海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

中国語 English 年中無休!営業時間 9:00-16:30

スタッフブログ【さびうらびより】2012年12月一覧

串本の様子や様々な串本の生き物たちを、
スタッフが交代でご紹介します。

最新記事
第169回 海底のオーパーツ発見!?
第168回 冬にもサンゴの白化
第167回 採集事情 その3
第166回 海中公園の珍百景
第165回 じんぐるじんぐる
カテゴリ
Go (17)
くろすけ♀ (36)
くろちゃん (3)
こて (18)
しまっち (25)
そらすずめ (9)
とーる (41)
ひらりん (1)
ひろぽん (6)
ひーちゃん (12)
ゆーみん (18)
クチヒゲノムラガニ (2)
ハムいち (33)
ブログ更新 (222)
マンジュウイシ (1)
海人 (6)
月別アーカイブ
2017年4月 (2)
2017年3月 (2)
2017年2月 (2)
2017年1月 (2)
2016年12月 (2)
2016年10月 (1)
2016年8月 (2)
2016年7月 (1)
2016年5月 (1)
2016年4月 (1)
2016年3月 (1)
2016年2月 (1)
2016年1月 (1)
2015年12月 (1)
2015年6月 (1)
2015年5月 (1)
2015年4月 (1)
2015年3月 (1)
2015年1月 (1)
2014年12月 (2)
2014年10月 (1)
2014年9月 (1)
2014年8月 (1)
2014年6月 (1)
2014年5月 (1)
2014年4月 (1)
2014年3月 (1)
2014年2月 (2)
2014年1月 (1)
2013年12月 (2)
2013年10月 (2)
2013年9月 (1)
2013年8月 (1)
2013年7月 (3)
2013年6月 (2)
2013年5月 (3)
2013年4月 (2)
2013年3月 (1)
2013年2月 (2)
2013年1月 (3)
2012年12月 (5)
2012年11月 (2)
2012年10月 (3)
2012年9月 (4)
2012年8月 (3)
2012年7月 (4)
2012年6月 (4)
2012年5月 (2)
2012年4月 (2)
2012年3月 (2)
2012年2月 (3)
2012年1月 (3)
2011年12月 (5)
2011年11月 (4)
2011年10月 (3)
2011年9月 (3)
2011年8月 (2)
2011年7月 (3)
2011年6月 (5)
2011年5月 (5)
2011年4月 (4)
2011年3月 (3)
2011年2月 (5)
2011年1月 (4)
2010年12月 (5)
2010年11月 (4)
2010年10月 (4)
2010年9月 (2)
2010年8月 (3)
2010年7月 (6)
2010年6月 (4)
2010年5月 (5)
2010年4月 (4)
2010年3月 (3)
2010年2月 (3)
2010年1月 (4)
2009年12月 (4)
2009年11月 (6)
2009年10月 (4)
2009年9月 (8)
2009年8月 (5)
2009年7月 (7)
2009年6月 (5)

第169回 海底のオーパーツ発見!?

オーパーツとは、それらが発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる物品を指します。語源は英語の「OOPARTS」、「out-of-place artifacts」つまり「場違いな工芸品」という意味です。実は私はこのオーパーツが大大大好きでです。書店の書棚の前を通りかかってオーパーツの文字が見えれば思わず買ってしまうほどで、そのお陰で書棚にはオーパーツの本がどっさり並んでいます。ただよくよく本のページをめくってみれば紹介されているオーパーツはどの本も似たり寄ったり。つまりこれは出版社に完全に騙されていると言っては失礼ですが、オーパーツオタクを完全に見破られて手玉にとられているのです。どもわかっちゃいるけどやめられないってフレーズが昔ありましたが、まさにわかっているけど買ってしまう、これはもう病気です。

オーパーツの代表と言えばインカ帝国の遺跡から発見されたロケットをかたどったとされる棺の飾り絵であったり、同じくジェット機の形に見える金の工芸品、ナスカの地上絵など南米のものが有名で、南米大陸はオーパーツの大産地なのです。
ヨーロッパも負けていません。地中海の海底から発見されたアンティキティラ島の機械。これは紀元前に地中海に沈んだ難破船から発見されたものですが、当時の機械技術としてはとんでもない精巧なものです。また海に関するものではピリレイスの地図が有名。これは南極大陸が発見される前につくられた地図ですが、地図に南極大陸の海岸が描かれているとオーパーツ信奉者は主張しています。また日本では宇宙人をかたどったと言われる遮光器土偶や那国島の海底遺跡オーパーツが有名です。

