海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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スタッフブログ【さびうらびより】2020年05月一覧

串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。

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第298回 とある飼育員の日課
第297回 せっかくですから
第296回 ムラサキハナギンチャクの話
第295回 水槽の修繕
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第298回 とある飼育員の日課

 

皆さんこんにちは。中途半端に日を浴び、手の甲だけうっすら焼けてコッペパンみたいになっています。

さく太郎です。

 

一部の地域では、コッペパンというとメロンパンを指す言葉だそうですね。

また西日本の一部では、メロンパンの中には白あんが入っていたり・・・

東日本から来た私は、東と西でこんなにも違うのかと、日々色々なことに驚かされる毎日です。

ちなみに私が言うコッペパンは、給食に出てきた方です。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、私の初投稿のブログではオオアカヒトデを載せました。

長い腕をうにょうにょと動かし、不思議な格好になっている姿が面白く、今日はどんな格好をしているのか

チェックするのが日課となってきました。

 

今回は、たまってきたヒトデの写真を、飼育員の中で「勝手に面白ランキング」をつけました!

ユニークな動き方をするヒトデ達をご覧下さい!

 

 

 

 

 

 

 

第4位 「使徒」

298-1.jpg

頭の部分(にあたるところ)が、つるんとしているのがいいですね。後ろにいるハコフグも戸惑っていますね。

某人気アニメに出てくるあのキャラクターのように見えませんか?

 

 

 

 

 

 

 

第3位 2つあります。 ①「まだ行ける・・・!」

298-2.jpg

ほぼ落ちかけているのですが、ここから岩に上ろうと必死にあがいていました。

ちょっと横着なヒトデですね。わかるよ、私も同じ。

 

 

 

 ②「腕組み」

298-3.jpg

なんだ、見せつけか?髪の毛セットしながら余裕の態度で腕組みしちゃって。(ただの被害妄想)

下の方は綺麗な曲がり方をしていますね。なんだかんだいって個人的にお気に入りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

第2位 「滑り込みセーフ」

298-4.jpg

腕がピーーーンと伸びていますね。顔を右に傾けて、伸びた腕を頭に見立てても面白いですが、

良い角度に曲がった膝の部分が、滑り込んできた雰囲気を醸し出しているように見えます。

 

 

 

 

栄えある第1位は~~!!

 

ドコドコドコドコドコドコドコd・・・ジャーン

 

 

 

 

 

「上から目線」

298-5.jpg

これは・・・見つけた瞬間吹き出しました。

「なんだね?私に何か用かね?」 とでもいっているのでしょうか。

それとも、「そこの君。このエアーストーン(酸素を水槽内に送る石)の位置、ここじゃないよね?動かしたまえ」

とでもいっているのでしょうか・・・(震え声)

私の勝手な被害妄想ですけどね!

 

 

こんな感じに、勝手に妄想するのがとても面白いんです。ヒトデ的には大迷惑でしょうね。

今回は動きがわかりやすいヒトデを選びましたが、他の生き物も面白い動き・可愛い行動など・・・

じっと見ていると見つけることの出来る、新たな発見があります。

 

海中公園は休館が続いていましたが、6月1日より開館予定です!

お時間がありましたら、ぜひ水族館へお立ち寄り下さい。

そして、生き物の面白い姿を見つけてみて下さい。

きっとやみつきになることでしょう・・・

 

 

by さく太郎

第297回 せっかくですから

館内の生き物の解説用に撮影した動画って

展示が終わるともうそれっきりパソコン内の肥やしになってます。

そういう動画ってのいくつかありまして

せっかくなので載せてみようかと思いまして。

 

今回は6年前に撮影したミミイカが砂に潜る様子です。

 

 

 

このかわいらしさ。

言葉はいらないと思います。

 

そういえば先日

ブログに動画を載せるためだけに使っていたYouTubeアカウントが2つあったのですが

それぞれ『串本海中公園飼育』、『サブ串本飼育』という名前のチャンネルになりました。

過去にこのブログで載せた動画のほとんどが

この2つのチャンネルで見ることができますので

興味がありましたらぜひ見てみて下さい。

 

 

by ハムいち

第296回 ムラサキハナギンチャクの話

Stay homeをいいことに、外に出て体を動かすことを

サボっていたら、体がなまってきましたよ。

どうも、くろすけ♀です。

 

当館のムラサキハナギンチャクは1984年串本海中公園生まれ。

世界で初めて飼育下での繁殖に成功した、貴重なハナギンチャクです。

diary296-1.jpg

当時、私はもちろんまだ入社していませんが、

三重県の五カ所湾で採集されたムラサキハナギンチャクに

卵を産ませて繁殖させました。

この経緯は、当館が出している機関誌「マリンパビリオン」に

書かれています。

 

ムラサキハナギンチャクを卵から育てるというのはとても手間がかかります。

私もやったことがありますが、わずか0.5mmしかない卵は

ふ化して幼生になっても1ヶ月位はふわふわ漂っているので

水替えも大変なのです。

幼生をスポイトで吸っては、新しい水を張った容器に移し替える。

この作業の繰り返し。幼生が何百もいる時は時間もかかります。

餌はワムシから成長するにつれてアルテミアへと切り替えて行くけど

なかなか思うようには成長してくれません。

 

それでも1ヶ月育てることができれば、着底といって、

自分で粘液を出して容器の底にくっつくようになるので

そうなれば、水も流水に切り替えられるので、

世話も格段に楽になります。

 

