海と水族館を丸ごと楽しめる複合施設串本海中公園

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水族館 館長からのご案内


全景.jpg  串本海中公園センターは、地先の前に広がる吉野熊野国立公園ならびにラムサール条約に指定された、「サンゴの海」を観覧するために設けられました。そのため、水族館はメインではなく、海中展望塔や海中観光船でサンゴの海を楽しむ前の、予備体験・予備学習の場として位置し、展示生物も当地で見られるものだけに限定されています。「当地限定」とは言っても、串本の海は黒潮の影響を強く受けて温暖な環境が形成され、本州で最も種多様性の高い生物相を誇ります。


umibara.jpg  水族館では自然に近い環境で生物が飼育されているため、皆とても長生きし、水槽内で50年近く生存して日本の飼育記録を更新し続けているサンゴもあれば、推定年齢30才を超えるエビもいます。また、水槽内では年老いて目が不自由になった魚が散見されますが、これは水槽内で寿命を終えてもらうためにあえて取り出さないようにしているからです。さらに、ほとんどの水槽に黄黒の虎縞模様をした魚が入っていますが、これは水槽内で繁殖する強力な有害生物を除去するために、薬を使わずにこの魚に食べさせて防除しているためです。このように、よその海の生物資源に影響を与えない、日本一生物の消費が少ない、生物がとても長生きする、そんな自然にやさしい水族館が串本海中公園です。



Director.jpg  さて、館長である私にはクチヒゲノムラガニというニックネームがあります。今から30年も前に当館で実習された学生さんに名付けていただいたものですが、命名と同時に「性格:毒がある」という評価までいただきました。そんな私が1日数回、写真のような格好で館内をぶらぶら歩いています。時間がある時に限りますので不定期ですし、毎日必ずというわけでははありません。もし、館内で私を見つけたら、幸運と思い気軽にお声がけください。もちろん、年輪を重ね、今では毒もすっかり抜けています。

 最後にクイズを2つ。上に書いた虎縞模様をした魚の正体を水族館で見つけてみましょう。また、強力な有毒生物とはいったい何でしょう。答えはインフォメーションコーナーに掲示してあります。
それでは皆様、ご来園を心からお待ちしております。
 串本海中公園センター 水族館館長 野村恵一


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