そんな中、この和歌山の海で新しい海のオーパーツが発見されました。発見者はなんとこの私!。場所は南紀某所の海底で近くに道路がなく人が容易に近づけるところではありません。3年前の秋に初めて海底作業の最中に目にしたのですが、その時はカメラを持ち合わせていなくて記録できず、昨年は海が荒れて発見できず、今回三度目の正直でやっとたどり着きました。

diary169_1.jpg

diary169_2.jpg

diary169_3.jpg

さて、このオーパーツ(!?)。皆さんは一体何に見えますか。
写真からわかるようにかなり大きなもので、ちなみに直径は3m位。水深10数mの砂底に半ば埋もれる様に幾つか沈んでいます。丸い車輪の様な縁には歯車の様なギザギザがあり、これがなかなかオーパーツとしては「いい味」を出しています。歯車っていかにも文明の象徴みたいなパーツで、実はオーパーツって歯車型をしたものが多いんです。

近くの海を子供の時から知り尽くしているという渡船業者の船長さんに聞いても初めて聞く話だという事で、誰も知っている人がいません。昔近くに大きな船が沈んだのでその船のエンジンの部品ではという話もありましたが、材質が金属ではない様なのでこれは却下。
他に考えられるのは人工魚礁。魚礁には実に様々な形のものがあるので、これは有力。ただ円形でしかも縁にギザギザなんて作るのも難しければ、一体どんな目的でこんな複雑な形にしたのかこれまた不明。
でも人工漁礁は昔から随分と仕事上でも目にしましたが、複雑怪奇な形のものが多いのも事実。これはどう考えても実際の海でなく机の上だけで考えた結果だろうというけったいなシロモノがゴロゴロあります。特に公共事業華やかな頃のものを見ていると、実用よりもお金を使うのが目的ではというものが実にたくさんあります。
そんなこんなで、この不思議な物体が古代の歴史遺産であって欲しいと願う一方で、もしかしたら「公共事業バブルの落とし子?」というつまらないオチになる可能性もあります。
でも謎は謎のままの方がオタクにとっては楽しいかも!?

by そらすずめ

第168回 冬にもサンゴの白化

 最近、急に冷えてきて暖房なしには過ごせなくなってきました。海の中は20℃くらいあるのですが長時間潜っているとドライスーツを着ていても体が冷えてくるようになりました。
 そんなある日(12月13日)、水族館前の海に潜っていくと、一部のクシハダミドリイシ(テーブルサンゴ)が弱々しい色になっていたのです。

diary168_1.jpg
写真1.右半分が白くなったクシハダミドリイシ

 このサンゴが生えていたのは深さが1mくらいのとても浅いところで、その周りでも少しのサンゴが薄く変色しています。サンゴの色が白くなる「白化現象」は、夏の暑さによるストレスで起こることがよく知られています。こんな冬に…、と思うところですが、サンゴは冬の寒さにも弱いのです。
 調べてみると前日は大潮で、夜中の干潮時にはよく潮が引いていました。この薄くなったサンゴの辺りは、海面からサンゴが出てしまうくらいに干上がっていたと思われます。夜の気温は5℃くらいに冷え込んでいたので、このときに海面近くの水温が急激に下がり、水の冷たさでサンゴが弱ってしまったのでしょう。
 そんな弱ったサンゴを見た1週間後(12月20日)に同じ場所に潜ってみると、サンゴが部分的に死んで、薄っすらと海藻が生えて緑色になっていました。

diary168_2.jpg
写真2.部分的に死んだクシハダミドリイシ

 「大変なことが起こっている」と思う人もいるかも知れませんが、実はこういうことって冬の大潮の日にときどき起こるのことなのです。また、死んだサンゴの量は水族館前に生えているクシハダミドリイシの中で、浅いところに生えているほんのごく一部(多分0.001%とか)だと思います。毎年のようにやってくる寒さを乗り越えることで、多くのサンゴはたくましく育っていくのでしょう。最近は「温暖化」の話題が多く聞かれるようになっていますが、海の中でも冬の夜はやっぱり寒いんです。

by こて
 

第167回 採集事情 その3

 