ある程度大きくなったら、餌は解凍したアミエビや魚のミンチなど

何でも食べるし、水温変化にも割と強いし、どちらかといえば丈夫な生き物です。

diary296-2.jpg

ムラサキハナギンチャクは自然ではどんなところに

住んでいるかというと、波の静かな内湾の砂地や泥地に多いです。

私がまだ新人だった頃、今飼育しているムラサキハナギンチャクの

親の故郷に潜ったことがあります。

養殖生け簀がならぶ湾の中、水中の視界は3mほど

海底には腐泥がたまって、体が海底につけば泥が巻き上がるような状態。

そんな中でも、ムラサキハナギンチャクがぽつぽつと

生息していて、こんな悪条件でも生きていけるのかと

驚いたのを覚えています。

 

こんなに丈夫だから、長生きもするのかもしれませんね。

今年で36歳のムラサキハナギンチャクたち。

でも、世界には50年以上飼育した例もあるそうだから

まだまだ元気でがんばってほしいです。

最後にムラサキハナギンチャクが餌を食べる様子をご覧ください。

 

水族館が始まったら(6月1日からの予定)、また見に来てくださいね~

by くろすけ♀

第295回 水槽の修繕

現在、当館は臨時休館中ですが、

飼育員はというとほぼいつも通りの仕事に加え、各々担当施設周りで普段はできない作業も行っています。

 

私の担当では最近壁のクラックから水漏れしていた大きな水槽があったので、その水槽のシリコンを打ち直してみました。

 

まずこちらが水漏れ前の水槽の様子です。

修1.JPG

ここから水を抜き、生き物と砂利を全て取り出すわけですが、頻繁に水を抜くような水槽ではないため、大変苦労しました。

 

あーだこーだ言いながら全部取り出した様子がこちら。

修2.JPG

修3.JPG

水槽の底には多孔管が張り巡らされています。

修4.JPG

このあと、数日真水を溜めて塩抜きし、完全に水を抜いた状態でさらに数日乾燥させます。

そこからガラス周辺の古いシリコンを綺麗に取り除き、新しいシリコンで埋めるための溝を掃除した後、さらに数日乾燥させます。

 

こうして準備が整ったらいよいよ新しいシリコンを打っていきます。

修5.JPG

が、

修6.JPG

これがまた難しくあーでもないこーでもないといいながらやっっていきます。

修7.JPG

結果

修8.JPG

不格好ながらなんとか打ち終わりました。

修9.JPG

その後、数日シリコンを硬化させ、

再び2日ほど真水を溜めて水漏れが無いかチェックして、

最後に砂利を戻していきます。

修10.JPG

これがまた重労働で、その後しばらくは筋肉痛を引きずります。

修11.JPG

 

そうしてなんとか出来上がったのがこちら。

修12.JPG

チェックの際には漏れていなかったのですが、

じつは水漏れの原因はシリコンだけではなかったようで、その後再び若干の水漏れが再発しています。。

ただ、漏れる量は圧倒的に減ったように思うので、こちらに関しても機会を見て対策を講じようと思っています。

 

もうしばらく、休館は続きますが、あそこもここも、あれもこれも、と、まだまだまだまだやることは尽きません。

 

 

by ひらりん

第294回 さらばクマノミ水槽

私が担当する水槽の一つに「光を食べる生き物」水槽(通称クマノミ水槽)があります。

いや、ありました。

過去形です。

 

この水槽は、名前の通り光を食べる(光合成する)サンゴやイソギンチャクを主役に、

イソギンチャクと共生するクマノミや様々な魚を展示する水量約10トンの水槽です。

(正確に言えばサンゴやイソギンチャク自身が光合成するわけじゃないですが…)

P4080208.JPG

             通称 クマノミ水槽          

 

ここは元々2つの水槽に分かれていましたが、漏水工事をする際に1つに繋げ、

新たなテーマの水槽へとリニューアルし現在のクマノミ水槽となったのです。

そして、そのリニューアルからずーっと私が担当していました。

水槽のデザイン、制作、生物採集と全部携わって12年ほどとなりました。

 

P4080195.JPG

           サンゴやイソギンチャクとクマノミ

 

P4090255.JPG

             勝手に生える海藻や石灰藻

 

P4080205.JPG

        小さい時から飼育しているモヨウフグとサザナミフグ

 

P4080188.JPG

         悪いモヨウフグが千切って増やしたソフトコーラル

 

しかしながら、近年再び水が漏れ始め、これはもう限界と判断し水を抜くことにしました。

出来れば、応急処置をしつつ工事が可能になるまで時間稼ぎをして凌ぎたかったのですが、

漏水が悪化するペースが早く、工事のめどdollarが立たないため諦めました。

 

P4080230.JPG

              クマノミ水槽の裏側

P5170284.JPG

            クマノミ水槽裏側 水抜き後

 

水槽にいた生物は、ほとんどが他の水槽に貰われていきましたが、

モヨウフグとサザナミフグは現在行き場がなくバックヤードの水槽で飼育中です。

フグ類は色んなものを齧ってしまうので悩ましいのです。

とは言え、状態は良く見栄えもいいのでどこかで展示できるように検討中です。

 

当館としては結構大きめの水槽だったので、潰してしまったのは非常に残念です。

いつかまたこの水槽が復活できる日が来るといいなぁ

 

by とーる

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