なんていうスタンダードなものから

「漆黒をまといし片翼の堕天使」なんて呼ばれてた方もいらっしゃると思います。

かく言う私はハム関係のあだ名で呼ばれることが多かったですね。

ハムいち、ハム太郎、日本ハム、ハムの人・・・まぁどうでもいいですね。

 

 

そんなわけで今回紹介するのは「カスザメ」です。

192-1.JPG

 

サメはサメなんですが体型はエイのように平べったく

普段は海底の砂地に潜って身を隠し

餌が近寄って来るのを待つという生活を送っています。

だから水槽内でもほとんど動きません。

朝と夕方では若干位置が変わっているかなって程度です。

 

いやいや、それにしてもカスって・・・

この名前はもうちょっとどうにかならなかったんですかね。

サメの中のみそっかすってことですか?

もし私がカスなんて呼ばれたら

夜、布団に潜って枕を噛みながら号泣すること間違いないでしょう。

 

ただいま、水槽内で展示中なのですが

近くを通って名前を見たお客さんの反応は

「カスって」「変な名前」「かわいそう」なんてのが多いです。

 

なのでここは一つ飼育担当として

カスザメという名前から来る

カスザメのマイナスなイメージを払拭するべく

カスザメは決してカスじゃないということを知っていただきたくて

カスザメが本気と書いてマジになったところを皆様に見ていただきたいと思います。

 

 

 

 

刮目せよ。

なんとカスザメは・・・

 

 

 

めっちゃ餌食うの速い。

 

 

 

捕食シーンは決して倍速にしてなんかおりません。

リアルにこの速さで餌を食べます。

スローにしても餌が一瞬で消えます。

普段はまったく動かなくてもやるときはやるんです。

やればできるんですってばこの子。

こうやって自然界でも餌を食べてタフに生き抜いてるんですよ。

 

カスザメなんて名前がついてますが

それは人間が付けた名前。

こうやって一芸を極めて生き残るなんて

かっこいいじゃないですか。

たくましいじゃないですか。

あえて言おう、カスではないとっ!!

 

↑この一文をどうしても入れたかった。

 

 

 

 

そんなわけで

カスザメの秘技「電光石火の丸呑み」でした~。

また何かあったら紹介しますね~。

 

 

 

<おまけ>

 

 

 

by ハムいち

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