当館は串本の海に住んでいる生き物のみを展示し、串本の海を紹介している水族館です。

当館では展示生物のほとんどを自家採集もしくは漁師さんから頂いたりしています。

漁師さんとの繋がりを大切にしている地域密着型の水族館なんです。

最近、自分の担当水槽であるトンネル水槽を変えるべく魚を1000匹程入れることになりました。

毎日約20キロほど離れた漁港に漁師さんの定置網に入った魚をもらいに行く日々をおくっています。

串本には漁港がたくさんあり、どこも海中公園からは軽トラックで搬入できる距離にあります。

diary167-1.JPG

軽トラックに搬入道具を積んでいざ漁港へ。

diary167-2.JPG

漁港到着。搬入水槽に海水を汲んでいざ船へ。

diary167-3.JPG

速やかに船から移し、薬浴とエアレーションを施し、いざ海中公園へ。

diary167-4.JPG

トンネル水槽裏に軽トラックを付け、ホイストで搬入します。

diary167-5.JPG

速やかに運び入れ約4時間薬浴します。

diary167-6.JPG

薬浴が終わり、水槽に投入されたタカベ、マルアジ。

ちなみに今日までに700匹くらい搬入しました。

あと300匹頑張ります。

皆さんトンネル水槽見に来てくださいね。

byGo

第166回 海中公園の珍百景

ども今年インフルエンザの予防接種に行ってから、あんなにこじらせていた風邪を一度もひいていない「しまっち」でございます。今年も早いもので残すとこ後数十日・・・。

来年の目標を考えつつ、年賀状作りも同時進行。そんなある日水族館の中で面白い光景が目の前に広がっていたのでお見せしますね(笑)

我ら海中公園が誇る大水槽での珍百景「行列のできる大水槽」

diary166.jpg

ずらりと意味深に並ぶ魚達。何をこんなに並んでいるのか・・・ここから美味しいエサが吹き出してくるわけでもないのに・・・。

実はここには水槽を温めるために、温かい海水が送り込まれてくるのです。水槽の寒さに耐えられない寒がり達の集う憩いの場というわけだったんですね。たき火をたくと人が集まってくるように魚達もみんなで寒い冬を乗り切ろうと頑張っているんですね。

水族館には、その他生き物が見せる珍しい光景はまだまだあると思いますので見つけたらまたご紹介しますね~。水槽内に関しては他の飼育員の方々もお持ちだと思いますので、皆さんも珍百景ございましたら、さびうらびよりにUPしてくださいまし(笑)。
 

by しまっち

第165回 じんぐるじんぐる

気がつけばもう12月。

2012年も残りあとわずかです。

そんな12月のイベントといえばやはりクリスマス。

 

反骨心の固まりだった若かりし頃は

「クリスマス?欧米かっ!!」と浮かれる世間に毒を吐いて生きてきました。

 

そんな私ももうすでに30歳。

金平糖のように尖ってた心も

しばらく口の中でなめ続けた金平糖のように丸くなり

今は「年末ジャンボで三億円当たったら何に使おうかな・・・」と夢想する毎日。

父さん、母さん、僕は立派な大人になりました。

 

とりあえず三億円当たったら

我が愛車アルトのローンを払ってから家を建てようと思います。

あとみんなで焼き肉を食べに行きたいです。

 

 

 

 

 

そんな12月の深夜に

 

 

165-1.jpg

 

こんな格好で失礼します。

 

 

一歩間違えなくとも不審者的な感じで何事かというと

期間限定クリスマス水槽に入れる生き物の採集に行くのです。

狙うは赤白の小さなエビ。

クリスマスカラーをその身に宿した素敵なエビの名前は

『アカモンサラサエビ』と言います。

 

 

「なぜ、わざわざこの時期の深夜に行くの?」

そう思う方も多いでしょう。

 

理由は以下の通り。

・このエビは夜行性である → 夜の方が見つけやすい&採りやすい

・冬は夜によく潮が引く   → この時期だけエビのいるとこまで近づける

・満月の夜は血が騒ぐ   → 勢いって大切

 

そんなこんなで行ってきました。

まぁ採集と言っても特別なことはしていません。

 

 

165-2.jpg

 

 

探す→濡れる→採る

以上です。

海に浸かってて寒そうに思う方もいるかもしれませんが

この時期は気温より水温の方が高いので

足を水につけてもさほど辛くはありません。

辛くないってだけで冷たいですけどね。

 

 

 

途中おもしろハプニングもありましたが、身内ネタなので割愛。

採れたエビがこちらです。

 

165-4.jpg

 

大きなものでも体長4cmほどのかわいらしいエビ。

お尻のとこの赤い紋がハートマークっぽくなってる子もたまにいます。

一晩で10匹ほど採集することができました。

 

彼らは現在展示中のクリスマス水槽内にて展示中。

見事に隠れていると思いますが

よく探して見つけ出してください。

 

 

最後に。

 

 

ハム「クリスマス展示はグレ(メジナ)をいっぱい入れて“グレスマス”ってどうですか?」

 

館長他に却下された。

つまらないとわかっていても思いついたら言う勇気!

私はチャレンジ精神を持ち続けて仕事をしています。

 

 

byハムいち

このページのTOPへ